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エンディングノート普及協会

一人っ子なのに父親から「相続は放棄して」と言われる? 《一人っ子の相続》

著者:赤川 なおみ

一人っ子なのに父親から「相続は放棄して」と言われる? 《一人っ子の相続》

本家の長男の一人娘&本家の長男に嫁いだエンディングノートナビゲーター・エンディングノートの書き方講師の赤川 なおみです。

一人っ子の家族で私のように結婚した娘を持つ両親のうち、父親が先に亡くなった場合。

父親のエンディングノートには「相続は放棄してお母さんに全て譲ってほしい」と書かれていた。

え?なぜ?

理由は「母親が生活していくお金を確保するため」というのはよくあるケース。

しかし!何の相談もなく「相続は放棄して」とエンディングノートに書かれていたからそうしてくれと言われても・・・

相続放棄って「元からこの人は家族ではなかった」という見方をするということですよ。

単に相続分のお金や不動産を受け取らないということではない。

子どもとして心情的にどうなんだ?そうなりますよね?

この「一人っ子の相続放棄」には、色々な面からそのようにするということがあるのですが、まずは一言「最期は◎◎に全て相続されるんだ。お母さんも老後の生活に不安があるだろうから、一旦相続を放棄してくれないかな」と話しておきませんか?

一人っ子の場合は、相続で揉めるということはほとんどないはず。

このようなことだって「話せばわかる」ことなのです。

エンディングノートを書いたら、そのことについて話す。

やはりこれが大切。

まずは書く。そして、話す。

エンディングノートの書き方については
お気軽にエンディングノート普及協会へ。

※相続放棄以外のやりかたもあります。

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