最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする赤川 なおみです。
あなたが書いた大切なエンディングノート。
誰にみてほしいですか?
届けたい人は決まっていますか?
特定非営利活動法人
先日広島広島ライフオーガナイザー/フォトスタイリストa♪yokoさんの
「小さな空間から片づけ茶いませんか書類~きっかけ編」を受講したときに、保険の証券のことでアドバイスがあったんです!
急なときには「保険を請求できるかどうか」を調べるのが大変。
ひっくり返してみても、慌てているしわからない。
なので、証券をまとめてあるところにA4一枚に
「こんな時には請求できます」という内容を簡単にまとめて置いておきましょうって!
で、我が家は人数も多いので、早速つくっていただきました!
すると・・・
今まで気付かなかった部分が見えてきて、改めて相談。
やっぱり違うな~
これ便利ですよ!
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前回はエンディングノート
「書けない・書かない よく聞く理由 その1」をお伝えしました。よく聞く理由 その2
「自分に合うエンディングノートがない」
月刊「仏事」を発行している鎌倉新書さんの記事に
書けない・書かないのはなぜでしょう?
それは「自分に合うエンディングノートがないから」ではありませんか?
これはみなさんも経験があると思うのですが、毎年の手帳探しに似ています。毎年10月を過ぎると「そろそろ来年の手帳を探さなくては」と思いますよね。
これだけスマートフォンやタブレットが流行し、ペーパーレス化している世の中でも「手帳」は別物という人が多いですよね。
私もその一人。手帳はしっかりしたものを使っています。
しかし、定番の自分のお気に入り手帳が決まっている人は少なく、多くの方はまずは買ってみたけどいざ使い始めるとなんだかしっくりこない。
手帳って、些細なことでも気になると使えなくなって
もっと自分に合う、書きやすいものがあるはず!
と次を探してしまいませんか?
エンディングノートも良く似たところがあるようです。
まずはお手ごろな値段で、パラパラとめくってよさそうなものを購入。
持ち帰っていざ書いてみると・・・
この・・・にも理由があって「自分の興味がない部分」「自分には関係のない部分」「調べないと書けない部分」などなど。色々あるわけです。
そして手が止まっちゃうと書けなくなってしまうわけですねぇ。
そこで!私はまず、エンディングノートを作成することになった方には個別にヒアリングの時間を作っていただきます。
作成したい方の
・どのようなことを書いてみたいのか
・今後のことや今きになっていることは何か
・どうしても伝えておきたいことは何か
これらをしっかりと時間をとってうかがいます。
そうすることで、エンディングノートがスムーズに書けるのです。
しかも、出来上がったエンディングノートは、書く人が一番書きたいこと、伝えたいことが詰まった世界に一つだけのオリジナルエンディングノートになります。
「自分に合うエンディングノートがない」とお感じておられる方、
「世界に一つだけのオリジナルエンディングノート」を作りたい方。
お茶会への参加が難しい方は、まずはメッセージをくださいね♪
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これまでも色々とご紹介しているエンディングノートですが、最近では「終活セミナー」などで販売されたり、本屋さんで販売されたりしています。
ほとんどのみなさんはそれらのノートを手に取り、自分に合いそうなものに記入していかれると思うのです。
しかし、エンディングノートを買う人は、1冊ではなく何冊か買っているというデータがあります。
そして何冊か買ったにも関らず「書いていない」方が多いと言うのです!
書けない・書かないのはなぜでしょう?
よく聞く理由 その1
今すぐに必要!明日必要!というものではないので「落ち着いて書こう」「そのうち書こう」と思っていると、そのままになってしまう。
確かに元気なときに向き合うと良い、書き始めると良いと言われても、なかなか忙しくて時間が取れません。ましてや「期限のないもの」はなかなか優先的にはできないもの。
夏休みの宿題がお盆を過ぎて大慌て!
年末の大掃除が一番忙しい大晦日に持ち越される!
私もそのタイプです
結婚式のように「○月○日に行います」と大勢の方に連絡をしていても、間近になってバタバタと準備をすることも多いのに、いつくるのかわからない人生の終末に向けて書くエンディングノートは進まなくて当然かもしれません。
しっかりと振り返り、色々と整理して書き残したい
そんな思いが強ければ強いほど、時間をかけて書きたいとの思いから手がつかないということもあるのでしょう。
そこで私は「まずはグループで書く」ことをオススメしています。
グループ作成の良いところは、同じように書いている人をみると刺激されること。
まずは1ヶ月、自分に必要だと思われる項目だけでも書いてみる。
まずは1ヶ月、みんなでがんばってみる。
まずエンディングノートンの第一歩を仲間と踏み出してみませんか?
グループカウンセリングご希望の方はこちらから
よく聞く理由 その2は次回お伝えします!
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エンディングノートは遺言書よりもゆる~い感じで書けるというのは、常々お伝えしております。
書く様式も、用紙も、保存についても特別決まったものはなく、自分で気に入ったものがあればそれを使うことができます。
ただ、書いたもの誰に見て欲しいの
か?ここはしっかりと決めておく必要があると思うのです。
遺言書のように「何をどうする」といった内容ばかりではないのがエンディングノート。
自分の気持ちや、大切にしていた物の思い出、それにまつわるエピソード。
自分が過ごした子どもの頃の思い出。
そのような「その人の人となり」を書けるというのがエンディングノートの良さでもあります。
ということは誰に読んで欲しいのか?誰に伝えたいのか?
エンディングノートを開いて喜んでくれる人は誰なのか・・・
私は「あなたと大切な人をつなぐもの」だと思っているので、書くときもその人を思い浮かべながら書くと良いのではないかな?と思っています。
ということは・・・
もしかしたらエンディングノートは1冊だけではないかもしれませんね。
大切なお子さんが2人いるとして、伝えたいことが違ったら、お一人ずつに渡すエンディングノートを書くという方法もあります。
お子さんが「自分の母子手帳」を発見してなんだか嬉しくなるのと同じように、自分にあてたエンディングノートの存在を知ったら、とても喜ぶんじゃないかな~♪
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私は実家も父が
本家の長男で私はその一人娘。ここで問題なのは、実家のお墓!
父と母でお墓に入る人は終わる。
そして墓守をするのは・・・だれ???
実家もお墓のある土地には住んでいないので、年に1~2回私と夫がお墓の掃除に行っています。しかし、私がいけなくなった場合、息子や娘たちに墓守を頼めるのか?
「頼める」というより「頼む選択を私がするかどうか」だと思うのです。
嫁ぎ先のお墓の近くならまだしも、県外ですからねぇ・・
それじゃお墓を近くに移動するのか?
こうなると手続きにかかる書類から墓地の購入、移動にかかわる様々な神事・・・ざっと計算しても100万以上になりますよね。
他には永代供養。
これも一体が60万~とかになっています。
どちらにしてもお金のかかることですし、どの選択がご先祖や両親、そして私たちにとってベストなのか。
まだ両親が元気ですから、話し合えるのはありがたいことですが、今度は両親、特に父にしてみれば代々続いたお墓のこと。簡単に今の事情やこれからの事情だからと割り切って考えるのは難しいのです。
私のエンディングノートは、お墓についての項目だけでも検討事項がたくさん!
しかし、検討事項がたくさんだからといって「書かない」のではなく「書ける部分」をまず書いています。
もしも私に何かあったとき、息子たちは私の実家の宗派やら菩提寺やら何も知りません。それどころかはっきりと場所もわからないでしょうしね。
ノートをみれば、場所やその他の基本的なことがわかり、連絡先、相談先を記しておけばとりあえずは前に進みます。
このように、エンディングノートに書く全てのことが決定事項であるとは限らないのです。
今の現状を書いて、決まっていない項目は相談場所や相手を明記しておく。
これでいいのです!
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「まぁその時にはなんとかなるもんよ」
もしもの時の話をしているときに良く耳にする言葉です。
しかし「なんとかなる」というのは、本人の「あなた」の意思とは関係なく、なんとかしてくれる人の意思で動かされるということになります。
「延命治療はしたくない!」と日ごろから友人に言っていたAさん。
仕事中に倒れて病院へ。一命はとりとめましたが、病院の医療器具につながれた状態になってしまいました。
「葬儀はできるだけ町内の方やおつきあいのあった方に来てほしい」と行っていたYさん。
ご家族や親族のご意向で家族葬となり、ご友人が参列されることはありませんでした。
「家のお墓には入りたくない!散骨でもして!」といい続けておられたSさん。
Sさんの想いは届かず、嫁ぎ先のお墓に埋葬されました。
この3例はすべて「なんとかなっている」のです。ご本人の意思通りだったかどうかは別にして「なんとかなっている」。
でも、ご本人は納得しているのでしょうか?
このように、日ごろ周りの人に自分の気持ちを伝えていたとしても、もしもの時にはその場を仕切る人たちの気持ちで進んでいきます。
口頭で伝えることは限界があります。
緊急事態には通用しないのです。
まずはエンディングノートに書き出し、誰に何を伝えるのか?を考えて見ましょう。
そして、本当に伝えたい、実行してほしいことは専門家に相談して確実なものに。
ご自身を大切にしている方!ぜひ前向きに考えてみませんか?
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先日の大雪では、スリップ事故が多発したようですね。
雪ではありませんが、昨日単独事故で車が電柱に激突している現場の横を通りました。
仕事用のバンのタイプで沢山荷物を積んでいましたが、居眠りかわき見でしょうか・・・かなりの勢いで突っ込んだようで、消防車も2台きていました。
その事故現場の横を通りながら「会社には連絡が行ったのだろうか・・・」と思いました。きっとあの荷もつはどこかにお届けするはずだっただろうから。
私はエンディングノートを作成する前のヒアリングで「お仕事先の連絡先を身近な人が知っているか?」というような質問をさせていただきます。
これは、突然何かがあって仕事に行けない、人との待ち合わせに行けないなどの場合、「事情があっていけない」ということをきちんと伝えることができるか?ということです。
「来なければ仕事先から連絡があるはずだ」と言われるのですが、仕事場から連絡があったとしても連絡が取れない状況かもしれませんよね。その場合、色々な方に迷惑をかけてしまいます。
昨日の事故のように、車にのったたくさんの荷物。待ってる会社があるのでしょう。待っている方へご迷惑は最小限に!なので、いち早く連絡を入れる!
誰にでも起こりうる「不慮の事故」。自分の意識がないということも想定外ではありません。
「まずは誰に連絡をしてほしいのか」「誰に連絡すれば、各方面に自分が動けないことが伝わるのか」
元気なときにしっかり考え、家族や友人と話をして頼んでおくと安心です。
そしてその連絡先を書いて、いつも持ち歩いているものの中に入れておく。
「もしもの時には○○さんに連絡をお願いします」
この一枚のメモで色々と助かることがあるはずですよ!
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何かあった時の連絡先ってすぐにわかるようになっていますか?
昔は親戚や友人、よくお世話になるお店などは紙に書いて電話の横に貼ったりしていましたよね。
最近は携帯電話の普及で家の電話を使うことが少なくなったし、個人情報保護法の関係でN○Tさんの電話帳も個人用は活用しなくなったし・・・
私は自分に関係する方の連絡先は全てiPhoneやパソコンの連絡先に保存。紙に書いたようなものはありません。なのでiPhoneを忘れると大変!子どもたちの連絡先もわかりません。
そういえば、以前私が自宅にiPhoneを忘れてでかけたときのこと。
高3の次女が私に連絡してくる人たちが大変だ!ということでFacebookに「母は携帯を忘れて自宅を出ましたので、連絡がつかないかもしれません」「どなたか母に会われた方は伝えてください」
と私のFacebookのウォールん書き込んでくれたことがありました。どうやって「来てないけど何かあったのかな?」と相手の方に気付いていただいて、どこに連絡していただくのか?
これらをわかる場所に記入しておくことって大切ですよね。
もしかすると、どこか目に付かない場所で倒れたり、事故にあっている場合もあります。
そんなとき「○時間以上連絡が取れなければ○○に連絡してください」これをエンディングノートに書いておくべきだなと思うのです。
連絡が取れなくなって発見が遅れる、トラブルになるということは、高齢者の一人暮らしの方に限ったものではなく、誰にでも起こりうることとして、早めの準備をしませんか?
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最近、やっと自分の体調管理を本格的に考えるようになりました。
いまさらな感じですが・・・
私は「外見にとらわれない」と言ったら聞こえはいいけど「人間中身が勝負でしょ!」っていう考え方です。しかしそれにかまけて「生活習慣病」から目を逸らしているのは明らかなのです。
私の考えでは「好きなものを食べるのを我慢するくらいなら、太っていてもいい!」とか「我慢して生活するなんて楽しくない!」とか。そういう感じできているんですよね。
しかし・・・・
エンディングノートで自分のこれからのこととか、やりたいこととか書き出しているうちに「元気じゃないとできないなぁ」と気付いたのです。
やりたいこと、行きたいところ。色々あるけれど一度にはできません。
一度にできたとしても、それぞれには「タイミング」というものがあり、今やりたいこともあれば、○年後にやってみたいということもある。
自分の望んでいるように、自分らしく生きるためには
元気でなくてはいけない!
この年になってようやく気付きました><
そういえば、娘たちから「痩せなさい」と言われて「別に見た目なんか関係ないし」って口答えしていましたが(どっちが親だか子だか・・・)子どもたちは「病気になるのが心配なんだ」と言ってました。
エンディングノートを書くことで自分の健康について考え、今までできなかった「健康管理」を真剣に考えられるなんて!自分でも驚きです!
みなさんもエンディングノートを書くと、きっと新たな発見がありますよ!
エンディングノートを書いてみたい方→エンディングノート作成サポート
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