特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

月別アーカイブ 9月 2016

著者:赤川 なおみ

終活の本音を地元の終活講座でお話ししました

終活関連の協会を立ち上げ、あちらこちらで終活講師としてお話をさせていただきますが、なかなか地元では難しいもの。

 

これは親子ではなかなか切り出せないのと同じで、私もご近所さんばかりの地元では「諸先輩がたを前に、偉そうに話せるわけがない・・」と、これまで避けていました。

 

が・・・来ました。

地元公民館からの「ぜひ講座で終活のお話をお願いします!』

 

あぁ。。。来てしまった・・・と思いましたが「そこは嫌です」と言えるはずもなく、お受けすることになりました。

 

私が住む地域は、家からでかけるには車がないと交通手段がなく、少し離れた場所では「買い物難民」になりそうな地域。

 

町内会活動では、50歳やそこらじゃ「若いもんが!」とお叱りをうけることもしばしば。

 

そして、お葬式もご近所がお手伝いする地域ですから、講座にご参加くださるみなさんとも「どこかでお会いしている」感じです。

そのように「近い関係」の地元で何をどのようにお伝えしようか?と、少し悩んでおりましたが、当日はやってきました。

 

会場に入り、紹介され・・・いつもとは違った緊張感がありましたが、話し始めれば・・・ですね!

 

地元だろうと、他の会場だろうと終活の悩みは同じですね。

 

まだまだご近所付き合いがあって、葬儀にはお手伝いも必要な地域。

 

しかし、最近では「家族葬」が少しずつ行われているのです。

 

でも、こういう地域の家族葬は「家族葬という名の一般葬」という状態で、いつも気になっていました。

 

そこで、思い切って「家族葬のメリット・デメリット」を伝え「家族葬だから安い、簡単とは限らないですよ」と、いつものようにお話ししました。

 

結果、終了後には「なかなか言いにくいことを、専門家の立場からお話しいただき、大変勉強になりました」と感想をいただき、私の方が恐縮してしまいました。

 

講座でお話しする時には「こうしたら?」「あぁしたら?」という方法を押し付けるのはいけませんね。

 

終活はこうすればできますよ!なんてお伝えしても、その時には「そうか!」と思えても、自分に合ったやり方でなければ、結局始めることはできません。

 

まずは現状を確認していただき、その中で「何が必要だろうか?」「自分に必要なことがあるだろうか?」と、ご自身で考えていただくこと。

 

最近では遠方からのご依頼も多いのですが、やはり地域の皆様にもご恩返しも含めてできることをさせていただこうと思います。

 

終活講座のご依頼やエンディングノートについては

—–

著者:赤川 なおみ

岡山県社協さん発行のわたしの生き方ノート

今日の書き方講座は、岡山県赤磐市の公民館でした。

 
元気もりもり講座の一コマで、現代の終活事情と「わたしの生き方ノート」の書き方について、お話しさせていただきました。
 
岡山の県社協さんでは、エンディングノートの役割をする「わたしの生き方のノート」を発行されているとのことで、今回はそちらのノートに記入するワーク付きの講座。
 
駅を降りると「我が家のある地域と似ている、、、」という印象。
{6B30F002-E640-4A58-B43B-3652C4E30AE9}

学生さんが乗り降りする時間以外は、シーンとした感じ。

 
高齢化が進み、土地も家もお墓もあるけど、後継者の問題や「売れない家と空き家問題」で頭を抱える、まさに現代の地方部そのものです。
 
このような地域では、
・広い家に沢山の物があって片付かない
・代々のお墓はあるけど、子どもはよそにお墓を買ってしまった
・交通の便が悪く、高齢になっても車がなければ外出できない
など、様々な課題があります。
 
あれこれ考え始めると、問題が多すぎて「できない」になりがち。
 
なので、今の現状、何が困るのか?
正しく情報を入手し、自分の現状を把握して、やることを決めましょう。
 
岡山県の社協さんでは、とてもまとまっている「わたしの生き方ノート」を販売されているので、活用してみてはいかがでしょう?
 
 
 
 

—–