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エンディングノート普及協会

どれが好きだった? 元気なうちに聞いておこう!

著者:赤川 なおみ

どれが好きだった? 元気なうちに聞いておこう!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

みなさん、というかこれは特に女性のみなさんかな?
ご自身の「着物」を持っていますか?

「持ってるわ~、でもたんすの肥やしよ~」
という方!
ぜひ「特にお気に入り」「想い出の着物」を身近な人に教えておいてあげてください!

きっとお持ちの着物は、
成人式の時に作ってもらった、結婚の時に持ってきた、初めてのお給料で買った・・・
などそれぞれに想い出のあるもの。

だからただたんすの肥やしになっているのがわかっていても、棄てるに棄てられない・・・

私が身近な人に教えておいてあげてください!というようになったきっかけ。
それは
祖母が1人暮らしが困難になり施設に入所する際に行った部屋の片づけなんです。

施設への入所となると、持ち込めるのは身の回りの最低限のものだけ。家1件分を最小限の荷物に整理するのですから、かなり大変な作業です。

そんな中、かなり悩んだのが「着物」。
祖母は冬場は着物という人で、私の祖母のイメージも着物姿。
なので普段着も含めて沢山ありました。

さて、これをどうするか・・・

整理をする頃には、祖母の判断力は鈍っていましたしその場に持っていくのも難しい状態。

「大事にしていた着物、気に入っていた着物を聞いておけばよかったな~」

と着物を前に思ったのです。

結局ゴミ袋に入れることもできず、結局全て持ち帰り知り合いの呉服屋さんへ。
結果は
「一番良いのは、あなたが着てあげることですね」。

なるほど、訪問着や相当に価値のあるもの意外は、買い取り対象にはならないのです。

なので
「着物や貴重品は、本人がしっかりしている間に、それらに関する想い出やどんな時に作ったのか、どれが一番気に入っているか」などをきいておく必あ要がある」と思うのです。

聞いておけば、お気に入りの着物は残しておいて最期に持っていってもらとか、形見分けするなど方法がありますね。

今、みなさんの「たんすの肥やし」となっている着物。
この年末年始あたりにでも思い切ってたんすから出してみませんか?

そしてお子さんや身近な方に、それらをどうしたいのか、どれがお気に入りなのかなどを伝えてみましょうよ!

せっかくの想い出やその当時の想いなどがゴミにならないために・・・

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