特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

月別アーカイブ 2月 2017

著者:赤川 なおみ

エンディングノート&お薬手帳活用法@枚方市

昨日は大阪は枚方市でお話をさせていただきました。

 

お部屋の関係で定員は40人。

キャンセル待ちも出ましたとの担当者さんのお話に、感心の高さが伺えます。

 

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みなさん「学ぶぞ!」という雰囲気でお集まりくださいました。

 

今回のテーマは

「エンディングノート活用術〜あなたらしく今を生きるために〜」

 

みなさん、エンディングノートを書いてみたい、書いた方が良いのでは?でも、何からすれば?そのようなお悩みを抱えながらの参加だったと思います。

 

そんな皆様に、今日から、簡単に始められるエンディングノートの始め方をお伝えしていきます。

 

「エンディングノートを書こう!」

と思い、講座に参加してくださっている皆様に

「講座のあと、エンディングノートを買いに行かないでくださいね!」と年を押す私(笑)

 

みなさんも「え???」という表情でしたが、その理由はこちら。

 

エンディングノートを購入していただいても、様々な理由から書けないからです。

  • 決まってから書こう
  • 準備ができたら書こう
  • 落ち着いた時に書こう
  • 綺麗に書かなくては

いろいろなことを考えると書けないのがエンディングノート。

 

講座を聞いていただくと「書いてみたい!」と思っていただき、帰りにノートを買いに行かれるのですが、家に帰ると「後で」となって、そのままに・・・

 

これは悪いことではなく、

エンディングノートを書かないと明日にも困ったことが起こる!

というようなものではないからです。

 

でも、多くの方にとって、きっと「書いておいてよかった」と思えるもの。

 

だから、今日から書ける、書く準備ができる方法を講座ではお話しさせていただくのです。

 

今回は、あらかじめお薬手帳を持ってきていただき、お薬り手帳から始める方法や、ご自身に必要な終活のチェックシートを使ったワークを行いました。

 

質問の時間には、かなり深刻な質問もありましたが、それだけ悩みも深刻だったり、日々気になっているということですよね。

 

最後は笑顔で「お薬手帳の使い方って、こういうのもあったんですね!」「今日からやってみます」のお言葉に、元気をいただいた私でした。

 

終活講座を考える時、担当者の方は

重くなるのではないか

暗くなるのではないか

と心配されるようですが、大丈夫!

みなさん、笑顔で部屋を後にされます。

 

みなさんが安心して笑顔になっていただける、笑顔になる終活講座のご依頼は、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

 

 

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著者:赤川 なおみ

聞いておけばよかった‥をなくす終活&エンディングノート

エンディングノート普及協会を立ち上げようと思ったのは「聞いておけばよかった」をなくすには、エンディングノートに書いてもらうのが良いのではないか?という思いがありました。

 
もちろん、今でもそれは変わっていませんが、活動の中で
  • エンディングノートを書くのは難しい
  • エンディングノートはなかなか書けない
  • 書けないから問題点も見えない
  • 書けないまま「聞いとけばよかった」がやってくる
  • という問題が、はっきりとしてきました。
エンディングノートの書き方をお伝えするのは変わりません。
でも「もう少ししたら書きます」っていうのは、いつになったらなのか?
これも、活動の中で永遠のテーマです。
 
しかし、活動の中でも「聞いておけばよかった」という声は、後を立たないのです。
伝える側も、聞いておく側も
 
まだ大丈夫
まだ元気
もう少し大丈夫
 
って思っているのですが、実際には
「この前まで元気だったのに」とか
「この前会った時は、もう少し会話になったのに、どうもおかしい」とか。
 
そうです、こちらの都合よく、ゆっくり進行するわけではないのです。
事故にあった、突然倒れた、認知症が一気に進んだ・・・
 
事故や、突然倒れたことをきっかけに、意思の疎通ができなくなることも多いですからね。
 
意思の疎通ができなくなって、気付くこと、困ることは
  • 保険に入ってた?
  • 不動産はある?ない?
  • 定期預金とか投資信託とかしてた?
  • 誰に連絡したらよかった?
いつか聞けば良い、今度会ったら聞こう・・・
その「いつか」「今度」が来ないまま、聞けずじまいなんてよくあることです。
 
私には関係ない、なんて思ってはいけません。
 
ブログを読んでいる方も「そうそう、そうなのよ」って頷いている方、多いと思います。
 

伝えたいと思ったら・・

もしこのブログを読んでくださったあなたが「そろそろ伝えておかなくちゃ」という方なら、ぜひすぐにメモやノートに先ほどのことを書いてください。
 
メモは広告の裏紙(世代です 笑)でもなんでもかまいません。
ただし、書いたらまとめて置いておくことです。
バラバラにしないでくださいね。
 
ノートはなんだって構いません。
使いかけでやめちゃったものでも、手帳でも。
様式はなんだって良いのです。
 
そして、書いたら「書いてあるよ」と、伝えるべき人に伝えてください。
今すぐ見せる必要はありません。
 
でも「書いてあるよ」と言わなければ、伝えるべき人は、何も書いてなかった時と同じように困ってしまうかもしれません。
だから、伝えることが大切です。

聞いておきたいと思ったら・・・

 
もしこのブログを読んでくださったあなたが「あ!聞いておかなくちゃ」という方なら、ぜひすぐに電話するか会いに言って、先ほどのことを聞いてください。
 
「でも、そういうのが聞きづらいから、後回しになってるんじゃない」
と思われますよね。
 
そんな時には「新聞でみたのだけど」「テレビでみたのだけど」でも良いですし「終活セミナーに行って聞いたのだけど」でも構いません。
 
そして、重要なのは
「聞いておかなかったら、◎◎さん(お父さん、お母さんなど聞く相手の人)が損しちゃうんだって!!」
「何もしらなかったから、◎◎さんがかけてた保険ももらえないままになって、掛け金損しちゃったとかあるんだって!」
 
と、その人にマイナスがあると伝えてください。
私のためじゃない、あなたのために聞かせて!
※実際には両者のためです!
実際にそうなのですから。
 
定期預金の通帳の存在を知らないから、そのままになってしまった
保険に入っていることを知らなかったので、請求しないまま放置
仕事関係の大切な人に連絡できなくて、不義理をしてしまう
 
そうならないためにも、言われるまで待っているが、どうも伝えてくれる気配がない、と思ったら、こちらから聞いてしまいましょう。
 
待っていて、その人が「自分の意思を伝えられない状態になってしまった」となると
 
聞いておけばよかった
 
に、あなたもなってしまいます。
 
それでも、どうしたら良いのかわからないな〜という方は、エンディングノート普及協会にご相談くださいね。
 
 
 
 

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