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孤独死とひとり死は違います  ポジティブ終活で安心のひとり死を

著者:赤川 なおみ

孤独死とひとり死は違います  ポジティブ終活で安心のひとり死を

こんにちは。
エンディングノートナビゲーター、作成アドバイザーの赤川なおみです。

11月18日のNHK「あさイチ」でとりあげられた「女性のポジティブひとり死」

最近「孤独死」はよく取り上げられています。
実際に死後しばらくして発見されるというケースは多く、たとえ家族がいたとしても起こります。

そんな「孤独死」「ひとり死」は何が違うのでしょう?

「孤独死」と「ひとり死」の違い。
それは準備をしたかしないか?ということ。

「ひとり死」を安心して向かえるために、様々な準備をしている人が多くなってきました。

孤独死もひとり死も「一人で死ぬ」ことに変わりはないのですが、決定的な違いは「発見されるまでの時間」です。

孤独死の場合、日々誰とも関ることがない。家族がいても、毎日顔をあわせる距離や関係ではないなど。

息を引き取ったことを誰かが知るまでに、タイミングよく家族やヘルパーさん、ご近所の方が訪ねてくださればすぐに発見されますが、そのようなことがなかった場合には、発見が遅れます。

実際に、私の祖母も夜中に転倒して大やけどをしました。

その際、たまたま次の日がヘルパーさんの訪問日だったので九死に一生を得たのですが、そうでなければ数日後の発見となったかもしれません。

これに対して「ひとり死」では、連絡が途絶えたらすぐに発見してもらえるように友人などに頼んでおく。

テレビで紹介された方も、すぐに知人に連絡が入り、その後生前に頼んでいた知人が自宅を訪ねてパソコン周辺の整理をしたのが1時間後。

その後、頼まれていた整理をし、最期に着る洋服を決め・・・

こうして自分の死後をきっちりと準備し、いつくるかわからない最期に備えるのです。

このことは、仲の良い家族がいたとしても、仕事の関係で離れて一人暮らしをしている人ならみんなに関係していますよね。

記憶に新しい女優 大原麗子さんの孤独死。
華やかだった大原さんの最期はあまりに寂しいものでしたね。

最期が寂しいものになるか、人に囲まれて送られるのか。
これは準備をしたかどうかも大きく関係するのです。

今注目される「ポジティブ終活」。
40代の私たちも、始めましょう!

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