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エンディングノート普及協会

葬儀の意味とは?参列者決めは、参列者の気持も考えて

著者:赤川 なおみ

葬儀の意味とは?参列者決めは、参列者の気持も考えて

こんにちは。
エンディングノートの書き方・終活講師、エンディングノートナビゲーターの赤川なおみです。

協会でエンディングノートの書き方講座では、葬儀については「する  しない」「会場を決めている 決めていない」など、まずは選択方式で決めていただきます。

その後、詳しく決めたい場合は、また別途決めて行くのですが、やはり「参列者」については、ご自身なりの考えと家族の擦り合わせをしていただきたいと思います。

この「自分の考えと家族の擦り合わせ」がポイント。

自分では「そんなにこだわりがない」とか「ご足労をおかけするのも…」と考え、できるだけ大げさにしないように…と、声をかけない傾向にあります。

昔は、ご近所付き合いもあって、人が一人亡くなれば。みなさんがお悔やみにこられたものでした。

しかし、家族葬が主流となり始め、家族やごく親しい身内のみが参列するという流れになってきました。

こうなると「最後のお別れをしたい」と思っても、参列してよいのかどうか?を参列者側が迷ってしまうといことになります。

それこそ、お宅まで伺ってお線香をあえげるまでではなくても、葬儀に参列して生前お世話になっていた方に、できれば最後お礼を言いたい。

そんなこと、ありますよね。

自分で自分の葬儀を考える場合、多くの方が「できるだけこじんまりと」と言われます。

それは「できるだけ、手を煩わせたくない」という気持からの場合が多いのですが、本当にそれで良いのでしょうか?

葬儀とは、故人を弔うという目的の他に、残された人のためのものでもあります。

葬儀は故人のためだけでなく、残されたもののために行われるという意味合いも強くある。 残された人々が人の死をいかに心の中で受け止め、位置付け、そして処理するか、これを行うための援助となる儀式が葬儀である。(Wikipediaより)」

残された人も、この葬儀を通して気持の整理を付けるわけですね。

ここができないと、なんとなく受け入れられなかったり、気持の切り替えが着かないということもあります。

葬儀の形態、参列者を考える時に、ぜひ自分の気持だけでなくこれまでのお付き合いや、残される人のことも考えてみてください。

そして、家族には「連絡して欲しい人」をしっかりと伝え、葬儀の形態についても話しをしておくことをオススメします。

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