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エンディングノート普及協会

大好きだった薄焼きたまごのおにぎり

著者:赤川 なおみ

大好きだった薄焼きたまごのおにぎり

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人の赤川です。

突然ですが、みなさん自分の生きてきたここれまでのこと、経験したことや思い出などをお子さんや身内に伝えていますか?

もしかして「著名人や学者でもあるまいし、自分の人生を聞きたい人なんていないだろう」なんて思っていませんか?

子育てをしている最中は「子どもが何も話してくれない」なんて悩む人が多いのですが、ある年齢を越えると、子どもの方が「自分を生んでくれた人の人生を知りたい」と思うようになります。

考えてみれば、このブログを読んでくださっているみなさんは、確実に母親から生まれてきたわけですよね。そうすると「自分」というものを考えるときに、その自分を世に出してくれた人のことが知りたくなる。

自分のルーツですものね。

しかし、慌しい日常を送る中で自分のこれまでの人生について、改めて話をするというのは、現実問題なかなかできないもの。そんなときにはエンディングノートを活用してみてはいかがでしょう?

実は両親や身内が若くして先立たれた場合、残された家族の方からの声で最も多いのは「もっと色々と聞いておきたかった」というもの。話すことができなくなって、慌ててその方の生きた奇跡を遺品から探すということも多いのです。

かしこまった文章や、年表のように正確である必要はないのです。まずはメモ書き。自分のこれまでで一番印象に残った事柄から書いてみる。

もしかすると、子どもの頃に食べたお弁当のことかもしれないし、初めてのお給料で買った洋服のことかもしれない。夜店で食べたわたがしのことかもしれませんね。

私は、食が細かった(今とは大違い 笑)私のために、遠足などのお弁当はいつも母が手をかけてお弁当を作ってくれました。そのお弁当にいつも1個入っている薄焼き卵でまいた俵のおにぎり!これが忘れられないんですよね。

とにかく、どんなことでもよいのです。自分の印象に残ったことを少し書き出してみる。そうすると、その時のことが色々思い出され、書く手が止まらなくなるかもしれませんよ!

大切な人のために。ご一緒にエンディングノートを活用していきましょう!


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