特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2013年1月5日

著者:赤川 なおみ

信頼関係を築くには?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

みなんさんかかりつけの病院はありますか?
主治医の先生とは良い関係を築けていますか?

私が子どもの頃などは、病院の先生の言うことは絶対でしたが、今ではセカンドオピニオンを設けている病院も多くなりましたよね。

患者が自分の意思で病院や医師を選び、納得のいく治療を受けることができるようになってきましたが、人間同士ですから合う合わないがあるのは当然。

友人が身内の看病を通して病院との付き合い方を話してくれました。

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祖父が入院した病院、父親が入院した病院を見てきた中で思う事は、病院との付き合い方は患者や患者の家族でしっかり決めることが大切だなということ。

がんと診断された祖父、父の看病を始めた頃は
「親身に対応してくれたのは手術するまで」
「数年後通院すると主治医がコロコロ変わっている」

特に父親の病院の時には強く感じました。

父自身も手術をしてくれた主治医がいなくなってからは、
同じようなことを感じたみたいでした。

ある日「手術をしてくれた先生がいる病院に転院したい」といった父が言い出しました。
最初は戸惑いましたが、入院している本人の意思を尊重したいと思いました。

まずは転院できるように先に転院先の病院にいき先生に事情を説明。了解を得て父親を転院させました。

父親もその先生のほうが信頼できるみたいで安心してるようでした。

どう病院とつき合っていくかは、その人の意志をしっかりと伝えることができ、
そのことを病院側が対応してもらえるかどうかで変わってくると思います。

やはり治療をする際には、先生との信頼関係を築けるかどうかで、病気の回復がちがってきたり、辛さが軽減されたりすると思うのです。

ここで「よくしてもらってるのに悪い」とか「どんな風に思われるだろう」など医師に対する遠慮から、患者さん自身が我慢してしまうのが一番辛いかもしれません。

父は最終的には祖父と同じ家の近所の病院に転院することができたのですが、その中で主治医の先生以外にも他の先生と話ができたり、最後の病院とはいい関係が築けたと思います。

大切な命を預ける病院との関係。患者や患者の家族の意志を尊重してくれる病院を探し、納得いく環境をつくることをオススメします。

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病院、医師との付き合い方は他の方とも話しになることが多いのですが、みなさんはしっかりと話ができ、信頼できる病院、主治医の先生をみつけていますか??

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