特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

月別アーカイブ 12月 2012

著者:赤川 なおみ

気づいたときから始めよう!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

2012年ももう数時間。
みなさん、大掃除や新年の準備はすみましたか?

私は「ここだけはやる!」と決めたところだけ・・・
えぇ、全体的には「どこやったん?」という感じです。

でも、決めたところはやりました!
だからこれで年越しです!

2012年はいつもにまして出会いの多い一年でした。
そして波乱万丈でもありました。

その中で出会った
エンディングノート

何を書くのか、何から書き始めるのか
どのように整理するのか
色々あります。

でもまずは「書き始める」ことが大切。
気づいたときからはじめる。
これにつきます。

このブログを通して気づいてくださった方
知ってくださった方
気になった方

ぜひ2013年から一緒に始めましょう!

それでは皆さま良いお年をお迎えくださいませ!

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著者:赤川 なおみ

結構もめるんです!  延命措置をするかしないか

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

延命治療について、本人の意思がはっきりしている場合はその意思を尊重するべきなのですが、本人の意思がわからないとき、家族や親族で問題が多いものです。

今回の友人のケースを紹介させていただきます。
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介護や看病、延命措置について
→家族と親族の意見が食い違って混乱するといったことが頻繁にあります。

わかりやすい例を出すと、
「延命するかしないか」について。

ずっと看病してきた旦那さんに病院でもしものときが起こった時に、主治医から最初に聞かれるのもこの質問です。

事故で運ばれてきた場合は家族の意思を聞くまでもなく措置をします。救急医療では、まずは命を救うことが最優先。

しかし、なおらない病気(末期ガン)の場合には、家族の意思を聞いてから延命するかしないか決めているとの説明を受けました。

父はがんで手術もしましたが再発。
余命を宣告されました。

私と母親の意見としては、
「延命しない」
ということで一致。

親族の意見もとりあえず聞いておいたほうがよいということで、父の兄弟の長男の方に、「延命はしない」ということを伝えました。

自分のケースの場合は、親族も承諾してもらったので混乱はなかったのですが、
隣の患者さんのところは、叔父や叔母が反対しているので家族さんも困ってらっしゃいました。

ずっと看病して病状なども知っている家族、たまにしか来ない叔父や叔母の意見。
延命をするということは、看病する人の負担は重くなるということ。

そして、色々な医療機器に繋がれながら生きていくことが本人にとって、本当に幸せなことなのかどうか・・・

しかし「延命しない」
このことを宣言した時から、もしものときは最期に立ち会えないかもしれないという事も覚悟しなくてはいけません。

ここはしっかりと一番そばにいる家族の意見、意思を尊重してあげるように親族の方もしてあげて欲しいと思います。

そして、できることなら「自分の最期は自分の意思で」ということ。もしものときに備えて自分は延命治療を希望するのか、しないのか。

この意思表示をはっきり伝えておくことこそ、残される家族、大切な家族に辛い思いをさせない方法なのだと思いました。

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最期に立ち会えるかどうか、これは残された人にとって大きなことです。
最期に立ち会うように行動できるのも家族だけなのも事実。

家族でしっかりと話し合い、基本的には家族の意見を優先する。

できることなら、本人の意思がわかって、そして家族で話し合って最善の結論を出せるようにしたいものですね。

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著者:赤川 なおみ

「突然やってくる日」に備えることもできますよ!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

我が家は年子を含む4人の子どもを授かったわけですが、まぁ一番下の子が小学校に入学するまでは、子育てに奔走する感じでしたねぇ。

やっと手のかかる子育て時期も落ち着いて、仕事にも本腰を入れよう!
そんな矢先に義父が目の手術で入院。少しだけ認知症が始まっていたので付き添うことに。

大変なのは夜中のトイレ。とにかく何度も行くわけです。しかも間に合わない・・・
ベッドから降りて走り出すたびに追いかけて、掃除して、着替えて、洗って。。。

このような経験は多くの方がされているでしょう。そして、誰もが通る道。
それでも「今なの?今のタイミング?」って思うんですよね。

冷静に考えれば、いつなら大丈夫なんていうことはいし、そんな予定通りに進むことでもない。「突然やってくる」わけですよ。

「子育てが終わったな~と思ったら介護なんだよね~」と近所のおばちゃんに言われた言葉。今は同じことを若いお母さんたちに言っている私。

しかし、何度かそのような経験をしていると、ある程度の予測がついてきます。そして、そのような状況になった場合にどんな順序で進めると自分が楽かということも。

「突然来る日」のために、自分なりの計画、自分を殺さず、楽に付き合って行くことのできる環境づくり、今からしていきませんか?

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著者:赤川 なおみ

「今日は何をしたの?」

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

同居の義母は、まだ認知症はないのですが、デイサービスに通っています。
きっかけは義父が亡くなって半年くらい経ったころだったかな?

看病からも開放され、四十九日も終わり、お墓のことも決まり・・・
気が抜けたのでしょうね。

気がつけばうつ気味になっていて・・・
そこでデイサービスの利用を始めたのです。

今は週に2~3回のデイサービスで気持ちを落とさないようにしているのです。

我が家は子どもも多いのですが、子どもが大きくなると家にいる時間も少ないでしょ。
なので祖母は一人になりがちなんですよね。

先日もデイサービスに行った日の夜「今日は何をしたの?」って聞くと、色々と話を始めてくれました。

きっと気軽に「何したの?」って聞くだけでいいんでしょうね。
何か話をしなくちゃ!って思うのではなく、気軽に声をかける。
何気ない話をする。

何気なく見守ったり、声をかけたり、あまり気負わないで接するのが長続きの秘訣かもしれませんね!

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著者:赤川 なおみ

「まだ大丈夫」っていつまで大丈夫?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

現在1人暮らしの高齢者の方は、日本全体で300万人くらいおられるようです。核家族化が進み、その後子どもが巣立つと夫婦だけ。そして1人暮らしへ。

昔のように「長男は親と同居するのがあたりまえ」の時代とは違い、親のほうも「気ままに暮らしたいから同居はしたくない」という感じですよね。

確かに日本人の平均寿命は女性85・90歳、男性79・44歳となり、町で見かける高齢者と言われる方々も元気!時には「私のほうが年寄りかも・・・」って思いますよ。

そうは言っても「何かあった時の不安」はみなさん抱えているようです。確かに「転倒」や「やけど」など予期せぬ出来事もありますからね。

しかし!子どもが「そろそろ心配だから一緒に住もう」と言っても「いいよ、住みなれた土地を離れるのは嫌だし」「まだ大丈夫だから」と断られることも多いでしょ?

そうなると「まだ大丈夫」って「いつまで大丈夫なの?」って話です。
だって明日「お母さんが倒れました!」って連絡があるかもしれない・・・

連絡があればまだ幸せかもしれません。

しばらく気づかずに・・・ということもあります。

でも、すぐに同居することもできないし、かといって一人にもできない。
しかしこのよな突然このような状況になり、最終的には仕事をやめて介護をするケースも多いのです。

親と離れて暮らすということは、いつかそういう日が来ると思って生活しないといけないということかもしれません。

「突然」では困るけど、ある程度予測をして予定をたてておけば、自分の生活や仕事を犠牲にしないで介護ができるかもしれません。

「まだ元気だから大丈夫」

と思っている間に、これからの10年、20年を考えてみてはいかがでしょう?

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著者:赤川 なおみ

選ぶ基準は何??? 会館で行う場合

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

お葬式は自宅で行うのか?会館で行うのか?をまずは決める必要がありますよね。
どちらにもメリットデメリットがあります。

最近では会館を借りて行う方が多くなりました。

会館の場合のメリットは
・自宅の片付けなどの必要がない
・部屋の広さを選ぶことができるので人数を気にしなくて良い
・食事の心配をしなくても良い
・葬儀のプロ(会館の職員)が進めてくれる

などでしょうか。
とにかく何もわからなくても、ことは進んでいくというのが会館でのお葬式です。

突然のことで何がなんだかわからない時も、初めてのことでどうしたらよいのかわからない時も、お葬式のプロが丁寧に対応し、進めてくれますから安心かもしれません。

会社関係や親戚からの花輪などの申し出、弔電の受け取り、火葬場への連絡から喪主としてしなくてはいけないことも説明してくれます。

ただし、故人の意思を尊重したお葬式をできるかどうか?
これはまた別問題です。
いくらお葬式のプロでも故人の意思まではわからない。

やはり会館を使う場合でも、自分なりの意思をしっかりと伝えておくことで、最期まで自分らしくいられるのではないかな?と思います。


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著者:赤川 なおみ

選ぶ基準は何??? 自宅で行う場合

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

お葬式をする時、まずは決めなくてはいけないのが「自宅でする」のか「会館でする」のかということですよね。

昔は自宅ですることがほとんどで、社葬や特別に何かあるという場合意外は自宅でしていましたが、最近では私の住んでいる田舎でも会館で行います。

自宅でのお葬式が少なくなった拝見には
・住宅事情(広さの問題)
・片づけが大変
・自宅にいろいろな人が出入りするのはちょっと…

確かに、弔問客へのお茶やお菓子の手配、お寺さんの接待、お手伝いの近隣の方への気遣い、食べ物の準備などとにかく大変です。

今でも私の住んでいるとことでは「組内」といって向こう三軒両隣」的な付き合い、つながりがあって、近所の方が亡くなるとまずは集まって当家との段取りの相談があります。

自宅で行う場合は、すぐに片付けやその他の準備を手伝い、料理の手配などをして、弔問客にお茶やお菓子を出して・・・

書き出すだけでも、かなり疲れてしまいませんか?
昔しのように近所づきあいが普段からあるのなら「お互い様」なのですが、今の時代では気を使うほうが先にたちますね。

なので、田舎でも会館をかりて、近所の方にご迷惑にならないように・・・というのが一般的。

しかし「最期くらい住みなれた家から旅立ちたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
その場合はぜひ「自宅で葬儀をしてほしい」と家族に伝えてあげてください。

しかし、自宅でのお葬式は先にも書いたようになかなか大変です。
なので、どうしても「自宅で」という場合は、その段取りも自分で少し考えてみませんか?

大切な家族はあなたを失っただけでも悲しく、つらいのに、その中で大変な思いをしてお葬式を行う。

最期の別れを惜しむどころか、あわただしくてゆっくりとお別れもできない。
こんなことにならないためにも、少し考えてみてはどうでしょう?

そんな時、エンディングノートが役立つと思いますよ!

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著者:赤川 なおみ

もうそろそろ? 葬儀場はいつ決める?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

人が亡くなるとお葬式をしますよね。
その葬儀場っていつ決めますか?

会館などの会員になっていたり、自宅で行うことが決まっていたり、生前に本人が決めているという場合以外は「どこでするの?」「どうやって探すの?」って結構わからないことだらけ。

私も義父がいよいよ・・・となった時(医師からそろそろ覚悟してくださいという感じだったような…)、「葬儀場はいつ決めるんだろう?」と気になりました。

特に嫁の立場ですからね。まだ亡くなってもいないのに「葬儀場はどうしましょう?」って、いくら私でも言い出しにくい。

かといって「まぁその時決めればいいわ」っていうのもねぇ・・・きっとバタバタするだろうし、選ぶ暇もないだろうし・・・

で、そろそろ?という時に近所の葬儀場2~3件に電話して尋ねてみました。金額とかも気になったし。

会館の方では慣れているので、何を聞いても答えてくれます。びっくりしたのは「会員様以外は+10万円になります」と言われたところがあったこと。即こちらからお断り。

最終的には対応の良かったところにお願いすることにして、いろいろと手順を聞いておくことに。「まずはお電話をください」とのことで後は大丈夫とのこと。


確かに決めておくと、亡くなってからの流れがスムーズで、余計なストレスを抱えることはありませんでした。

ただ、それが本人の希望するものだったのか?と聞かれると???です。
もちろん、精一杯のことはさせてもらったと思う。でも、本人はどうしたかったんだろう???

これが突然事故や病気で亡くなった場合には「いつ決める?」という時間もなく「とにかく決めていく」になるでしょう。そうなると、家族や身内の心労は計り知れません。

できれば葬儀のことは自分である程度の希望を伝えるとか、書いておくとかすると家族は安心できると思っているのです。

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著者:赤川 なおみ

人類最後の日?

こんにちは。
エンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターの赤川なおみです。

あと数分で「マヤ暦終了」「人類滅亡」ってテレビでも紹介しています。

あと数分・・・

その時あなたは何をしますか?
私は何をするだろう??

まぁこのマヤ暦については、信じるも信じないも本人次第なのですが、マヤ暦を信じなくても人には「終わり」があるんですよね。

生まれる=終わりも来る

これは誰でも平等。
だから少しでも「自分らしく」生きたい。

さぁ「人類最後の日」ではないけれど、限りある自分の人生を充実したものにするためにもエンディングノートを書いてみませんか?

書き出すと、不思議と自分らしく生きることがどう言う事か?が見えてきますよ。

自分らしいエンディングノートの書き方は
7日間無料メールセミナー「自分らしいエンディングノートを書くための7つの秘訣」

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著者:赤川 なおみ

まずは自分で確認し、書き出すことから!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

年齢を重ねてくると、自分に関係するいろいろなことが気になってきませんか?
「自分らしく生きたい」と思っても、自分のことだけ考えて生きていくわけにはいかないとか。

ほとんどの場合が自分ひとりで生きているわけではないので、家族や親戚など様々なことが関係してきて「自分らしく生きる」ためにはどうしたらいいのか?と悩むこともありますよね。

私の場合は、一緒に生活する家族、実家の両親、施設にいる祖母・・・

その他にも両親が住んでいる家、県外にある実家のお墓・・・

う~~~ん考えると頭がぐるぐるしちゃいそうです。でも、いずれは避けて通れない。

結婚した当時から、家族や親族に何かあった時にまず動くのは自分だという気持ちがあって、仕事をするにもできるだけ自分の都合を優先できる仕事にしています。

子ども4人で同居となれば、自分の都合より家族の都合になってしまうのは仕方のないこと。そうやって頑張っているお母さんは沢山いますよね。

でも!そんな状況だから「自分は殺して家族のために」って頑張りすぎたら息切れしちゃう。そして、お世話される側もしんどいかもしれません。

だから「できる範囲で自分の好きなことをする!」というのを第一にしています。同居してたって出かけるし、遊びにもいくし、ご飯を手抜きすることだってある。

子育てはある程度見通しがつく(とはいえ、最近では自立の年齢がまちまちですねぇ・・)わけですが、介護は「いつまで」という期限があってないようなもの。

「◎年後にはこうなっている」とはっきり言えないのも介護を伴う生活。
それでも、ある程度の予測や起こりうる事態はわかるものです。

だからこそ「自分らしく生きる」ため、また「自分らしく生きたい!」と思えばこそ、エンディングノートを書いて、起こりうることを整理したり、自分がやりたいことをはっきりさせてはどうでしょう?

「いつかやりたい」は「いつまでたってもできない」になりがち。

口に出したり、書き出して人に伝えた時から、実現に向かって動き始めるもの。まずは自分で確認し、書き出してみましょう!

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