特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

カテゴリーアーカイブ ∟エンディングノートの選び方

著者:エンディングノート普及協会

自分に合ったエンディングノートの選び方

「どのエンディングノートがオススメでしょうか?」
「多くのエンディングノートの種類があってどれがいいのかわからないので教えてください」

とのお問い合わせや、講演会の質疑応答で質問される方がおられます。

たしかに、今では書店でもエンディングノートのカテゴリーを作ってそこに沢山の種類のエンディングノートを並べている所もあるので、いざ買いに行っても数が多すぎてどれを選んでいいのかわからない、という状況になってしまうかもしれません。

そのような方にお答えしてるのが、

自分に合ったエンディングノートならどれでもいいですよ

ということです。

「へ?!」
「それだけ?!」

と思われるかもしれませんが、「それだけ!」なのです。

ただし、「自分に合ったもの」かどうかを判断する基準を作ってください。

①誰に向けてのエンディングノートなのか?
②その人になにを伝えておきたいのか?
③その人にエンディングノートを渡した時または見た時にどんな行動をしてほしいのか?

この3つの基準を元に、箇条書きでもいいのでメモ用紙に書いてみてください。

例えば、①の誰に向けてのエンディングノートなのか?を決めると「相続について」「お墓について」など、どの分野について伝えておかないといけないのか?ということが明確になってきます。

ですので、①の部分を伝えておきたい人が何人もいるのであれば、エンディングノート一冊ですべてをまとめなくても、その人それぞれに分けて書いても良いということにもなります。

イメージとしては

①で伝えたい相手を決める
②で伝えたい内容を決める
③でどうして欲しいのかを決める

①で決めた相手への「手紙」だと考えてくださっても構いません。

まずは、書店に行く前に①~③の基準をご自身で整理して、必要な項目を網羅しているエンディングノートを探すと自分に合ったエンディングノートが見つかりやすいですよ。

それでも沢山の種類で迷ってしまう・・・という時は、気軽にご質問ください。

 

 

著者:赤川 なおみ

マンダラエンディングノート®

エンディングノート普及協会を立ち上げ、様々な終活関連の方とお会いさせていただいておりますが、久々がっつりと「エンディングノート」に関わっておられる方にご縁をいただきました。

 

講座ではよく「どんなエンディングノートが良いですか?」と聞かれます。

 

そんな時には「なんでも良いんです。大学ノートでもいいし。ただ、分厚いのはやめたほうがいいですかね〜」くらいのお返事です。

 

私たちは、エンディングノートの普及を目的に活動はしておりますが、実はあまりノートの形式にこだわっていません。

 

それは「エンディングノートが書けないのは、ノートが悪いのではなく、きっとどんなノートでも書けない」と思っているから。

 

エンディングノート普及協会の代表がそんなこと言ったらダメじゃん!!って言われそうですが、どちらの講座でもお話ししていることです。

 

では、エンディングノートを否定しているの?って話。

 

そうではありません。

 

自分の現状を知るため、そして終活をどこから始めるのか?をまずは知るためにも、エンディングノートは必要です。

 

ただ、それがどんなに良いノートであっても「はい、これどうぞ」って手渡されただけで書ける人は、ほとんどいないということです。

 

それは「エンディングノート」という名前だからでも、内容が難しいからでもありません。

 

「一人で向き合うにはハードルが高いから」というのが、近いかもしれませんね。

 

その点では、マンダラエンディングノート®はとてもお勧めだと思います。

エンディングノート普及協会でも、できるだけノートを渡して終わりではなく、一緒に書くワークショップ形式をとっています。

 

エンディングノートは非常にパーソナルなものですが、書く時には数人でワイワイいいながら、意見を交換しながら書くほうがはかどります。

 

自分だけの考えでなく、一緒に書いている人の考えを聞くことで「あぁ、そんな風に考えられるのか」って気持ちが軽くなることもありますね。

 

マンダラエンディングノート®も、ファシリテーターさんが9つのマスに記入していくワークショップを開催しながら進めていかれるので、途中で止まってしまった!ということはありません。

 

エンディングノートをしっかりと書いてみたい、これまでの自分、今の自分、そしてこれからの自分を考えたい方には、特にお勧めのノートです。

 

今日はこのマンダラエンディングノート®を普及しておられる代表の小野寺さんや、ワークショップを積極的に行なわれている戸田さんにお会いして、開発の想いや今後の展開のお話を伺いました。

 

エンディングノートをただのツールとして作成、販売される業者さんが多い中、ノートを使って何をするのか、どんなことがわかるのか、そこからどうしていくのか・・・

 

今回は、終活やエンディングノートに対する想いを共感しあえる方とお会いできて、とても楽しい時間でした。

 

ご縁を繋いでくださったファシリテーターであり、ライフオーガナイザーの伊藤さん、ありがとうございました!

 

 

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著者:赤川 なおみ

エンディングノート無料ダウンロード版の上手な使い方

各地でエンディングノートや終活について講師をさせていただくのですが、毎回聞かれるのは「オススメのエンディングノートはありませんか?」ということです。

 

この質問をいただいた時の、エンディングノート専門家としての答えは・・・

 

「どれでも良いですよ。ご自身の好み、これかな!ってときめいたもので」

 

です。

 

え???専門家がちゃんと選んでくれないの?

 

そんな声が聞こえてきそうですね。

 

でもね、実際そうなんですよ。

 

書けない人、途中で止まっちゃった人は、その人が選んだエンディングノートが悪かったわけではなく、何をどのように書けば良いのか?がわからなかっただけなのです。

ここ数年、エンディングノートの無料ダウンロード版が沢山でていますね。

 

これらのエンディングノートをダウンロードされた方も多いと思います。

ダウンロードした方、実際に使ってみられましたか?

 

結構多いのが、ダウンロードして安心し「明日から頑張って入力しよう」という人。

 

これは、書店でノートを購入される方にも共通しますが「手に入れると安心して、そこで止まってしまう」ということですね。

 

エンディングノートを書くって勢いも必要です。

 

気になる→探す→手に入れる→すぐ書き始める

 

これです。

 

書き始めるのは、最初からではなくても大丈夫。

全体を見て、自分が気になった部分をまずは入力する。

 

プリントアウトした方は、まずは目に留まった部分に書き込む。

とにもかくにも始めなくちゃ!

 

気になった、手に入れた、この勢いのある時に始めましょう。

 

それでも「多くてどうにもならない」「やはり専門家がおススメするノートが安心」という方は、エンディングノート普及協会オリジナルの、スターターセットをお使いくださいね。

 

エンディングノートスターターキット

 

 

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