特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

終活の本音を地元の終活講座でお話ししました

著者:赤川 なおみ

終活の本音を地元の終活講座でお話ししました

終活関連の協会を立ち上げ、あちらこちらで終活講師としてお話をさせていただきますが、なかなか地元では難しいもの。

 

これは親子ではなかなか切り出せないのと同じで、私もご近所さんばかりの地元では「諸先輩がたを前に、偉そうに話せるわけがない・・」と、これまで避けていました。

 

が・・・来ました。

地元公民館からの「ぜひ講座で終活のお話をお願いします!』

 

あぁ。。。来てしまった・・・と思いましたが「そこは嫌です」と言えるはずもなく、お受けすることになりました。

 

私が住む地域は、家からでかけるには車がないと交通手段がなく、少し離れた場所では「買い物難民」になりそうな地域。

 

町内会活動では、50歳やそこらじゃ「若いもんが!」とお叱りをうけることもしばしば。

 

そして、お葬式もご近所がお手伝いする地域ですから、講座にご参加くださるみなさんとも「どこかでお会いしている」感じです。

そのように「近い関係」の地元で何をどのようにお伝えしようか?と、少し悩んでおりましたが、当日はやってきました。

 

会場に入り、紹介され・・・いつもとは違った緊張感がありましたが、話し始めれば・・・ですね!

 

地元だろうと、他の会場だろうと終活の悩みは同じですね。

 

まだまだご近所付き合いがあって、葬儀にはお手伝いも必要な地域。

 

しかし、最近では「家族葬」が少しずつ行われているのです。

 

でも、こういう地域の家族葬は「家族葬という名の一般葬」という状態で、いつも気になっていました。

 

そこで、思い切って「家族葬のメリット・デメリット」を伝え「家族葬だから安い、簡単とは限らないですよ」と、いつものようにお話ししました。

 

結果、終了後には「なかなか言いにくいことを、専門家の立場からお話しいただき、大変勉強になりました」と感想をいただき、私の方が恐縮してしまいました。

 

講座でお話しする時には「こうしたら?」「あぁしたら?」という方法を押し付けるのはいけませんね。

 

終活はこうすればできますよ!なんてお伝えしても、その時には「そうか!」と思えても、自分に合ったやり方でなければ、結局始めることはできません。

 

まずは現状を確認していただき、その中で「何が必要だろうか?」「自分に必要なことがあるだろうか?」と、ご自身で考えていただくこと。

 

最近では遠方からのご依頼も多いのですが、やはり地域の皆様にもご恩返しも含めてできることをさせていただこうと思います。

 

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