特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2013年8月5日

著者:赤川 なおみ

エンディングノートを受け取った人は?

こんにちは。
「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。

エンディングノートには「あなたの想いを書いてください」といつも伝えています。

そして「少しでも想いをかなえてくれる人にエンディングノートが渡るようにしてくださ」とお伝えしています。

では、ノートを受け取った人は、書かれているようしなくてはいけないのか?

それは少し違うと思っています。

もちろん、エンディングノートに書かれていることは本人の意思です。本人の「想い」ですから、できるかぎり書かれたようにしてあげてほしい。

ただ、延命治療や葬儀の形態については、本人の意思はもちろんですが残される家族や親族の想いもあります。意見もあります。

「葬儀は家族葬で」と書いてあっても、親しい友人やご近所づきあいの長かった方などから「参列させてほしい」と申し出があった場合「本人の意思なので」と言って、本当に断ることができるでしょうか?

そして、断ることが本当に本人の想いでしょうか?本人は「最期は誰にも知られたくないの」と思っているでしょうか。

このように「本人の想い」が詰まったエンディングノートではありますが、それを受け取った人は、全て書かれている通りにしないといけないわけではないと思うのです。

法的にも強制力はありませんので、書いてあるからしなくてはいけないというものではありません。

ただ、受け取った人はその人の意思を汲み取り、どうしていくのかを考えていけば良いのです。

エンディングノートを書いた人は、決して渡された人を困らせようと思って書いたのではないのですから。


何を書けば良いの???迷ったときには

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