特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2013年7月28日

著者:赤川 なおみ

無事1回目終了 今日から役立つ知っ得講座「家族のためのエンディングノート」

こんにちは。
「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。

昨日はFacebookがご縁で講師依頼をいただいた地元公民館での講座「今日から役立つ知っ得講座」の第1回目でした。

暑い日の午後にも関らず、沢山の方にご参加いただきました。

私がお話しさせていただくときのメインは
「エンディングノートは何でも良いのでまずは書き始めること」
これです。

もちろん、エンディングノートの講座なのでエンディングノートのご紹介をさせていただきます。

その中では「なぜ書けないのか?」というお話しもします。

エンディングノートのセミナーでは、相続の問題や葬儀の問題、その後の処理・・・手続きに沿ってそれらに関して書き込んでいくというお話しも多いもの。

手続きは避けては通れないので、大切なことですよね。ただ、そのサポートは探せば色々あります。

一番大切なのは「心」「気持ち」の問題です。

これは書く人自身のこともありますが、残された人のこともあります。

全てを残された人が判断し、進めていくときの気持ちの負担は大きいもの。これは今生きて、このブログを読んでくださる方ならおわかりになりますよね。

なので、私のお話しでは書き方よりも「なぜ書くのか」ということに焦点をあわせてお話しさせていただきます。

第2回目は8月10日(土)13時半~15時。
次回はエンディングノートと現代の葬儀事情などをお話しさせていただきます。

エンディングノートを書いてみたい方は

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著者:赤川 なおみ

お墓の移動 その前に

こんにちは。
「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。

私は本家の長男の一人っ子に生まれたにも関らず、本家の長男に嫁ぎました。

ここで問題になるのは、実家のお墓やお仏壇。
これまでにも少し書いてきました。
実家のお墓 一人っ子支援

これまで、今では実家もない遠方のお墓については「移転」「撤去」などの方法を考えていました。

実家のお墓は、隣が無縁墓らしくずっと前から荒れ放題。それを毎回見るたびに「こういうことだけはないように」と思うのです。

Simplog

とはいえ、子ども4人を育てながら片道2時間かけて、お金もかけてお墓掃除に度々いくことは不可能です。

それなら、父や母を最後に入る人がいなくなるなら、いっそ自分が住んでいる近くに移して子どもたちにもお墓の守をしてもらえるようにした方が良いかな?と考えていました。

しかし、最近お話しした葬儀屋お墓の専門家の方の「それでもお墓があるから、そこに行くんですよ。なくなったら全く行かなくなりますよ」との一言。

そして「先祖は自分のルーツである」ということ。

Simplog

今は「自分を大切に」って言うのはみなさん言われるんですね。しかし、自分って自分で作ったわけでも、生まれてきたわけでもないんですよね。

自分が今あるのは、ご先祖がいたからこそ。歴史で習ったような時代を生きた人たちから受け継がれていることは間違いないのです。

私のルーツが、その遠方のお墓のある土地にあるとしたら、そこを撤去して、そこから先祖を写してしまったら、自分の歴史も切れてしまうような気がします。

永代供養などにして管理はお願いしたとしても、子どもたちに「お母さんのふるさとはね・・」って言える場所、残したいなって少し思いました。

これからは私のように家が途絶えるところも多いでしょう。そのほかにも「もう田舎には戻らないから」など、お墓の移動の需要は多くなるはずです。

ただ、お墓の移動の前に、少しだけ考えてみてはいかがでしょうか?

第6回ハッピーエンドフェスタinひろしま
8月28日(水) 14時~17時

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