特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

チーム・バチスタで尊厳死について語る

著者:赤川 なおみ

チーム・バチスタで尊厳死について語る

こんにちは。
エンディングノートナビゲーター、エンディングノート作成講師 赤川 なおみです。

フジテレビのドラマ チーム・バチスタ4で「尊厳死」「尊厳死宣言」についての話がありました。

尊厳死は「人間が人間としての尊厳を保って死に臨むことである。」とウィキペディアには書かれています。

そして「尊厳死宣言」は「本人が自らの考えで尊厳死を望み,延命措置を差し控え、中止してもらいたいという考えを書面にて宣言するもの。

尊厳死宣言には、
・公証人の面前で宣言し、公証人がこの事実を公正証書として記録するもの。事実実験公正証書の一種。
・日本尊厳死協会が発行する「尊厳死の宣言書(リビング・ウィル)」
の二種類があります。

ただ、どちらにしても書いてはいても、その時に対応する医師の全てが受け入れ、尊厳死を認めるわけではありません。

それでも、宣言書があれば9割以上が意思を尊重されるというデータもあります。

これもいつも講座でお話しさせていただくのですが「私は延命治療は望まないから」とだけ言っておくのでは弱く、本当にそうしてほしいと思えば、遺言書と同じくきちんと書いておく必要があります。

そして、書いたらやはりご家族や近親者にその意思を伝え、よくお話しをすること。

簡単な問題ではありませんが、終末期医療が見直されるようになり、エンディングノートで自分の思いを伝えるようにもなりました。

エンディングノートも「書くだけ」では何も解決しません。

「書いたら伝える」「書いたら話し合う」そのための第一歩がエンディングノート。

今一度しっかりと考えてみませんか??

「ちょっと助けて!」そんな時には

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