特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2017年4月20日

著者:赤川 なおみ

らくらく終活@福山市新市公民館がスタート!

さくらもチューリップもたんぽぽも!みんな綺麗に咲いて、ようやく「春」って感じの毎日です。

 

さて、今年度は新たな取り組みとして「らくらく終活」という、毎月1回・一年間の連続講座を始めることになりました。

 

これは、福山市の公民館で開催されている事業の一つなのですが、新市公民館さんでは「新市コミュニティカレッジ」という年間プログラムが開催されています。

 

今年は、13講座が開講され、200人以上の方が参加されています。その中の一つが、この度スタートした「らくらく終活」です。

終活連続講座のメリット

これまで、様々なところで終活セミナーやエンディングノートの書き方講座をさせていただきました。

 

いつもは60〜90分で、スライドを見ていただきながらお話を進めます。

 

もちろん、わかりやすく「すぐ始めることができる」をモットーにしているのですが、それだけではなかなかできません。

 

終活の落とし穴・・それは・・・

続かないこと!

なのです。ダイエットと同じです(笑)

 

ビジネスセミナーでもよくありますが、聞いた時はテンションMAX!

 

すぐやろう!帰ったらやろう!と、気持ちが高ぶるのですが、帰ってしまったら「明日からね〜」となってしまう。

 

仮にすぐに行動できたとしても

三日坊主

という、恐ろしい敵が襲ってくるのです。

 

これは誰しもあることなので、責められません。私だって、気をつけないとすぐに「また今度〜」ってなることが沢山あります。

 

でも、毎月顔を合わせることで「そうだ、明日は終活の日だ!」と気づくこともできます。

 

他の参加者さんが進んでいれば「私もやらなくちゃ!」と、気合の入れ直しもできます。

 

なので、本来は単発講座よりも、連続講座のほうが本気で終活をしたい方には良いのです。

やっぱり片付け!

昨日は記念すべき第1回。

 

今年のメンバーさんは、男性1人・女性7人の合計8人の方で、毎月1回一年間、終活あれこれを学んでいただいたり、実行していただいたり・・ということになります。

 

最初に簡単なアンケートをさせていただき、自己紹介とともに

  • 家族構成
  • 終活のことで気になっていること

を一人ずつお話いただきました。

 

やはり・・・

片付け!

がトップですよねぇ。

 

女性が多いので、どうしても

捨てようと思うのだけど・・・

という声と

捨てようとしたら「高かった・・・」という気持ちが出てきて、また戻してしまって

と「片付けあるある」のお話しが止まりません。

 

あとは田舎にありがちなのですが、本家だと先祖代々の、誰のものか?いつのものか?わからない物も沢山あって、

嫁の立場で捨てて良いものやら・・と悩みます

というのもありますね。

 

それから

新しい家を建てたら、前の家は物置小屋・・そんな家兼倉庫が2つくらいある・・・

2階は使わないから、物置部屋・・・

なんていう、お片づけ専門家が聞いたら発狂しそうな状態もありました(笑)

 

こんな笑い話の中にも、実は隠れた終活問題が沢山あります。

 

そこは、おいおい気づいていただいて、何が問題?ということを考えていきたいと思います。

がんばりすぎない終活を!

今回の講座は「終活箱」を使って進めていきます。

 

メモや必要事項を書くシート、ファイルなどを入れていますが、今後は中身を充実させていきます。

みなさん「やらなくちゃ!」と気合十分ですが、終活は

一つやったら、はい!おしまい

というものではありません。

 

片付け一つにしても、そこから様々な問題が見えてきます。

家族構成からも、考えることは沢山あります。

 

そんなこと言っていたら

え〜〜〜それじゃ、終活って大変じゃない

ってなりそうですよね。

 

だから、飛ばしすぎない、頑張りすぎない。

自分のペースで少しずつです。

 

でも・・

頑張りすぎなくていいですよ!と言っても、少しずつでも進まないとダメですよ(笑)

やろうと思ってるのよね〜

って、やらなかったら、何にも変わらないのですから!

 

はてさて、これから1年どんな講座になるでしょう?

毎月、ご報告させていただきますので、どうぞお楽しみに!

 

また、

連続講座をうちでもやってみたい!

という場合には、下記よりお問い合わせくださいね。

 

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