特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

月別アーカイブ 7月 2014

著者:赤川 なおみ

エンディングノートはわがままノートではない

エンディングノートが本屋さんにも並ぶようになり、手に取る人や書いてみる人も少しずつ増えました。

あちらこちらの終活フェアでは、エンディングノートがブレゼントされることも珍しくありません。

そんな中「あんなもんは自分の都合ばっかり書いてワガママ書くノートだろう」と言われることがあります。

言われるのは高齢の男性に多いかな?

というのも、家長制度がしっかりしていた時代の男性、特に長男さんは「死んだら後継がするんだから、死んだ後のことまであーだこーだ言う必要はない」と育ってこられたから。

確かに、エンディングノートが話題になりはじめ「ノートに書いている本人の意思を無視もできないけれど、突然聞かされてもどうしたものか…」と残されたノートを前に悩むという問題もでてきています。

こうなると「かえって何にも知らない方がいいんだ」という意見も出てくる。

しかし、エンディングノートの本来の意味をもう一度考えてみましょう。
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突然動けなくなったり、亡くなったりした場合、残された家族が大変だということで、大切な人を困らせないためにとまとめていくものです。

そこには、事務的なこと以外に自分の気持ちや大切な人への感謝を綴ることもあります。

それが終活情報が溢れ、過激になった結果大切な人を思いやるよりも「ああしたい」「こうしてほしい」が先行し、ワガママノートか!と言われる結果になる場合もあるんですね。

本来の意味をもう一度考え、世界に一冊の思いやりのこもったノートにしませんか?

自分らしいエンディングノートを書いてみたい!という方は、7日間の無料メールセミナーを読んでみてくださいね。

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著者:赤川 なおみ

親の入院・介護の費用は誰が払う?

広島・福山・関西を中心にエンディングノートの書き方や終活情報のお話しをさせていただいております、エンディングノートナビゲーターで講師の赤川 なおみです。


エンディングノートが気になる方の中には「親に書いて欲しい」という方も多いようです。

ノートを買って渡した方もおられるでしょう。

しかし、そのノートを書いてくれたかどうか?はなかなか確かめられなかったり「まだ書いてない」と言われてそのままだったり。

気になる原因は相続のことだったり、本人の意思の確認だったり、色々かもしれませんね。

色々ある中で私が「急いだ方がいいよー」と思うのは、親の保険の確認です。

もちろん預貯金もですが、それこそ「貯金はいくらあるの?」とは聞きにくいですよね。

しかし、実際に入院や介護施設を利用した場合にかかる入院費や施設の費用。
これは誰が払うのか?という問題。
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「もちろん親でしょ!」と言いたいけれど、長引いたり高額だったり、もしも足らないとしたら?

今の保険はその辺りをカバーするものが多いのですが、昔入ったままの保険ではカバーしきれないケースも多いのです。

「じゃ、どうするの?」と思った方は、明日火曜日の12時発行のメールマガジンを読んでみてくださいね。

登録がまだの方は、ぜひこちらから!

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著者:赤川 なおみ

エンディングノートは気になっている所から書く

広島・福山・関西を中心にエンディングノートの書き方や終活情報のお話しをさせていただいております、エンディングノートナビゲーターで講師の赤川 なおみです。
やはりお問い合わせで多いのは「エンディングノートを書こうと思うけど書けない」という内容です。
本屋さんでもエンディングノートが沢山売られるようになり、メディアでも取り上げられるので、気になりますね。
以前のブログで
について書かせていただいたことがあります。
本屋さんで買われるノートに記入する場合「さて書きましょう」と思っても、調べないと書けないページが多いもの。
その調べて書く部分で止まってしまうんですね。
なので書く前の準備をするのも良いかもしれません。
それから、ノートを最初のページから書くのではなく、今気になっていることや書きやすいなと思うページから書いてみる。
まずは開いて「うーん書けない」となると、そこから進まないので、自分にとって書きやすいページから書きましょう。
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自分らしいエンディングノートを書いてみたい!という方は、7日間の無料メールセミナーを読んでみてくださいね。

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著者:赤川 なおみ

病院からの呼び出しには誰がどう対応する?

広島・福山・関西を中心にエンディングノートの書き方や終活情報のお話しをさせていただいております、エンディングノートナビゲーターで講師の赤川 なおみです。

計画的に入院の場合は別ですが、突然入院となった場合は家族はあれこれ大変です。

ちょっとおかしいので病院へ…と、夜中の救急外来を訪ねたら、そのまま入院になった私。
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これまで義父や義母が入院する際には、私が全て対応していたので、入院するとなにがあるのかわからなかった夫は、普通に仕事へ。(死ぬほどのことで入院してなかったのもあると思いますが)
私にしても入院した時には、痛みははあるものの意識はわりとはっきりしていましたから「まぁ病院から指示があればでいいや」くらいに考えていました。
が…
朝になるなり「家族はいつ来られますか?」と何度も聞かれる。
しばらくはその意味がわからなかったので「まぁ昼過ぎには娘がくるんじゃないかと…」と曖昧な返事。
するとまた別の看護師さんが「いつこられらます?」と聞く。
そう言えば、入院した本人が判断能力があったとしても、入院手続きは原則本人だけではできないんですよね。
身元引受人が必要なんですね。
そして身の回りの物の準備、これからの治療計画…全て家族や身元引受人に説明しないといけないわけです。
「不自由だけど、まぁみんなも忙しいからとりあえず寝てればいいか」なんていうのは病院には通じず、とにかく来い!(言い方が悪いですが)というのが病院の言い分。
確かに、入院してもトラブルになる方がいないわけではなく、大勢の方の命を預かる病院では、まぁ後で…という訳にはいかないんですね。
それでも、突然呼び出される方としては、仕事や身の回りの段取りもあるし、大変です。
このような時も「まずは誰が対応できるか?」「まず必要なものは何か?」などを普段から話題にしておくといいですね。
災害の備えと同じ!
もしもの時の備えは、普段の生活の中で話題にする!
少し心がけてみませんか?
もしも身元引受人や頼れる人がいないとお困りの場合は、お気軽にご相談を

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著者:赤川 なおみ

介護離職と自分らしくいきること

広島・福山・関西を中心にエンディングノートの書き方や終活情報のお話しをさせていただいております、エンディングノートナビゲーターで講師の赤川 なおみです。


エンディングノート普及協会では、30代、40代の若い人たちに「最期まで自分らしく生きる」ために、エンディングノートを書くことや終活を勧めています。

その理由の一つに「介護離職」をしないで欲しいというのがあります。
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家族や身内の介護のために、働き盛りの人が仕事を辞めざるをえない、辞めて介護に専念する。

この選択自体が良い、悪いではありません。ただし介護離職には様々な問題があります。

自分の夢に向かって進む中で向き合わなくてはいけない介護。

その介護との向き合い方によっては、自分の夢を諦めたり、自分らしく生きることを諦めたりすることにもなりかねません。
できるだけ介護離職を避けてほしい!

本日7月8日火曜日12時発行のメルマガでは、介護離職についてお伝えしています。

登録がまだの方は、ぜひこちらから!

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