特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2016年3月27日

著者:赤川 なおみ

一人っ子終活 親子3人で終活の旅その1

一人っ子の私は、実家のお墓のこと、離れて暮らしている両親が介護状態になった時のことなど、両親と相談しながら少しずつ準備を進めています。

 

もちろん、実際に困るだろう?ということの準備は必要なのだけど、もう一つ一人っ子として、生まれた場所を離れて生活している自分には、大切なことがあります。

 

それは、自分のルーツを知ること。

 

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私の場合は、父も本家の長男とはいえ末っ子で、姉3人のうち2人は他界、1人もすでに話すことができません。

 

母は一人っ子で、小さい頃に父を戦争で、母を病気でなくし、母自身が自分のルーツを沢山は知りません。

 

それでも、昨年母の「戦没者等の遺族に対する特別弔慰金」を申請するために、戸籍を集めてまわったことをきっかけに、少しずつわかったことがありました。

 

しかし、私が5歳の頃に愛媛県から広島県に引っ越し、それから40年以上がたっています。

 

以前は両親も、ことある毎に愛媛に帰っていました。

 

しかし、ひとり暮らしをしていた祖母を広島に引き取り、父も身動きが取りにくくなってからは「お祭りの時には帰りたいねぇ」と言いながらも、実現しないまま数年たっていました。

 

今回は「誕生日頃に愛媛に連れてってくれんかね」の父の一言で、半ば強引に「じゃ行こう」と1泊二日の終活旅行を決行。

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こうして父の終活・母の終活・そして一人っ子の私の大切な終活の旅が始まりました。

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