特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

月別アーカイブ 3月 2018

著者:赤川 なおみ

使う人の手で進化するのが「終活箱®︎」です

今日から始める終活のために

終活もエンディングノートも「いつから?」「どのタイミングで?」「何から?」が最大のテーマ。

  • テレビや雑誌によく出てるあれ?
  • 気になっているけどまだ実行していない
  • 気になるけどもう少し先の話かな?

これはごくごく一般的なこと。

少し終活に興味を持っている人は

  • ノートを買ってみたけれどまだ書いていない
  • 片付けが毎日気になって仕方がない
  • 親にエンディングノートを渡してみたけど書いた様子がない

エンディングノートを買ってみたなど、行動には移してみたけれどそこで止まってしまっている。

どちらにしても、今日や明日やらなければ生きていけない!というような、生きる中で「重要事項」とまではいかないものですから、どうしても後回しになってしまいますね。

そこで、特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では

今日から始める終活・エンディングノート

をテーマに、様々な活動をしています。

その一つの取り組みが

終活箱®︎

特別仕掛けがあるわけでもなく、とてもおしゃれなわけでもない。でも「今日から始める」にはピッタリの箱なのです。

終活箱®︎ってなぁに?という方は、ぜひこちらをご覧ください。

忙しい人にこそ終活箱®︎

こんなの欲しかった!を利用者さんが実現してくださいました!

2月と3月に2回連続講座として開催した”40代女性のためのエンディングノート書き方講座”に参加してくださったみなさま。

終活箱®︎はこんな、なんの変哲もないお道具箱です。

中身については、先ほどの記事を読んでいただくとして、2回目に来られた参加者さんの一人がこのようにして持って来られました。

お分かりになるでしょうか?

ゴムバンドでとめてある!しかもこれ、利用者さんの手作り!

で、これを見た他の参加者さんも「これいい!これほしい!」「持ち運ぶとき、パカパカしてどうしようかと思っていたのよ!」と食いつく、食いつく!

そして、皆さんより食いついたのが開発者の私でした〜(笑)

ぜひともこれを作って欲しい!とお願いしました。

というのも、作ってこられたのはハンドメイド作家さんの田中裕美さんだったから!

1本のゴムを両サイドにかけるのがおしゃれで外れない!

そして、終活箱®︎とコンビを組むなら、生地にはやはりこれを使って欲しい!

いただいたけれど、大きなシミがあったり擦り切れていたり、着物としての役割は十分に果たしている。
でもどうしても捨てることのできない着物たち。

これを使って欲しいのです!と裕美さんにお願いして・・・

できました!生まれ変わりました!

なんと、それぞれの生地に合わせて少しずつ幅も変えてある!着物が生まれ変わって、また新しい役目を担ってくれます。

「生地にも個性があり、とても勉強になった」とおっしゃってくださった言葉に「あぁお願いしてよかった」と、改めて思ったのでした。

終活箱®︎は使う人の手によってどんどん変化する!

実は、ゴム以外にもこんなアレンジを施してくださっていました。

同じくハンドメイド作家さんですが、作る以外に「描く」こともとってもお好きな作家さん。

いつもいいな〜と思っていたのですが、終活箱®︎にも描き描き。

実はこれで完成ではなく、ここからどんどん広がっていくのが彼女流。どんな風に広がりを見せるのか、とっても楽しみです!

終活箱®︎は今日から終活を始める、エンディングノートを書き進めていただくために開発したものですが、使いながら「自分色」になっていくのが楽しいのかな?と思っています。

生活していれば日々変化があるように、終活箱®︎も中身も、どんどん使う人の生活に合わせて変化していく。

エンディングノートは一度書いたら終わりじゃない。

だから、いつでも、何度でも開けたくなる箱になってほしい。

みなさんの終活箱®︎はどんな宝箱になるのでしょう?

終活箱®︎についてのお問合せは以下のフォームにご入力後、送信してください。

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著者:赤川 なおみ

北島三郎さんのご子息の訃報に思う「孤独死」とは?

北島三郎さんのご子息(次男さん)が亡くなっていたというニュースが飛び込んできました。

北島さんが81歳、息子さんは51歳。

記者会見では子どもに先立たれる、親としては一番辛い心境を語っておられました。

ニュースでは「孤独死」ともありましたが、私は孤独死とは少し違うように思います。報道では、少しでもインパクトのある言葉で表現したがる傾向にありますが。今回のようなことは一人暮らしの方なら、年齢問わず誰にでも起こりうること。

孤独なのではなく、身寄りがないわけでも疎遠なわけでもないけれど、亡くなってから日にちがたって発見されることなんて、普通にあると思うのです。

親の終活よりも自分の終活

皆さん終活やエンディングノートのお話しになると「親に書いて欲しい」「親にやってもらいたい」と言われるのですが、本当にそうでしょうか?

「親に書いて欲しい」「親にやってもらいたい」と言われるのは、ほとんど40代、50代の方。そうです、今回の北島三郎さんの息子さんも51歳。

長寿時代、100年時代と言われるようになり「うちの子が」という話の「うちの子」が、すでに70歳ということもよくありますよね。もちろん、幾つになっても親子は親子、我が子は我が子。

そうなると、親の心配もですが

自分のこと

も、とても大切になってきませんか?

親の終活より自分の終活

も大切だと思うのです。

そして40代、50代の終活は、自分のことだけではなく「親のこと」「我が子のこと」と3世代分の終活が必要なのです。

私のように一人っ子の場合、元気な今は親の最期まで自分で責任を持つつもりです。お墓のことだって、両親亡き後は墓じまいをして、本家の一人娘としての役割を果たすつもりです。

でも・・・3年前に病気をしてからは「もしかして自分が先だったら親はどうなる?」と、真剣に考えるようになりました。

両親も私に頼っているのはわかります。そうすると私に何かあったら、その両親が露頭に迷うのかも?ですよね。

子どもの方は、おかげさまで全員成人しましたから、とりあえず「あとはご勝手に!」と言っても大丈夫だけど・・・これが、お子さんが未成年の場合は、親のことも、子どものことも考えておかなくちゃいけませんね。

今回の北島三郎の息子さんは次男さんとのことなので、北島さんが一人取り残されるわけではなさそうですが、もし親一人子一人で子が先立ってしまったら・・・?

家族がいても発見が遅れることはある

今回は亡くなって1週間くらいたっての発見だったと報道されています。

先ほど「孤独死」について少し触れましたが、今回のように一人で生活していた方が亡くなって発見が遅れたら孤独死なのか?ということ。

確かに一人で、孤独に亡くなったと考えるかもしれませんが、北島三郎さんの会見でも

「息子は作曲を始めると没頭してしまい、連絡が取りづらくなることも多かったから」

と言われていました。

考えてみると、普通でも離れて暮らしている親子で毎日電話する・・・という関係は、なかなかありません。

昔のように伝達手段があまりなかった時代ではなくても「いつでも連絡できる」と思うからこそ頻繁には連絡しない親子はどこにでもいます。

一人暮らしの皆さんも考えてみてください。

もし家で突然倒れたら、すぐに誰かに気づいてもらえますか?

毎日朝晩、連絡を取り合っている人がいますか?

そうなのです。一人暮らしをしている全ての人は

亡くなっても発見が遅れる可能性

があるのです。これは10代、20代だってありえますよ。

今回のニュースを聞いて、やはり若い人にも終活やエンディングノートの必要性を考えていただかなければ!と改めて思いました。

終活やエンディングノートに年齢も始める時期も関係ありません。

気づいた時から始めましょう!

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著者:エンディングノート普及協会

お薬手帳から始める終活@浅口市老人クラブ連合会さま

本日は、岡山県浅口市老人クラブ連合会様で毎年行われている講演会で「お薬手帳から始める簡単終活」~私らしく生きるために~というテーマで登壇をさせていただきました。

さすがに老人会連合会総会の講演会ということで、会場も大ホールでたくさんの方が足を運んでくださって、約400名とのことでした。ステージから見た客席は圧巻・・・

お薬手帳から始める簡単終活がテーマでしたが、

①自己紹介
②協会の紹介
③エンディングノートの歴史
④チェックシート(ワーク)
⑤チェックシート解説
⑥お墓事情
⑦葬儀事情
⑧お薬手帳を使った終活

の順番で講演をさせていただきました。

「終活」「エンディングノート」という言葉を聞くと、どうしても年配の世代のモノであるという認識があります。そこでなぜ私が30代であるにも関わらずエンディングノート普及協会に携わっているかを自分の経験を基にお話をさせていただきました。

私の年齢を言うと最初は会場にどよめきが起こりましたが、体験を話している中でどうしてやっているのかということをわかっていただいた様子で頷いて聞いてくださる方が何名もおられてとてもスムーズに話をすることができたと思います。

チェックシートの解説からは、私に変わり代表理事の赤川が公園をさせていただきました。

協会独自のチェックシートを使い

  • まだしなくて良い
  • 必要ない

と思っている方にも少しもで気づきがあればという気持ちでこのチェックシート使っています。

やはりチェックシートを使うと参加されてる方々の中にもご自身で気づいていなかったことが明確になったりするようで、ワークを真剣にされておられました。

その後、岡山県近辺の葬儀事情や、お墓事情を伝えさせていただいた後は、私どもの協会でしか行っていない

お薬手帳を使った終活

をお伝えさせていただきました。

  • なぜお薬手帳が終活に繋がるのか
  • なぜ簡単に始めることができるのか

をお伝えさせていただいたので、少しでも参加された方が行動に起こしてもらうことができればうれしく思います。

協会オリジナルコンテンツである「チェックシート」と「お薬手帳を使った終活」で、少しでも興味をもってる方の「終活」や「エンディングノート」をお手伝いできればと思っております。

著者:赤川 なおみ

権利擁護と終活@東温市地域包括支援センターさま

みなさん「権利擁護」と聞いて、どんなことを考えますか?

そして、権利擁護と終活ってつながりますか?

今日は愛媛県東温市社会福祉協議会・地域包括支援センターの「老後の安心教室」にお集りのみなさまにお話しさせていただきました。

こちらでは「ご自身の権利についても考えていく」ということで、

終活と権利擁護

ということでお話しをさせていただきました。

最初にご依頼を受けた時には「終活と権利擁護の接点とは・・・・・」と考えてしまいましたが、実はとても簡単なことでした。

というよりも、

最期まで住み慣れた地域で尊厳を持って生きる

このことこそ、自分の権利を守ることに繋がるのですよね。

ということは、終活と密接な関係があるのだなと、私も再認識いたしました。

自分らしく生きる権利

終活を始める時、誰か・・大切な人のことを考えて始める方が多いと思います。

もちろん、終活の中には

大切な人が苦労しないために

ということも、大きなテーマとしてはあります。

  • 通帳や返却物がなくて困った
  • どこの保険会社に加入しているのか探し回った
  • 相続後にカードローンの請求がきて困った

などなど、残された大切な人たちが困らないように準備しておくのも終活では大切なことですね。

しかし、もしも意識がなくなった時や認知症を発症してご自身の意思をうまく伝えられなくなった時など、自分ではやりたくないことや受け入れがたいことを押し付けられることもあります。

もちろん、皆さんのことを気遣ってこその行動ということが多いのですが、皆さんにとっては

  • それはやって欲しくない
  • そんなことは絶対いやだ!

ということもあるかもしれません。

たとえ血の繋がった家族であったとしても、本当の気持ちは伝えていなければわかりませんね。

そこは、やはり何かに書いておく、もし伝えることができないときでも、見ていただければある程度はわかるようにしておきたいものです。

尊厳死宣言とは?

今回もご自身のチェックシートからお薬手帳の活用方法までお話しさせていただきましたが、その中で気づくことは

延命治療についてどうするのか?どうしたいのか?

ということ。

ほとんどの皆さんは「延命治療NO!」と思っておらえるようですね。

しかし、何も準備をしないままにしていれば、今の日本では延命治療や過度な治療を行う方向に進むのは当然のことです。

毎回講座の中では

今のままならここにおられる8割以上の方が延命治療をするかもしれませんね

とお話しすると、非常に驚かれます。

しかし、よく考えてみてください。あなたの大切な人をあなたが判断するとしたら、どうですか?

あ、先生もういいです。これ以上必要ありません。

と、はっきり言えるでしょうか?

要するに、ご自身だけで考えていても、判断するのは周りの方。家族の方ということです。

ご自身の意識がない状態では、ご自身以外の方が判断することになる。

その時、皆さんが思っていた皆さんの意思を正しく伝えていただくためには、やはり何かに書き留め、周りの人に伝えておくことは大切ですね。

このことをエンディングノートに書いておくことはもちろんですが、より確実な手段としては尊厳死宣言書を作成する方法もあります。

尊厳死宣言書の作成にも、ご本人の意思はもちろんですがご家族の同意や署名捺印も必要です。

権利擁護と終活

文字にすると非常に重いこと、なんだか難しそうなことという感じがしますが、あなたが最期まであなたらしく生きるためには、今何を考え、何をしておくべきか?を考えることです。

  • やりたいことをやるために
  • 食べたいものを食べるために
  • 出かけたい時に出かけることができ
  • 会いたい時に会いたい人に会う

とても当たり前のことですが、日々楽しく生活するために今日からできること、やっておくことがありますね。

少し立ち止まって、今の生活を振り返ったり、これからの生活を考えてみる時間を持ってみませんか。

著者:赤川 なおみ

エンディングノート&終活お茶会@大阪は3月3日

以前から交流のある方のこの投稿に反応しました。

私にもしものことがあったら・・・
私しか知らない支払いがいっぱいあるんだー。
あれ、どうなるんだろう?
カード会社に停止を申し出たらいいんだろうか?

ん?私しか知らない支払い?
アメブロの広告外しのお金とかー
メルマガの支払いとかー
ロリポップの支払いとかー
クラウドの容量増やしたやつとかー
いやほんま、細かいけどいっぱいあるんよ~。

明日も元気でいよう!

そして

エンディングノート書きませんか?

とメッセージを送りました。

そうしたら・・・お茶会を開催してくださることになりましたが・・・こんな気持ちもお持ちだったのですね。

まだ死ねないからこそ、やっておきたいこと

このブログを書いてくださっているのは、絵本de手相心理カウンセラーの國本ひろみさん

まだお若い!エンディングノートなんて早くない?そんな声もあったかもしれませんね。

しかし、↑の悩みはご自身が起業しているからこそ。

「今を全力で生きる」人だからこその悩みとも言えます。

そうなんですよね。

終活やエンディングノートは

60過ぎたら、70過ぎたらやらなくちゃ

という雰囲気ですが、年齢などは関係ないのです。

40代女性のためのエンディングノート書き方講座にも、30〜50代の女性がいらしていて、お子さんが未成年の方もいらっしゃいます。

まずは「自分にとって何が大切か」ということや「自分らしく生きるためには何が必要か」を考えること。

そして「もしもの時に、今自分ががんばっていることはどうしたら良い?なかったことになるの?」ということも、しっかり考えてみていただきたいのです。

3月3日(土)15時〜のお茶会では、まぁ難しいことはさておき

あなたらしく生きるには?

ということを考えていただきます。

あきらめたくないから、後悔したくないから、時間を作ってやっておくことは必ずあるのです。

作る時間も数時間ですむ人も、何日もかかる人も、千差万別!

まずは自分を知ることから始めませんか?

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日時は3/3(土)15時~(1時間半ぐらい、あとはご自由に^^)

場所は、梅田の素敵なカフェ(お申込み頂いた方にお伝えします)

参加費 3000円 (お茶は、ごちそうさせてください^^)

お申込み お申込みは、こちらです

※國本さんへのご質問もうけてくださるとのこと。人気の絵本de手相を体験してみませんか?

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