特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2015年8月25日

著者:赤川 なおみ

介護保険負担限度額認定を申請しましたが大変です

こんにちは。エンディングノートナビゲーター®、終活講師の赤川なおみです。

介護保険負担限度額認定って聞いた事がありますか?

ざっくり言うと、介護保険を利用して在宅での介護ではなく、入所施設を利用している人が対象の、施設を利用する際の食費や居住費(滞在費)を、軽減しますよというもの。

って・・・自分で書いていても、難しい!面倒だ!と思うのに、高齢者同士のご夫妻で、自分たちで申請をするしかない場合って、できるのだろうか???

私が申請したのは、実家の祖母が対象だったからですが、本来は7月31日までにしておかないといけなかったんですよね(汗)

祖母は特別養護老人ホームに入所しており、非課税対象者なのでした。


ずっと気にはなっていました。

最近、コンビニとかで「通帳のコピーをするシニアの人たち」を、よく見かけました。

そういえば、施設の方から「これまでこちらで出来ていた手続きですが、ご家族の方でしていただくことになったので・・・」って電話があったよね?

みんなが、慣れない手つきでコピーしてるのって、関係あるんだっけ???

はい。このような仕事をしておりましても、この手の手続きは難しいです。

HPを見ても、書いてある言葉が難しい。

ぱっと見た説明だけでは、申請しないで自己負担になっても、さほど変わりないのかも??などと思ったのです。

しかし!施設の職員さんからの「まだ申請されてませんか?しますか?」の電話に「まだですが、とにかく忙しくしていて…」と伝えつつ、「いったい、今とどのくらい請求額が変わりますか?」と聞いてみました。

なんと・・・
「申請して通るかどうかではなく、申請しないという意志が伝わったら、現在より毎月4万円くらいアップするかもしれません」

え???そんなに!!!!!しかも、今はしない、できる時にやろう!と思っていただけなのに「申請する意志ないんですね。あっそうですか」ってなる訳???

えぇ、びっくりしました。

今日は、台風の影響で出かけるお仕事はキャンセルになったので、急いで手続きへ。

とはいえ、銀行行って、コピーに行って、担当窓口行って、足りないから帰って、また窓口行って・・・も~~~~~!!!!!

先日の特別弔慰金申請といい、これといい、高齢者に対するサービスにしては、あまりにも難しい!

「国って、お金渡したくないんだろうね」って、本気で思うくらい。

そして、おひとりの方や、子どもたちと離れて暮らしていて、なかなか連絡を取れない人って、ちゃんと申請できたのかな?諦めてないかな?

そんな心配をしてしまうのでした。

もしも気になる方は、対象の方がお住まいの市町村の介護保険課や、介護保険の窓口できいてみましょう。

それも難しい方、協会にメッセージをくだされば、お答えしますので、お気軽にご相談くださいね。

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