特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

エンディングノートというのは、葬式に行ったらもらうあれか

著者:赤川 なおみ

エンディングノートというのは、葬式に行ったらもらうあれか

こんにちは。

「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。

先日「エンディングノートというのは、葬式に行ったらもらうあれか」と聞かれました。

しばらく面食らっていると「あの自分のことを色々書かされるやつだろう」「浮気相手のことまで書かされるやつだ」。

え???浮気相手のことまで書く???

続いて「葬式に行って待ち時間に書かされるやつだ」。

さすがに「葬儀社さんが配られることはありますが・・・」と口を挟みましたが、とにかくその方はエンディングノートについてよいイメージはお持ちではないようです。

どうもその後、その方のお話しをうかがっていると「知り合いの方の葬儀に参列された際に、待ち時間に会館の方がエンディングノートを持ってきて書いてくださいといわれたそうなのです。

「そんなところで書けるわけがない」
「持って帰れといわれたが、かみさんは怒って付き返した」とのこと。

よほど、葬儀社が押し付けがましく渡したのか、強制したのか・・・

確かに葬儀社でエンディングノートを配ったり、何かのときのお土産?として渡されたりということはあるようです。

そして「浮気相手のことまで書かなくてはいけない」と言われたのは、相続関係のページでそのような説明をされたのかもしれません。

しかし、待ち時間に書くというやり方は、さすがに無神経。

しかも、お葬式に参列している=人の死に向き合っている時ですよ。

みなさんが一番抵抗のある「自分の死後」と直結してしまいますよね。

人のふり見て我がふり直せ

とても言わんばかりですよね。葬儀の際に困らないように、書いておきなさいよ 的にとられても仕方ないなぁ・・・

こうやって、せっかくのエンディングノートと触れ合う機会が、最悪のイメージで終わるのは悲しいですね。

エンディングノートは、自由に書いて欲しい。
辛くなったり、腹がたってしまうようなことを書く必要はないと思います。

その方にも、次回お会いしたときに、もう少しお話しさせていただけたらなぁと思ったのでした。

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