特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

日別アーカイブ 2021年3月24日

著者:エンディングノート普及協会

亡くなった後のお金って想像以上にかかります・遺体安置編

エンディングノートを書いたり、終活を進める中で必ず出てくる「葬儀どうしますか?」という質問。

この時、葬儀費用はインターネットで葬儀会社のサイトや実際にパンフレットなどを取り寄せて調べると思うのですが、費用ってそれだけでしょうか?

死んだ後のお金の話

と言う本を読んで色々と気になって調べたり考えたりしてみました。

葬儀費用は葬儀代金だけではない

見出しにあるように、葬儀費用については皆さん葬儀代金を調べると思うのですが、実際にはその周辺のお金っていうのもかかりますよね。

例えば、寺院へのお布施、食事やお車代や香典返しなどなどがあります。

もちろん「寺院は呼びません」という方も増えていますし、「火葬式のみだから香典返しもありません」という方もいらっしゃるでしょう。

ただ、食事などについては、たとえ家族だけであったとしても、故人を忍びながら会食のようになると普段よりもお金がかかりますし、待ち時間のお茶代や食事代、自宅から離れていれば交通費など、直接的ではないけれども葬儀に関連しての出費は案外大きいものです。

もしも親族は呼ばなくてはならないという場合など、交通費は親族持ちでも宿泊費は葬家が支払うなどということもあります。

こうして考えると、葬儀代金+諸々かかる費用=葬儀代金の2倍、などということも珍しくありませんし「こんなはずではなかった!」となり、費用を誰が払うのか?と揉める原因にもなりかねません。

そこで亡くなった後かかる費用について、少しずつ考えてみましょう。

遺体安置にかかる費用

病院や施設で亡くなった場合、特に病院の場合は「どちらに運ばれますか?」とすぐに聞かれます。

この時「あ、まだ何も決めてないのです」ということになると、想定外の高額な葬儀会社を紹介されて困ったなどという話もありますので、もしも亡くなったらどこに安置するのか?ということだけでも、決めておきましょう。

遺体安置にかかる費用、見落としていませんか?
※クリックしていただくと、約9分の音声が流れます

音声の中でもお話しさせていただきましたが、お亡くなりになってから火葬まで、日数がかかってしまう場合は安置する場所をどうするのか?という問題があります。

葬儀会館などを借りた場合は、何日かは会館使用料も料金に含まれるのですが、それをすぎると費用がかかります。

自宅なら部屋代は必要ないのですが、ドライアイスの費用が1日8,000~10,000円と言われているので、それかける日数分。そして夏などはドライアイスが予定以上に必要かもしれず、1週間自宅で安置すると、やはり7万くらいかかったりしますね。

ご自宅じゃない場合、遺体ホテルも安置場所になるのですが、こちらは地域によってはある場所とない場所があります。

今回、検索で大阪の遺体ホテルがヒットしましたので、そちらにお客様として電話で尋ねてみました。

この音声は電話で問い合わせた時の録音です。会社名などはカットしています。

やはり追加料金があるようですね。

今回問い合わせてわかったことは、葬儀も含めて安置する場所を探しているのか、安置だけで葬儀は別のところでお願いするのかでも違うようです。

できる準備は早めに

葬儀の準備なんて・・・と言いながらも、最近では葬儀会館も「事前相談受付中」の看板を掲げています。

とは言えなかなか踏み込む勇気がない、と言う方は、お気軽に当協会までご連絡ください。

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