特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

病院からの呼び出しには誰がどう対応する?

著者:赤川 なおみ

病院からの呼び出しには誰がどう対応する?

広島・福山・関西を中心にエンディングノートの書き方や終活情報のお話しをさせていただいております、エンディングノートナビゲーターで講師の赤川 なおみです。

計画的に入院の場合は別ですが、突然入院となった場合は家族はあれこれ大変です。

ちょっとおかしいので病院へ…と、夜中の救急外来を訪ねたら、そのまま入院になった私。
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これまで義父や義母が入院する際には、私が全て対応していたので、入院するとなにがあるのかわからなかった夫は、普通に仕事へ。(死ぬほどのことで入院してなかったのもあると思いますが)
私にしても入院した時には、痛みははあるものの意識はわりとはっきりしていましたから「まぁ病院から指示があればでいいや」くらいに考えていました。
が…
朝になるなり「家族はいつ来られますか?」と何度も聞かれる。
しばらくはその意味がわからなかったので「まぁ昼過ぎには娘がくるんじゃないかと…」と曖昧な返事。
するとまた別の看護師さんが「いつこられらます?」と聞く。
そう言えば、入院した本人が判断能力があったとしても、入院手続きは原則本人だけではできないんですよね。
身元引受人が必要なんですね。
そして身の回りの物の準備、これからの治療計画…全て家族や身元引受人に説明しないといけないわけです。
「不自由だけど、まぁみんなも忙しいからとりあえず寝てればいいか」なんていうのは病院には通じず、とにかく来い!(言い方が悪いですが)というのが病院の言い分。
確かに、入院してもトラブルになる方がいないわけではなく、大勢の方の命を預かる病院では、まぁ後で…という訳にはいかないんですね。
それでも、突然呼び出される方としては、仕事や身の回りの段取りもあるし、大変です。
このような時も「まずは誰が対応できるか?」「まず必要なものは何か?」などを普段から話題にしておくといいですね。
災害の備えと同じ!
もしもの時の備えは、普段の生活の中で話題にする!
少し心がけてみませんか?
もしも身元引受人や頼れる人がいないとお困りの場合は、お気軽にご相談を

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