特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2012年12月22日

著者:赤川 なおみ

選ぶ基準は何??? 自宅で行う場合

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

お葬式をする時、まずは決めなくてはいけないのが「自宅でする」のか「会館でする」のかということですよね。

昔は自宅ですることがほとんどで、社葬や特別に何かあるという場合意外は自宅でしていましたが、最近では私の住んでいる田舎でも会館で行います。

自宅でのお葬式が少なくなった拝見には
・住宅事情(広さの問題)
・片づけが大変
・自宅にいろいろな人が出入りするのはちょっと…

確かに、弔問客へのお茶やお菓子の手配、お寺さんの接待、お手伝いの近隣の方への気遣い、食べ物の準備などとにかく大変です。

今でも私の住んでいるとことでは「組内」といって向こう三軒両隣」的な付き合い、つながりがあって、近所の方が亡くなるとまずは集まって当家との段取りの相談があります。

自宅で行う場合は、すぐに片付けやその他の準備を手伝い、料理の手配などをして、弔問客にお茶やお菓子を出して・・・

書き出すだけでも、かなり疲れてしまいませんか?
昔しのように近所づきあいが普段からあるのなら「お互い様」なのですが、今の時代では気を使うほうが先にたちますね。

なので、田舎でも会館をかりて、近所の方にご迷惑にならないように・・・というのが一般的。

しかし「最期くらい住みなれた家から旅立ちたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
その場合はぜひ「自宅で葬儀をしてほしい」と家族に伝えてあげてください。

しかし、自宅でのお葬式は先にも書いたようになかなか大変です。
なので、どうしても「自宅で」という場合は、その段取りも自分で少し考えてみませんか?

大切な家族はあなたを失っただけでも悲しく、つらいのに、その中で大変な思いをしてお葬式を行う。

最期の別れを惜しむどころか、あわただしくてゆっくりとお別れもできない。
こんなことにならないためにも、少し考えてみてはどうでしょう?

そんな時、エンディングノートが役立つと思いますよ!

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