今回の記者さんは、これまでにも終末期の特集を熱心にされた方でしたので、色々ご配慮いただいたものと思われます。
特定非営利活動法人
第3回となる「看取りを考える講演会」は、2018年に厚労省がACPの愛称募集で決定した「人生会議の日」11月30日(いい看取り・看取られ)に開催します。
これまで本協会では、2017年には「看取りとは?さまざまな立場の経験から〜」と題して3回の連続講演会を開催、2018年には「これからの在宅看取りとは?」と題して開催しました。本協会はエンディングノートの普及に取り組む中で、やはり人生の終末期をどう考えるのか?自分は?家族は?に向き合うことを避けることはできないと考え、「看取り」をテーマに考える機会を持っています。
今年度は、最期まで自分らしく生きることを考える時、自分の意思を周りの人に伝える手段として欠かすことのできない「エンディングノート」の他に、さらに深く考えることのできる「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について、専門家を交えて一緒に考えていきたいと思います。
アドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)とは「人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組み」(厚生労働省ホームページより)と定義されていまあす。ACPを行うことによって延命治療の有無はもちろん、そこに到るまでの様々な過程や、どこで生活したいのか、どのように生活したいのかなど詳細に意思表示をすることで、本人の意思を尊重した終末期を過ごすことに役立ちます。
広島県内では、本協会顧問の丸山典良医師などが在宅医療の現場で積極的に取り組んでおり、福山市医師会では「ACPメイト」の養成も始まっています。
厚生労働省は、2018年8月13日から9月14日にACPの愛称募集をおこない、選考の結果愛称を「人生会議」、11月30日を「人生会議の日」(いい看取り・看取られ)として制定しました。
ACPは
人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組み(厚生労働省ホームページより)
とされており、中でも「本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組み」を重視しており、まさしく「人生会議」は繰り返し話し合うことをイメージすることができ、本協会でも人生会議の日の周知に力を入れたいと考えています。
これまで2回の講演会では「これからの看取り・在宅看取り」をテーマに、参加者のみなさんと考えてまいりました。本協会では自分の意思を家族や大切な人に伝える手段として、また誰もが最期まで自分らしく生きるためにエンディングノートを普及しておりますが、実際に書いている人はあまり増えていません。
一方ACPにおいても、様々な取り組みが行われていますが、一般の人はもとより医療関係者にも十分に周知されていないのが現状です。
そこで第3回の講演会では、本協会顧問でもあり広島県内を中心にACPの普及にご尽力されている丸山典良先生(まるやまホームクリニック院長)と、同じく本協会顧問でジャーナリストの奥野修司さんにご登壇いただき、ACPとは何か?から、現場での様子や今後の課題などを対談形式でお話しいただきます。
また、本協会より「おくすり手帳から始めるACP&エンディングノート」として、おくすり手帳を活用した「誰でも簡単に始めることのできる終活」をご紹介させていただいます。
今回の講演会は、本会場での参加はもちろんインターネット配信をおこないますので、全国の皆様にもご自宅や仕事場などインターネット環境がある場所ならどこからでも参加可能です。WEB参加の方には、事前に質問事項などをお寄せいただき、当日会場内で質問にお答えいただくなど、視聴だけでなく講演会に参加していただくことができます。
※WEB参加の場合も、下記お申し込みフォームより事前のお申し込み、参加費のご入金が必要です。
この講演会は、医療や看護・介護・リハ職・医療従事者の方はもちろんのこと、終活をお仕事にされている方にもオススメです。
ACPやエンディングノートとはどのようなものか?現場でどのように使われているのか?
専門家の取り組みや、本協会が年間300人以上の方にお伝えしている「誰でも簡単に始めることのできる終活・エンディングノート」とはどのような内容か?ぜひ現場の声をお聞きください。
まるやまホームクリニック院長。20年間の公立みつぎ総合病院勤務中に、緩和ケア病棟(ホスピス)で多くのがん患者
さんと向き合う。いい時間を自宅で過ごしていただくサポートを!と平成22年、福山の『支える医療』の先駆けとして在宅医療に特化したクリニックを開設。広島県福山市医師会副会長。
2019年よりACPを普及啓発する「ACPメイト」の育成においても積極的に取り組んでいる。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会顧問。
ジャーナリスト。1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞。『看取り先生の遺言』『魂でもいいから、そばにいて』『丹野智文笑顔で生きる』他、著書多数。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会顧問。
◆当日の内容◆
日 時:2019年11月30日(土) 13:30〜15:30
会 場:ものづくり交流館 セミナールームB
福山市西町1-1-1 リム福山7F
参加費:500円(事前のお支払いをお願いします)
定 員:会場 50名、WEB参加 100名(限定)
主 催:特定非営利活動法人エンディングノート普及協会
7月に西日本に甚大な被害をもたらしたH30年西日本豪雨が発生。
直後より理事長赤川が浸水被害の大きかった広島県三原市本郷町で復旧支援を始め、他の理事や関係者もプロボノ支援として避難所などの生活支援を続ける中で、EN日2018を開催することになりました。
今回は「西日本豪雨災害チャリティ企画」も緊急開催することになり、昨年とは少し違ったEN日を迎えました。
などを準備して開催されました。
また今回は、参加してくださった各専門家にインタビューをさせていただきました。
これまで、当協会でも相談者様のご実家のお片付けなどをお手伝いいただいた山ノ内さん。
福山市を中心に、女性目線・利用者目線で丁寧なサポートしてくださっています。
山ノ内マキ さん
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会さんの投稿 2018年8月7日火曜日
地元密着で人生最期の葬儀だけでなく、見守りや様々な地域活動を行っておられる黒田さん。
今回は葬儀のプロが「ここだけは!」の普段聴くことのできないお話をしてくださいました。
ふかしな葬祭 黒田哲夫さん
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会さんの投稿 2018年8月7日火曜日
元銀行員から独立され、現在は相続や各種サポートを手がけておられる梶野さん。
ご自身の体験を元に「資産500万円以下のふつうの家族がなぜ相続でもめるのか?」を出版されています。
梶野相続&サポートコンサルティング株式会社 代表梶野雅章さん
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会さんの投稿 2018年8月7日火曜日
EN日を一緒に立ち上げた一般社団法人マンダラエンディングノート普及協会で、広島地区を担当するファシリテーターの伊藤さん。
マンダラエンディングノートを使ったワークショップを開催してくださいました。
EN日2018@福山 マンダラエンディングノートのブースのご紹介です
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会さんの投稿 2018年8月7日火曜日
エンディングノート専門家として普及啓発活動を行っている理事長赤川と、在宅医療専門クリニックで看護師として現場で看取りまで行っている専門家の金山理事による「エンディングノートとACP」についての対談です。
EN日2018@福山 最後の講座は「エンディングノートとACP」をテーマにお送りいたします。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会さんの投稿 2018年8月7日火曜日
その他にも、
など、エンディングノートや終活に関する情報満載で開催させていただきました。
2017年から始まった取組ですが、8月1日〜15日までの2週間をEN日週間として、「エンディングノートに触れる機会」「エンディングノートを始めるきっかけ」を作っていくことが少しでも定着していけばと思います。
これからも、年齢に関係なく
として身近に感じていただけるように、エンディングノートをお伝えしたいと思います。
EN日、そしてEN日週間に参加してくださったみなさま、講座やワークショップを開催してくださった講師のみなさま、取材やシェアで盛り上げてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
2月1日(木)〜2月4日(日)まで、福山市新市町の新市公民館「公民館まつり」にて、エンディングノートの展示等をおこなっております。
福山市の新市公民館さんでは、2017年4月より毎月1回「らくらく終活」ということで、新市コミュニティカレッジ内の講座として開催しています。
毎月少しずつ、終活のポイントをお伝えしたり、エンディングノートや家系図を書いて見たり、樹木葬の見学に行ったり。
一人でもできるけど「そのうちやろう」と思って始められない人、一人だと進まないな〜と思っている人たちにとっては
らくらく終活の日は、終活に向き合う日
ということで、少しでも進められる、気になっていることを一つずつ解決することができる内容です。
毎年開催されている公民館まつり。
公民館が開催している新市コミュニティカレッジに通いながら活動しているみなさんや、公民館を利用して活動しているみなさんが、日々の成果を発表する場です。
2月1日〜4日は作品展示、2月4日はステージ発表も行われるのですが、それに先立って1月31日には会場準備が行われました。
私たちの「らくらく終活」も展示ブースをいただいたので、ちょこっと準備。
様々なエンディングノートや認知症当事者の人が書かれた本などを展示しています。
その他「あなたに必要な終活とは?」をチェックするためのチェックシートを無料配布中。
2月4日は終活無料相談も行いますので、チェックシートをつけたら気になった・・・という方は、お気軽にブースにお立ち寄りくださいね。
2月4日(日)は9時〜ステージ発表が始まります。
大正琴やフラダンス、コーラスなど、日頃の練習の成果を発表されるのですが、ちょっと面白そうなのは「着物リフォーム教室」さんのファッションショー!
着なくなった着物を持ち寄り、みなさんでリフォームして新しい服に蘇らせておられるサークルさんで、らくらく終活メンバーにも着物リフォームをしておられる方がいらっしゃいます。
いつもご自身でリフォームした素敵な服を着て来られるのですが、この発表会のステージ発表では、みなさんがご自身で作ったものを着てファッションショーをされるようなのです。
もちろん、1日〜4日まで展示コーナーにも展示されていますが、ファッションショーという積極的な取り組み&楽しみ方、楽しませ方はよいですよね〜。
そして、13時30分〜は、尾道を中心にご活躍のソプラノ歌手、井上訓子さんによるソプラノコンサート。
日曜日の午後のひととき、美しい歌に癒されませんか?
その他、バザーではうどんや炊き込みご飯の販売などもありますので、手ぶらでお越しくださいね!
福山市新市公民館は、JR福塩線新市駅より徒歩8分。新市小学校隣で、駐車場は新市小学校の校庭になります。
2018年1月1日。エンディングノート普及協会は6年目を迎えました。
2017年はエンディングノート普及協会にとって変化の一年でした。
5月にNPO法人化、8月に初のEN日(エンディングノートの日)、11月には初のRUN伴参加、12月からは初の助成金事業。
その他にも、様々な企画と実行、講演のご依頼、他団体様とのコラボイベントなどなど、これまでの4年間があってこその5年目だったのだなと、改めて思います。
1月終わり、ふと「あれがあったら良いのにな・・・」と思い始めてから「任意団体ではなく法人にして活動を広げては?」との助言に「そうなの?法人になれるの?」と半信半疑だったところから一気に加速。
いつも止まってしまう事務作業を強力にサポートしてくださる助っ人登場で、5月1日特定非営利活動法人として再スタートいたしました。
設立当初からエンディングノートについて、書き方や必要性、どうやったら簡単に書ける?などなど、エンディングノートについて発信してきました。
しかし、どうしてこうも「書けない」のでしょうね?
でも
書いてない
という現実。
よし!
を設定して「はい、今日書きますよ!」っていうのも良いのかも?と、とあるエンディングノート開発者さんからお誘いがありました。
ということで、2017年8月8日に初のEN日・エンディングノートの日を、そして8月1日〜15日をEN日週間として、各地でワークショップやEN日イベントを開催しました。
ご提案くださった一般社団法人マンダラエンディングノート普及協会さまに、感謝です!
改めて「エンディングノートの日」を設定したことで、発信する機会が増えたことや気にかけてくださる方が増えたこと、何よりも各種メディアに取り上げていただいたことは、大きな成果でした。
2018年は、より進化したEN日・エンディングノートの日を開催すべく、新年より準備をスタートしたいと思っています。
これまでにも、講演会やブログ、書かせていただいているコラムなどで
いかに簡単にエンディングノートを書き始めるか?
について発信してきました。
とはいえ
やはり「すぐ始める」にはハードルが高い。
ノートを買いに行くことが難しい時には、どうしたら?そんな問題もあります。
もっと身近で、いつでも始められる方法・・・と考えているうちに、あることに気づきました。
それが
お薬手帳を活用する
ということ。
誰でも無料で入手でき、緊急時に必要な大切なお薬の情報が詰まったノート。
これを活用して、まずは
自分のことを誰かに伝えるために書くこと
これに慣れてもらうことからだ!ということで、講座を開始しました。
2018年は、さらに多くの方に知っていただきたいと思います。
認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN伴」の福山ルートに、チームエンディングノート普及協会として初参戦。
今年は5月から4回の認知症を考える連続講座に参画したり、福山市新市公民館で若年性認知症の方々が出版している本のブックフェアを開催したり、認知症を考えることにも積極的に取り組んできました。
走るだけでなく、協会メンバーでNursing rose代表金山さんが、襷を託した施設でアロマトリートメントも実施。
襷だけでなく、笑顔もつなぐことができました。
2018年は、さらに走る距離を伸ばし、まちづくりにつなぐ活動にしていく予定です。
これまでにも看取りについては、エンディングノートや終活講座でお話しさせていただくことが多かったのですが、今年は在宅医療助成勇美記念財団さまの助成金事業として3回連続の講演会を開催することになりました。
第3回は〜これからの看取りと家族〜 2018年1月13日(土) 13時30分〜15時30分
それぞれの立場の看取りの経験からのお話しと、これから何を考えて行けば良いのか?
参加してくださる方ご自身のこととして、一緒に考えていただく講演会です。
他にも、親の家の片付けサポート、相続サポート他、個別ご相談案件も増え、一人ひとりの立場と悩みに寄り添いながら、悩みの解決に向けて動いています。
みなさんも2018年新しい年を迎え、今年の目標や夢を新たにされたことでしょう。
その時には、ぜひ目標や夢を諦めることなく実現し、さらに大きな夢に向かって動くことができるよう、エンディングノートにも向き合ってみてください。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会は、いつでもあなたの悩みに寄り添い、お手伝いさせていただきますので気軽にご相談くださいね。
EN日(エンディングノートの日)週間も5日目。毎日各地でエンディングノート講座・ワークショップが開催されています。
広島が祈りに包まれる8月6日(日)、山陽新聞さんの8月6日発刊備後版に告知記事として掲載してくださいました。
山陽新聞さんは、EN日イベントの情報提供してすぐに反応してくださった新聞社さんで、ポスターが刷り上がってすぐに取材をしていただきました。
南原記者もお若い方で、終活やエンディングノートについては初めてのご様子。もちろん、他の記事で読まれたりしてご存じではあったと思います。
新聞に掲載していただくイベント紹介記事ですから、とりあえず概要を伝えたら良いのかな?と思っていたのですが、電話でお話ししているうちに「今後も継続される活動なのですね。ぜひお会いして詳しくお話を聞かせてください」と言ってくださり、お会いして取材を受けることになりました。
どうしてエンディングノート普及協会を立ち上げることになったのか。
どうしてEN日(エンディングノートの日)を8月8日にしたのか。
こうして取材を受けると「どうして」がどんどん明確になります。その時どう思っていたのか、何を目指しているのか。
初めての方に説明することで、自分でもさらに明確になり、さらにわかりやすいお伝えの仕方を考えることができるようになります。
今回の記事では、EN日(エンディングノートの日)のことはもちろん、エンディングノート普及協会についても触れていただき、今回のイベントに繋がるようにわかりやすく書いていただきました。
ブログやHPなど、様々な情報発信を自分たちで行いますが、今回のようにお話しを聞いてくださった方が文章を書いてくださると、角度の違った発信ができるのでとてもありがたいことです。
今回もEN日(エンディングノートの日)を企画したことで、新たな出会いがあり、気づきがあり、絆が生まれました。
初のEN日週間は15日まで各地で講座やワークショップが開催されています。
福山では、8月8日(火)にリム福山7階でイベントを開催します。会場でお会いできることを楽しみにしております!
エンディングノート普及協会は、2017年5月に特定非営利活動法人として登記し、6月には福山市の協働のまちづくり課が運営するまちサポに登録しました。
まちサポは、福山市内を中心に活動する様々なボランティア団体やNPO法人が登録しており、福山のまちのために活動したり、登録団体同士が交流して活動を活性化させたりと、様々な活動に取り組んでいます。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会も、福山市に拠点をおいておりますので、今回の法人化に伴って申請し、登録を許可されました。
登録すると様々な情報がいただけるのですが、その中には「福山市市民活動スタートアップ事業助成金」という制度もあることを知り、早速応募しました。
応募については、当然ですが様々な資料の作成や提出があります。何度か窓口で助言を受けながら締め切りギリギリでしたが間に合いました。
この助成金は、書類審査の他に面接もあって7月29日に面接が行われたのですが、持ち時間は5分、審査員からの質問が3分。
なんだか久々でした〜。そして、思ったほど喋れなかった・・・
4分で「チーン!」
5分の終了合図で「チン、チーン!」
うーん・・・
今回は、様々な印刷物にかかる費用についての申請を行っています。
というのも、エンディングノート普及協会は、設立当初よりHPやブログなどインターネットを利用した情報発信を行ってきました。
もちろん、本来なら真っ先にリーフレットやチラシを作るのでしょうが、なんせ準備資金なしで始めてしまったものですから・・・印刷物を作成する資金がなかった・・・というのが正直なところです。
しかし、ブログの発信やFacebookなどの利用で、講師のご依頼は全国からいただくようになりましたし、活動を始めて5年目の今年は、法人化することもできました。
ではなぜ今更、印刷物?って思われますよね。
しかし、これまで様々な活動をし、法人化して活動を広げる中で「やはり印刷物は必要だ」と思うのです。
インターネットを見ることができない人、講演会場まで足を運ぶことができない人もたくさんおられます。そんな方にも、講演にお越しになった方から「何かあったらここに相談できるみたいよ」と、リーフレットやチラシを渡していただければ、少しでも多くの方に情報が届くと思うのです。
インターネットは不特定多数の方に、一瞬にして情報を届けることができるのですが、人が手渡しで届ける情報には、また別の意味があると思います。
一人でも多くの悩んでいる方に、悩みを解決して安心な生活を送っていただくことができるよう、活動の様子や相談内容を書いたリーフレットの作成は急務だと思います。
さてさて、面談の結果はいかに??ですが、2週間ドキドキしながら待つことにしましょう。
今回の記者さんは、これまでにも終末期の特集を熱心にされた方でしたので、色々ご配慮いただいたものと思われます。
—–
2017年5月1日、エンディングノート普及協会は
として、新たなスタートをいたしました。
2013年1月に設立以来、エンディングノートの書き方講座、終活講座など、各地でたくさんの人にお会いしてまいりました。
講師のご依頼は全国からいただくようになりましたが、そこから見える問題、気づく問題も多くなってきました。
これまで以上に積極的に活動したい、多くの人とつながりながらスピード感を持って活動したい。
ということで、特定非営利活動法人として活動することに決めました。
エンディングノート普及協会という名称から、文字どおり
エンディングノートを普及している
と思われる方が多いようです。
確かに、エンディングノートを広めていることに変わりはないのですが、単に
エンディングノートを書いてください
ということではありません。
もしかしたら、エンディングノートを書かないかもしれません。
書かなくても、自分が自分らしく生きるための課題が明確であったり、悔いのない人生を生きることができる方には、エンディングノートは必要ないかもしれません。
でも、もしも自分の生き方を迷っているなら、ぜひともエンディングノートを書いてみてください。
書くことで見えること、明確になることがあります。
そして
エンディングノートを書きたいけどどうやったら良いのかわからないから・・・
という方には、今日から簡単に始めることができるエンディングノートの書き方をお伝えします。
私たちが考えるエンディングノートとは
人生悔いなし!と言える生き方
のためのツールです。
書けないことを悩むのではなく、どうやったら人生悔いなく生きられるのかを一緒に考えましょう。
そして、そのためにエンディングノートが必要だとしたら、必ず書けますよ!
これまでも、多くの方に支えていただきました。
様々な情報をくださる方、お力を貸してくださる団体の方などとの関わりによって、ここまで活動してまいりました。
これからの活動においても、みなさまのご意見やご要望、各種団体様との関わりを大切に、日々精進してまいります。
しかし、
人生悔いないし!を全力サポート
するためには、様々な専門家がつながり、力を合わせていく必要があります。
各種専門団体や行政の取り組みが行われていますが、それぞれがバラバラに動いていたのでは、本当の意味での問題解決は行えません。
それぞれが専門的な活動をしているからこそ、その良さを活かし、より良く・より早く悩みや問題の解決ができるよう、連携することが大切だと考えます。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会は、これまで同様に
終活のハブ
になることを肝に銘じ、これまで以上に積極的に活動してまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年5月 代表理事 赤川なおみ
—–
朝ドラも最終回。今日から新年度、という方多いですね。
エンディングノート普及協会は、2013年1月に発足したのでこれまで新年度は1月でした。
が、来月5月からのステップアップを控え、今期より4月が新年度となることになりました。ということで、昨日〜今日にかけていろいろ考えました。
2010年にコクヨのエンディングノートが大ヒットしたこともあり、少しずつ「エンディングノートって何?」とか「エンディングノートを買いました」という声を聞くようになりました。
2012年には、故金子哲夫さんが「僕の死に方 エンディングダイアリー500日」を出版されたこともあり
自分の最期を自分で決める
という考え方も広まり始めていました。
協会を発足し、毎日ブログを書き、少人数のエンディングノートの書き方講座を自主開催しながら、少しずつ活動を広げていった2013年。
まだまだ「エンディングノートの書き方講師」なんて、検索する人もいなかったなぁ・・・
それが、今はネットで検索するだけでも、結構な人数の「書き方講師」がいらっしゃいますし、プランナーさんやアドバイザーさんと、様々な肩書きも増えました。
エンディングノートの賛否はあれ、やはり
必要とされている
というのは間違いないのだなぁと再認識。
改めて「なぜエンディングノートなんだろうか」と考えてみました。
エンディングノートには「伝える」「残す」「整理する」などの役割があります。
大切な人に想いを伝える
必要事項を、困らないように伝える
自分の望みを伝える
自分の考えている事や思い出を残す
わかりやすく書残す
自分の想いを残す
自分の人生を振り返る
どのように生きるかを考えるために整理する
書き出して整理するものを見極める
などなど、同じ「伝える」「残す」「整理する」でも、様々な用途があります。
もちろん、顔をみて言葉で伝えることは大切で、できることならそのような時間を持っていただきたいと思っています。
とはいえ、現在の生活スタイルや環境を考えると、たとえ一緒に暮らしていたとしても、お互いの気持ちや考えていることを伝え合うことは難しいもの。
となると、やはり文字にして書き、それを読んでもらうということが現実的。
もちろん、今の時代はメールやSNSのメッセージのやり取りで日々行えることもありますが、短い文字のやりとりでは伝えきれないこともありませんか?
現代だからこそ、アナログではありますが
紙に書いて残す
というエンディングノートが大切なのではないでしょうか。
ある時まで、いえ昨日までかもしれません。
「エンディングノート普及協会」という名称、また「普及」とつけた事に、どことなく「普及ってなんじゃ?」という気持ちがありました。
というのも、この名称を聞いた友人の多くから
私は(僕は)エンディングノート書かないから!
と、言われたから。
いやいや。もともとこの協会を立ち上げた時から「普及協会」という名はついていても、別に
エンディングノート書いたの?
書かなくちゃダメよ!
と、エンディングノートを書きなさいよ!って勧めようと思っていたわけではありません。
とはいえ、本当多くの人に「書かないから」と言われてしまい、
自分のやっていることは、そんなに押し付けがましい事なのか?
と、真剣に悩んでいました。
そんなこともあり、普及協会という名称とは裏腹に
エンディングノートを書かなくてもいいですよ
と、終活講座やブログの中で伝える事が多くなりました。
確かに、エンディングノートが広まると同時に「エンディングノートがあるから揉めるんだ!」という声もあがっているのは事実。
これは、エンディングノートの正しい使い方や、何のためにあるのか?何のために書くのか?を理解しないまま書いてしまうからなんですよね。
受け取る相手の事なんておかまいなしで、自分の想い、希望だけを書いてしまうと、受け取った人は「は??大変なんですけど!!!」ってなるかもしれません。
最初にも「自分の想いを書く」とか「自分の希望を伝える」と書きましたが、決して何でも書けば良いといものではありません。
書く人がいて、そのノートを受け取って実行する人がいる。
この双方向の関係なくして、エンディングノートを書いたとは言えないのです。
だから「渡す人がいないと思われた方は、すぐにご相談ください」と伝えているわけで・・・
そんなこんなありましたが、自分自身も新年度にあたり、じっくり考えていく中で「エンディングノートを普及するということ」について、腑に落ちる事がありました。
押し付けがましくても、書かない!って言われても、いろいろなツールはあるけど、注目されているのは事実です。
書きたいと思って買う人が多いのも事実。
そして何より「あぁ、聞いていれば」とか「もう少し早く気づいて解決しておけば」という場面に遭遇する確率は、年々増えています。
これから2025年に向け、日本は超高齢化社会となり、認知症を発症するだろう人は5人、6人に一人、予備軍まで含めると3人に一人と言われています。
様々な問題を考えると「どこから手をつけるんだ!!!」と、頭を抱える事もあります。
だからこそ、エンディングノートに書いてみる。
今の自分、これからの自分、必要なこと、必要になりそうなこと、問題になりそうなこと・・・
書き出して、整理して、問題があれば解決する。
年齢に応じて、様々な節目でエンディングノートを書く。
私が祖母の着物を前に
「どうしたいのか、どれが大切か聞いておけばよかった」
と悩んだのだから、我が子には自分がどうしたいのか書いておく。
こうして、多くの方にエンディングノートを活用していただくためにも、エンディングノート普及協会は
年齢や性別や住んでいる環境、生活スタイルに合わせ、その人その人にあったエンディングノートを見つけるお手伝いをする
そして何よりも「書いてみたい」「書かなくちゃ」と思っている人が
エンディングノートを書きました!
と言えるよう、情報の提供やサポートしていくこと。
それぞれの人生の終わりに
やっておけばよかった
ではなく
やってよかった!
と言えるよう、エンディングノートを通してサポートしてまいります。
2017年4月1日
エンディングノート普及協会代表 赤川 なおみ
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新しい年を迎えました。
そして、エンデェイングノート普及協会も5年目を迎えました。
「終活」も「エンデェイングノート」も、やっと世間で「なんだろう?」と思われ始め、メディアでも取り上げられ始めた2012年後半から2013年。
その後の1〜2年は、終活関連の団体さんや「終活専門家」という人たちが、どんどん増えていきました。
これで、終活に関して悩みを解決できる人も多くなるかな?と安心したり、弱小協会の私たちは生き残れるだろうか?と少し心配したり・・・そんな2年目・3年目でした。
しかし、昨年くらいからは団体さんや専門家さんも少しずつ淘汰され、終活フェアなるものも以前ほどではなくなったように感じられます。
それじゃ「終活」自体の関心がなくなっているのか?といえば、そうではありません。
ネットや雑誌では日々「終活」に関連した話題が出ていますし、終活講座の講師のご依頼は増えているくらいです。
「それなら終活を進める人も増えているんじゃない?」と思われますよね。
実際、関心は高まっていますが、関心の高さに比例して終活を進める人が増えているわけではありません。
講演でお話しさせていただいて、多くの方が共感してくださいますが、共感したから終活がどんどん進むわけではありません。
ビジネスセミナー、必ず成功する◎◎、なんていうセミナーに参加しても、実際に行動に移し、成功できるのはほんの一握り。
これと全く同じです。
どんなに講演で共感してくださったとしても、実際に行動に移せる方は一人か二人。
「それじゃ意味ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、それでも一人でも二人でも行動に移せる方がいらっしゃるなら、一人でも多くの人にお話ししたい。
そう思っています。
一人でも多く、一箇所でも多く、終活について知って欲しい、気にかけて欲しい、行動して欲しいから、全国どこでもご依頼があれば伺っています。
さて今年は・・・
さらに一歩進めて「一人でも多くの人に、終活を私事(今の私にも必要なんだ)と思っていただく、行動に移せる終活講座」を行っていきます。
ぜひお気軽に声をかけてください。
テーマや内容はご希望に沿って決めてまいります。
今年も一人でも多くの方にお会いして「今もこの先も、ずっと自分らしく生きるための終活」「終活を私事(今の私にも必要なんだ)にする」をお伝えしたいと思います。
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