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若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?

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著者:エンディングノート普及協会

若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?

2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると厚生労働省が発表し(2015年1月)、65歳以上の3人に1人が認知症当事者と認知症予備軍になると予測されている認知症。

近頃65歳未満で発症する若年性認知症については、当事者の方々が声をあげ、講演会で登壇されたり、本を出版されるなど、若年性認知症への理解を求めた啓発活動に力をいれておられます。

しかし、まだまだ「認知症になったらおしまいだ」と考える人も多く、物忘れが多くなったり、日常生活のちょっとした違和感に気づいていても、早期に診断を受ける人は少ないでしょう。

介護の現場においても、認知症に対する理解を深めている施設も少しずつでてきましたが、反対にベッドに手足や体をしばりつける「身体拘束」は10年前の2倍になっているという厳しい状況もあります。

どんなことについてもそうですが、まずは「正しく知ること」が全てのスタートです。

認知症についても「こうだろう」という、予測や推測で判断するのではなく、その人はどう思っているのか?どうしてほしいのか?何が必要なのか?をしっかり聞くこと。

そこから全てが始まると考えます。

そこで今回は「若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?」をテーマに、若年性認知症当事者の竹内裕さんと、フリージャーナリストの奥野修司さんによる対談を企画いたしました。

竹内さんは広島在住。59歳で若年性認知症と診断され、現在は当事者として多くの認知症と診断された人を笑顔にされています。

また奥野さんは、ノンフィクション作家であり、昨年は若年性認知症当事者丹野智文さんの著書「丹野智文 笑顔で生きる」を監修された他、講談社 読書人の雑誌「本」では「愉快な認知症」を連載中でいらっしゃいます。

今回の企画は、全国を飛び回ってみなさんを笑顔にしている竹内さんから、昨年夏に奥野さんをご紹介いただいてご縁と、地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家施設長の田原さんのおかげで実現することになりました。

主催は会場となっている地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家さんにお願いしました。

五本松の家は昨年オープンした新しい施設ですが、広島県内で初めての「暮らしの保健室 ふくまち」(地域交流スペース)を併設されるなど、福山市内外から多くの方が見学にこられる施設です。

地域交流スペースは誰でも気軽に立ち寄ることができる工夫が随所になされており、今回も「一人でも多くの方にお二人のお話をきいていただきたい」という、私たちの希望を快諾してくださいました。

  • 認知症について不安に思っている方
  • 認知症の方の介護をされている方
  • 認知症についてもっと知りたいと思っている方

認知症と診断された人たちが、実際どんなことに悩み、どんなサポートを必要としているのか?サポートする側ではなく、される側としての「本音」を聞いてください。

若干お席に空きがございますが、参加ご希望の方は必ずご連絡いただきますよう、お願いいたします。

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『若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?』
日 時:2018年1月12日(金) 14時~15時30分
会 場:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家 地域交流スペース
定 員:30名
参加費:500円
語り手:竹内 裕さん(たぬき倶楽部代表)
聞き手:奥野 修司さん(フリージャーナリスト)
主 催:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
共 催:特定非営利活動法人エンディングノート普及協会
お問合せ:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
TEL 084-999-6321  FAX:084⁻999-6322
担当:田原久美子
※対談終了後、同会場でお二人を囲んで交流会を開催いたします。
参加費は500円(お茶・お菓子付き)です。
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◎竹内 裕さん
59歳で若年性認知症と診断され、現在64歳。
「診断当初は自宅に引きこもる生活をしていた」という竹内さんですが、現在では笑顔で全国を飛び回り、多くの若年性認知症の方を笑顔にされています。2017年8月には「認知症の人やその家族、病気や障害などで生きづらさをかかえる人が集い、ともに学びあい、課題を発見し、解決のために地域貢献を行うことを目的とする”たぬき倶楽部”」を立ち上げられました。

◎奥野 修司さん
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞。『看取り先生の遺言』『魂でもいいから、そばにいて』『丹野智文笑顔で生きる』他、著書多数。
講談社 読書人の雑誌「本」にて、若年性認知症当事者の方へのインビューをまとめた「愉快な認知症」を連載中。

著者:エンディングノート普及協会

認知症当事者の方から学ぶエンディングノートの有効性

先日の若年性認知症イノベーションフォーラムin笠岡の午後の後援で、丹野さんと当日急遽登壇した36歳の男性との会話。

丹野さんは、ご自身の本「丹野智文 笑顔で生きる」(丹野智文 著、奥野修司 監修 文藝春秋) の中でも、仕事の仕方について書いておられます。

認知症当事者のお二人から学んだ「書くこと」の大切さ

若年性アルツハイマー病と診断されても、同じ職場で仕事を続ける丹野さんの仕事術は「とにかく書く」というもの。

とにかくなんでも書いてある。

仕事の手順やら気をつける点やら、丹野さんは書き込んだ2冊のノートを使ってお仕事をしているらしいのですが、なんとそのノートは丹野さんの同僚にも大人気。

同僚の方もそのノートをみれば、仕事ができる!ということで、人気の丹野さんノートらしいのですが「返ってきたノートにその人の書き込みがしてあることもあるんですよ」というほど、みんなにとって必需品となっているそうなのです。

フォーラムのステージ上で、急遽登壇した36歳の男性にも、丹野さんから

「仕事はどのようにやっていますか?」

という質問が投げかけられたのですが、やはりその男性も

「とにかく書きます。なんでも。忘れちゃいけないと思うから、なんでも書いています」

と、やはり「書く」ことを大切にしているとおっしゃっていました。

人間誰でも、頭の中だけで覚えておくことには限界がありますし、覚えていたとしても頭の中で全てを整理するのは限界があります。

だから書く。書いて整理する。

この会話のお二人は、仕事は現役。働き盛り。

この日のお二人の会話を聞きながら、やはり認知症と診断されてもされなくても、仕事に対しての「向き合い方」や「書いて(入力して?)整理する」ということは、誰でも変わらないなぁと再認識しました。

なんでも書く(入力する)

書くのが苦手な人もおられますね。

私はどちらかというとメモ魔なので、なんでも書きたくなります。

トレードマークとなりつつある「スヌーピーのモレスキン手帳」は、どちらかというと大きめで荷物になるタイプ。

毎日1枚の書き込み欄があるごっついタイプなのですが、これになんでも書きます。

書くことが苦手な人は

  • 綺麗に書きたい
  • こんなことは書くまでもない

など、先に頭で考えてしまうことが多いように思います。

確かに、手帳って「自分がわかれば良い」と思う人と「とにかく綺麗に書きたい」という人にわかれますよね。

みなさんはどちらですか?

私も、モレスキンのノートを使い始めた頃には「綺麗に書かなくちゃ」と思って、何もかけない時期がありました。

しかし、書かないままではノートを持っている意味がない。それなら、なんでも良いから書いてみよう。

そう思って書くようになると、字が綺麗とは決して言えないけれど「私のモレスキンノート」が出来上がっていきました。

とにかくなんでもこれに書いてある。

そのノートには、とても愛着が湧いて「大好きな私の記録」として毎年積み重ねています。

もちろん、アナログが全てではないので、スマホやタブレットのメモに全て入っているというのでも構わないと思います。

こうして考えると、エンディングノートがかけない人も、きっと

  • 綺麗に書きたい
  • こんなことは書くまでもない

と思ってしまって、手が止まっているのかもしれませんね。

書き過ぎたら消しても良い。だからまずは書いてみる

先ほどのフォーラム登壇者のお二人も

書かなくて不安になるくらいなら、書き過ぎでもなんでも書いたほうが安心

というお話をされていました。

エンディングノートって、まさにこれ。

  • 何を書こうか・・
  • こんなことは書かなくても・・・

なんて思っていると、いつまでも書けないと思うのです。

  • 整理してから
  • 何かが決まってから

そう思いながら、頭でごちゃごちゃ考えていませんか?

エンディングノートには法的な効力はありません。遺言書のように「こう書きなさい」という決まりもありません。

正しい書き方なんていうのもない。

でも、書いたから褒めてくれるわけでも、何か賞をいただけるなんていうものでもない。

でも、いろいろ書いておくことで、自分にもしものことがあった時や、判断能力が亡くなった時でも、自分の意思を尊重してもらえるチャンスがあります。

最期まで自分らしく生きたい

自分らしくありたい

そう思う方は、ぜひともエンディングノートに書き込んでください。

書く内容は何でも良いのです。書き始めに構えてしまうようであれば、

  • 自分の今の気持ちでも
  • 忘れたくないことでも、
  • れだけは伝えたいということでも
  • 隠してあるけど何かの時にはみつけて欲し物の置き場所でも

何でも良いので書き始めてみる。

もちろん、ノートだって何でも大丈夫。

売っているエンディングノートは好みじゃない!という方は、お好きなノートで始めてください。

私のようにお気に入りの手帳がある方は、そこに書いてみましょう。

 

それでもエンディングノートがあったほうが書きやすいなぁ・・と思う方、協会オリジナルノートの購入もできますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

著者:赤川 なおみ

若年性認知症イノベーションフォーラムin笠岡2017

9月26日(火)岡山県笠岡市の笠岡市民会館にて、若年性認知症イノベーションフォーラムin笠岡2017が開催されました。

主催はきのこグループさんで、丹野智文さんを招かれるのは昨年に続いて2回目。

当日当協会では、丹野さんの本「丹野智文 笑顔で生きる」(丹野智文 著、奥野修司 監修 文藝春秋)の販売ブースを、RUN伴広島、RUN伴岡山の皆さんと一緒に担当させていただきました。

若年性認知症イノベーションフォーラムin笠岡2017

会場では、認知症カフェコーナーが設けられ、11時のスタートからお茶を飲みながら情報交換をする人たちで賑わっていました。

丹野さんを交えたフォーラムのプログラムは午後からでしたが、午前中には岡山県内の認知症当事者の方と日本認知症ワーキンググループメンバーで、笠岡に駆けつけてくださっていた、広島の竹内祐さん、名古屋の山田真由美さん、そして丹野さんとの交流の時間が持たれました。

今回のイノベーションフォーラムに先立ち、主催者からは「岡山には若年性認知症の方がいない」と言われていたそうですが、当日は5人の方が集まりました。

しかし今回は、35歳で診断されてから、誰にも言わず、家族の会などの支援団体にも入らず、ずっと一人で悩んでおられた男性が勇気を持って一歩を踏み出すという、とても嬉しいことが起こりました。

これまで絶望的だったその男性は、今回のフォーラム、同じように39歳で診断された丹野さんを知って、勇気を出してコンタクトを取ってこられたそうです。

そして、認知症当事者の皆さんと会い、話す中で「自分も今日から変わろう」と決心をされた。

この勇気と希望を与えたのは、家族でも医師でもない。

同じように若年性認知症と診断され、絶望を味わい、そして仲間によって笑顔を取り戻した皆さんに出会えたからですよね。

おれんじドアが笠岡にやってきた

仙台では、丹野さんを中心にした「ご本人のためのもの忘れ総合相談窓口 おれんじドア」が開設されています。

丹野さんも診断された当初は落ち込み、引きこもったと本にも書かれているのですが、その丹野さんを笑顔にしたのは、今回も参加されている広島の竹内さんでした。

丹野さんより先に若年性認知症と診断され、診断された時の絶望も引きこもりも経験し、今は笑顔で全国を飛び回っておられる竹内さんに会ったことで、丹野さんは生まれ変わったように笑顔になったそうです。(丹野智文 笑顔で生きるより)

その経験から、今では丹野さんご自身が、

認知症と診断された人の、
その不安を一緒に乗り越えられたら…

と活動されているのがおれんじドア。

通常は仙台市内を中心に活動されているのですが、今回はまさに「笠岡におれんじドアがやってきた!」という感じだったのではないでしょうか。

本を広めて「全国どこでもおれんじドア」に!

前述の丹野さんの本もそうですが、2017年に入って認知症当事者の方が書かれた本が相次いで出版されています。

これまでの「認知症になったら何もできなくなる」というイメージを覆し、「認知症=絶望ではない」ということを、認知症当事者の方たちが発信しています。

先に認知症になった私たちから仲間たちへ

本以外にも、日本認知症ワーキンググループのみなさんが積極的に講演活動を行っておられますが、やはりそれには限界があります。

丹野さんの場合、特に平日はお仕事ですから、現在でもかなりのハードスケジュールで全国を回っておられると思うのです。

その点、本は全国どこでも手に入れることができ、最近では書店がない地域でもすぐに届くシステムが充実しています。

そしてその本には、当事者の皆さんが悩んだこと、不安だったこと、その中で見出した光、希望などを、経験したから伝わる言葉で書かれているのです。

これを手に取って読むことで、丹野さんのおれんじドアに参加できなくても、最初の一歩をふみだせる方がたくさんいることでしょう。

ですから、特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では、本の販売を積極的にお手伝いさせていただきたいし、当事者ブックフェアも開催していきたい。

どんな小さな取り組みであっても、一歩を踏み出すことが大切ですね。

フォーラム終了後には、会場で丹野さんの本を買ってくださった方に、丹野さんがサインをしてくださいました!

あらかじめお名前を聞いて行ったのですが、講演終了と同時に長蛇の列!

サイン本を手にした皆さん!ぜひお友だちや周りの皆さんにもご紹介くださいね。

 

当事者ブックフェアに関するお問い合わせはこちらから

 

著者:赤川 なおみ

認知症で困るのは誰?認知症を正しく知ろう

先日、手芸店のレジで見かけたおばあちゃん。

 

たぶん、認知症がゆるやかに進んでいるのだなぁ・・・と、感じた瞬間がありました。

 

きっと、みなさんも見かけているのでは?

認知症でも日常生活を送る

私が感じるのは

認知症=何もできない

というイメージを持っておられる方が多いこと。

 

しかし、実際には、心筋梗塞や脳血栓のように「突然倒れる」というようなものではなく、かなりの段階を経て認知症は進行しています。

 

だから、みなさんがイメージするような認知症の状態に、突然なるわけではありません。

 

どの人にも

あれ?ちょっとおかしい?

でも、気のせいかな?

ということがあり、その回数が増えたり、なんとなく違和感があったり・・・

 

それを、そのまま放置し、どんどん進行して「どうしましょう!」という段階で、

やはりそうか・・・

と、認めざるをえないことが多いのではないかと思います。

 

高齢化が進む日本でも、きっと日常的に「初期の認知症」の方を見かけているはずですし、もしかしたらご自身の親も、旦那さんも、奥さんも、そしてあなた自身にも、そんな兆候があるかもしれません。

 

先日のおばあちゃんも、手芸をされるのでしょうか?材料を買いに来ていらしたようでした。

 

そして、レジでお会計の時に、定員さんから「会員になるとお得ですよ」と声をかけられたようで、会員申し込み用紙に記入しておられました。

 

その時です。

何かに迷い始めました。

 

それは

住所と電話番号

の記入欄を見た時です。

◎◎を忘れたからわからない・・・

どうしよう・・・

と、しばらくブツブツと独り言のようではありますが、まわりにも聞こえる声で何度も同じことを言っています。

 

店員さんは、煮え切らないおばあちゃんにイライラしているのは明らか。

 

おばあちゃんの「会員になったら返品はできますか?」の質問にも、机に貼ってある「返品できません」の紙を無言で指差す状態。

 

そして「やめますか?やめるなら今なんですけど」ととどめをさし、おばあちゃんは諦めたようでした。

 

定員さんのイライラはわからないでもないのですが、もしも「これは?認知症かな?」と気づいていたら、他の対応もできたはずです。

 

少し前にも、スーパーで食材を買い物してレジを済ませ、袋に詰める台までカゴを持ってきたところで、忘れて帰っているのを見かけました。

 

きっと、お財布にお釣りを入れたか何か、一瞬他のことをしたのでしょう。

 

そうすると、買い物をしたことを忘れて帰ってしまった・・・

 

ただそそっかしくて「あ!そうだった!」と、真っ赤になりながら引き返すのとは違うのです。

 

自分が「買い物をした」という行動を全く忘れているから、取りに帰ることはありません。

 

このように、日常生活全てにおいて、認知症を発症したとしても、日常生活がそのまま続いている場合が多いと思われます。

困るか?困らないか?

先ほどの買い物カゴの中身を忘れているのを見た時、「きっと帰ってから困っているだろうに・・・」と、私は思いました。

 

しかし、認知症についていろいろと知る中で

実は、本人は困っていない

ということに気づきました。

 

先ほど書いたように「買い物をした」ということを全て忘れているとしたら「どうしよう、忘れてきてしまった」という発想にはなりませんよね。

 

きっと、次に冷蔵庫を開けた時などに「あれ?ないなぁ。買いに行かなくちゃ」となるはずです。

 

だから

実は、本人は困っていない

のです。

 

私のように、自分の常識の中で考えると

買い物した物を忘れたら困るだろう

と、相手を自分に置き換えて考えて「困るだろう」

なのですが、ご本人にしてみれば

あら?ないからまた買いに行こう

くらいなことかもしれません。

 

要するに

認知症になったら困る!

というのは、

当事者ではなく周りの人

なのではないか?と、認知症を知れば知るほど思います。

 

そして、認知症かな?と気づくのも

本人よりも周りの人

だと思うのです。

認知症を正しく知る

認知症が発症したからと言って、特別な生活を送らなくてはいけないわけではありません。

 

日常生活を送っていますし、明らかに生活に困難をきたしているのでは?と思っても、ご本人は気づいていないということもあります。

 

だからと言って、何もしなくて良いわけではない。

 

車の事故や踏切の事故が起こっているように、やはり危険はつきものです。

認知症でも日常生活に困らない

ためには、世の中が認知症を正しく理解し、

  • 気づいたらどうするのか
  • 声かけは?
  • 行動は?
  • 何をすれば良い?

を、知ること。

 

今は、認知症と診断された方ご自身が、積極的に発信をされています。

 

ぜひ、その方たちの声を聞いてみましょう。

 

実際にサポートしている人の声を聞いてみましょう。

 

本当のサポートとは何か?を考えるなら、

まずは正しく知る

そこから始めませんか?

 

ーぜひ一緒に知って、応援してくださいー

5月13日(土)広島県福山市で開催します!

お申込みはこちらのフォームから!

 

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著者:赤川 なおみ

認知症の初期症状?家族はそこに気付いていますか?

近所の激安スーパーは、午前中のシニア率が高いのですが、色々感じることがあります。

先日は「本日広告の品」が多い日だったのか、シニアの多さはかなりのもので、しかもみなさん「我先に」状態。

あまりの殺気に「この時間は避けた方が良いかも・・・」と真剣に思ったほどでした。

そんな午前中の激安スーパーですが、今日は急いでいてその時間に行くことに。

なんとかレジを済ませ、袋に詰めるコーナーに移動すると、商品の入ったかごが置き去りに。

あらら?と思っていると、周りのおばあちゃんが「こりゃ、あの人が忘れていったんだわ」と。

他の人も「そろそろ気がつかないかしら?」と見回しているけど、全く気配はなし。

レジの人に「買ったまま忘れて帰ったみたいなので、預かってあげて」とおばちゃん。

「何しにきたのかねぇ」なんて笑っているけど、私は結構笑えない状況でした。

というのも、ただ忘れたなら良いのですが、認知症の初期だったとしたら・・・

買い物に出かけることはできる。

自分で欲しい物をかごにいれ、レジも済ませる。

そしてかごを置いて次のことをしようと思ったら・・・

一瞬で「今何をしようとしていたのか?」がわからなくなったり「◎◎に行かなくちゃ!」と他のことを考えて動き出してしまったり。

そうなっている事実を、家族は知っているのだろうか?

買い物に行けるくらいだから、まだまだ元気!なんて思っていないだろうか?

このように、一見普通に見えても、ギリギリのところで生活している独居の高齢者の方は多いと思うのです。

午前中の激安スーパーで、またまた考えさせられる場面に遭遇し、終活専門家として「伝える努力」にもっともっと力を入れなくては!と考えた1日でした。

終活専門家による終活セミナーのご案内
5月の終活セミナー

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著者:エンディングノート普及協会

50歳過ぎたら換気扇掃除をしない〜やめる勇気を〜

大掃除の季節となりましたが皆様大掃除をはかどっていますか?

あっちもこっちも気になって大掃除がなかなか終わりませんよね。

でも今年は少しやめる勇気を持ちませんか?

いつまでも元気に暮らすコツ

50歳を過ぎたら換気扇の掃除はぜひ止めてほしいと思っています。

というのもいつまでも元気で楽しくやりたいことをやって生活するためには転倒しないことが1番だからなのです。

換気扇掃除などはこれまでもずっとやってきたし、まだまだできる!と思っているかもしれません。

できるかもしれないけれど、やはり踏ん張る力は衰えているし、もしも落ちそうになったときにつかまって体を支える力も落ちていますよね。

転倒→骨折→寝たきり

え?そんなに大袈裟な!と思うかもしれませんが、高齢になればなるほど「転倒して骨折すること」は命取りになりかねないのです。

そして転倒し認知症等は進みやすくなるとも言われています。

昨年、母が転んで骨折をしてしまい、車椅子に1ヶ月乗った時にも、一気に生活環境が変化したことで

自分がギブスをはめているのか?

車椅子に乗っている状態を理解するのに時間がかかり、なぜなぜ歩いてはいけないの?なぜ車椅子なの?いうことを毎朝悩んでいたことを思い出します。

まだまだ日常生活を送ることのできる程度の認知症でも、その時期は一気に進行したような気がしました。

 

広島弁でゆるゆる終活に関する情報を発信しております。

 

やめる勇気がいつまでも楽しく暮らすためのコツ

ですから、高いところから転倒するリスクは1つでも避けたいもの。

転倒は、日常生活が一気に変化してしまって車椅子生活になったり入院生活になったり、一時的にも自由を奪われてしまうだけでなく、思わぬ出費にもつながります。

「50歳で換気扇掃除を止めてください」と言うのは、50歳前後で骨折をした場合その後年を大事に歩きにくくなったり立ち上がれなくなったり、行動に自由の幅がなくなりがちだから。

転倒リスクを1つでもなくして、いつまでも元気で暮らせるように生活のスタイルを変えてみませんか?

1つやめたら、1つできることが増えるもの。

いつまでも元気に楽しく暮らすために、やめる勇気、捨てる勇気を持ちませんか?

 

公式ラインアカウントでは、毎日終活のちょっとしたコツなどを配信しております。

ご質問もお気軽にどうぞ!

公式LINEアカウント
著者:エンディングノート普及協会

協会の取組

エンディングノート普及協会では、エンディングノートの書き方、終活に関する取組の他、看取りを考える講演会、在宅医療を考える講演会、お薬手帳活用術、災害時のプロボノ支援、認知症啓発活動、エンディングノートの日(EN日)などにも、年間を通して取り組んでいます。

 

お薬手帳活用術

多くの方が利用している「お薬手帳」に、協会オリジナルのお薬手帳ベストを追加して必要事項などを書き込み、緊急連絡先や意思表示などを伝えるツールとして活用することを推奨しています。

各地で「お薬手帳から始める終活・エンディングノート」の講座も開催いたしております。

詳しくはこちらから⇨お薬手帳活用術

 

講師派遣・オンライン講座

 

エンディングノート普及協会では、全国からエンディングノートや終活に関する講座の講師の派遣を承っております。→講演実績はこちら

また、オンラインによるエンディングノートや終活のオンライン講座による講座開催も行っておりますので、お気軽にご相談ください。→オンライン講座

 

看取りを考える・在宅医療を考える講演会

2017年より「これからの在宅医療・看取りを考える講演会」を年に1度開催しております。

毎年、当協会顧問の在宅医療専門医 丸山典良先生、ノンフィクション作家の奥野修司さんを交えて、医療従事者、ケアに関わる専門職のみなさん、一般の参加者のみなさんと一緒に「在宅医療・看取り」をテーマに学びを深めます。

また2019年度からは、厚生労働省の定める「人生会議」についてもエンディングノートを考える一環として取り組んでいます。

詳しくはこちらから⇨在宅医療・看取りを考える講演会

 

災害時のプロボノ支援

H30年7月豪雨発災直後より、広島県三原市の被災現場でボランティア活動を行った経験を元に、発災直後からの生活支援、ソフト面の支援の大切さを考えるプロボノ支援(医療、介護、リハビリ、ケアに関わる専門職による支援)の仕組みを考える勉強会を開催しています。

詳しくはこちらから⇨災害時のプロボノ支援の取組

 

個別相談

エンディングノートや終活に関する疑問や「今何をするべきなのか?」「何から始めたら良いのか?」「親に終活やエンディングノートに取り組んで欲しい・・」など、なんでもご相談ください。

電話相談の他、オンラインでもご相談いただけます。→オンライン相談

 

認知症啓発活動

認知症啓発活動への取組として、NPO法人認知症フレンドシップクラブが主催する「RUN伴」への参加や、若年性認知症当事者の方を交た勉強会、出版物の展示、認知症になっても暮らせるまちづくりなどに取り組んでいます。

詳しくはこちらから⇨認知症啓発活動への取組

 

エンディングノートの日(EN日)

8月8日は「みんなでエンディングノートを書こう!」 どんなノートに?いつから?どんなことを? 悩んだあなたは、EN日に参加してみてね! EN日は、みんなでエンディングノートを書く日として、2017年より一般社団法人マンダラエンディングノート普及協会様と「EN日」イベントを開催しています。

また、8月1日〜15日は「EN日週間」と位置付け、様々な講座などを開催しています。

詳しくはこちらから⇨EN日の取組

 

終活ブックトーク

当協会では、本のプロ・図書館司書であり、行政書士、エンディングノートナビゲーター®としても活動している、家ノ上さくらさんが、オススメの終活本を紹介します。

終活・エンディングノートのプロそして、本のプロが選ぶオススメの終活本。
ぜひ、手に取って読んでみてください。

詳しくはこちらから⇨終活ブックトーク

 

SNSを活用した情報発信

協会設立当初より、ブログやTwitter、Facebook、YouTubeなどSNSを活用して情報発信を行っております。

Twitter・・・@endingnote2014

Facebook・・・https://www.facebook.com/endingnotefk/

       終活ブックトーク

YouTubeチャンネル・・・特定非営利活動法人エンディングノート普及協会

 

協会通信の発行

当協会の活動についてご案内させていただく通信を発行させていただいております。

閲覧・ダウンロードはこちらからお願いいたします。

 

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メッセージ本文
著者:エンディングノート普及協会

災害時のプロボノ支援の実践

当協会では、H30年7月豪雨災害よりプロボノ支援を開始しています。

発災当初は呼びかけに賛同して集まってくださった医療・看護・介護・リハビリ職などのみなさんが、仕事の休みを利用して被災地に足を運び、避難所内の環境整備や被災者の皆さんの健康チェック、認知症の方の話し相手やお風呂の送迎支援など、公的機関の支援から外れてしまうような細やかな支援を行いました。

最初の呼びかけは、ご自身も被災した作業療法士の男性からでしたが、呼びかけた当初は「体力に自信がないので、炎天下で土砂撤去などはできないと思う」と参加を躊躇される方も多かったのですが「屋内、避難所内で手伝ってほしいことがたくさんあるんです」「どうか高齢者の話し相手になってください」と声をかけ「それならできるかも・・・」と、少しずつ参加者が増えました。

実際の支援内容は

  • 歯磨きの介助
  • 避難所内の片付けと衛生管理
  • 着替えを選ぶなど物資選びの介助
  • 話し相手
  • 仮設風呂への送迎
  • 看護師による血圧チェック
  • 熱中症の人を医療機関につなぐ

などでした。支援を続ける中で見えてくる少しの変化を共有し、避難所責任者や医療機関に繋ぐ支援は避難所が閉鎖されるまで続けられました。

被災家屋の片付けなどが落ち着くと「することがない」という声が聞こえるようになります。片付けている間は目の前のことに必死ですが、日常生活を奪われた被災者にとっては、食事の準備ができない、畑仕事をしようにもできないなど、これまでやっていたことができないので「することがない」となってしまいます。

その頃からは、心のケアが中心の支援となります。

当協会では、看護や介護の現場にメディカルアロマを取り入れている団体と連携し、定期的に被災地を訪問してハンドトリートメントを行いながら話をする機会を設けています。ハンドトリートメントを行う場合も、看護や介護の視点で被災者に関わることで、体調の変化や心の変化がわかります。また、月1回でも継続して関わることで、復旧・復興のフェーズで変化する被災者の様子もわかり、今その人にとってどのような支援が必要なのか?を見つけることもできます。

このように、情報交換や勉強会を行うだけでなく、実践の場を設けながらプロボノ支援の仕組みをどのように作っていくのかを考えて活動を続けています。

災害時のプロボノ支援に関するお問い合わせ

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メッセージ本文

※このページはJR西日本あんしん社会財団から助成を受けて作成したものです。

著者:赤川 なおみ

気持ちを書き出す習慣作りでエンディングノートも気軽に書こう

本当の気持ちを聞いておけば良かった、聞いてみたいと思うのは、死後や自己の意思が伝えられなくなった時だけではないと思います。

まだ一人で食べることも、トイレに行くこともできるけれど、一日中何もすることがない、、、と、ただ座ったり寝たりしている人。介護に関わる人なら「介護サービス使って、デイサービスを利用するのがいいですよ!」なんて、勧めてくださるのでしょうか。
しかし、本人はそこに行くことを望んでいるのだろうか?もちろん、家にいてもすることがないけれど、だからといってデイサービスに行くことでその気持ちは解決するのかな?

どこかで会って話しても、まさか認知症が進んでいるなんて思えないだろう認知症初期の人。全てにサポートが必要なわけではないけれど、本当は何に悩み、何がしんどいのだろう。何に不安をいだいているのだろう?

こんな風に「その人の本当の気持ち」とか「その人がやりたいこと」というのは、状況によって変わるります。そしてその人の性格によっても変わるわけで「こうなったら聞いておく必要がある」とか「聞いておいた方がいい」というわけではないですよね。

人は誰でもオギャー!と生まれた瞬間から、人生の最期(END)に向けて進んで(ing)います。だからこそ、自分の意思が示せるようになったら、自分はどんなことがしたくて、どんな風に生きたいのか?を考えることは大切ですよね。
子どもなら「将来○○になりたい!」と周りの人に宣言することも、成人して今後の人生設計を立てたり、保険に加入する際にライフプランニングを立てることも「自分の気持ちを伝える手段」ですね。

エンディングノートや遺言書、ACP(アドバンスケアプランニング)というと「特別なもの」と構えがちですが、その時々で何度でも書き換え可能なのだから「その時」の気持ちを「その時々に」書けば良いのです。
子どもの夢が毎年変わってしまうように、ライフプランは何度でも変更するように、少しでも体調や生活環境に変化があり、気持ちが変わったら「いつでも書き換えればよい」のです。

子どもの夢が毎年変わっても、ライフプランを毎年立て直しても、怒る人はいませんよね。
エンディングノートや遺言書、ACPも同じ。毎年書き換えても、怒る人なんていないのです。

それでも構えてしまう!という時には、改まって書くのではなく、日常使いの手帳でも、家計簿でも、お薬手帳でも、その時の気持ちをちょこっとメモする。そんな日常の生活の中に「自分の気持ちを伝える」習慣を作る。
「気持ちを表現する、伝える」ことが特別なことではなく日常になったなら、自分も大切な人もいつも笑顔でいられるはず!

著者:赤川 なおみ

ケアニン特別上映会@福山市新市公民館

昨年10月に尾道シネマさんで観た時から「絶対自主上映会を開催して、一人でも多くの方に観ていただきたい!」と思っていた”ケアニン〜あなたでよかった〜”

念願かなって、福山市新市公民館で上映させていただくことになりました!

新市公民館さんでは、2017年4月より毎月1回のコミュニティカレッジ「らくらく終活」の講師や、新市公民館さんの公民館便りにコラム「みんなの終活」を寄稿させていただいております。

地域に密着した公民館というのは、車を利用しない人、インターネットを利用しない人には、

貴重な情報収拾・情報交換の場

となっています。

エンディングノートや終活講座も、歩いて行くことができる場所で開催してくれるから聴きに来たとおっしゃる方が多く、当協会でも公民館や地域のコミュニティ会館などの講師ご依頼を積極的にお受けしております。

また、新市公民館さんでは、毎年「シニアライフセミナー」を開催されていますが、昨年度より「認知症」に特化して連続セミナーを開催されています。

2017年度のシニアライフセミナーの様子

  • 認知症について正しく知る。
  • 認知症について正しく理解する。
  • 認知症について正しく知り、理解することでお互いに支え合うことができる。

こうして地域で認知症への理解を深めることは、自分が、家族が認知症と診断されても、住み慣れたまちで安心して暮らすことに繋がります。

2018年度も引き続き「認知症」に特化したシニアライフセミナーを開催されることになり、今回のケアニンの上映会をセミナーへの導入として、さらに気持ちを高めて行きましょう!ということになりました。

ケアニン〜あなたでよかった〜は、実際に存在する神奈川県藤沢市の介護施設あおいけあの小規模多機能型居宅介護「おたがいさん」がモデルになっています。

新人介護福祉士 大森君が人のおばあちゃんとの出会いから、様々な経験と葛藤を繰り返しながらしっかりとした”ケアニン(ケアする人)”に成長していきます。

ここだけご紹介すると、介護福祉士さん向けの内容?と思われそうですが、私のオススメは家族の変化です。

母親の認知症が進行して行く中で、受け入れられない息子。

素直におばあちゃんと向きあう孫娘。

どこでもありがちな「認知症について正しい理解がなされていない、情報を得ていない家族の姿」が、ケアニンとの出会いから認知症を理解し、母親への接し方や気持ちが変化していきます。

映画のモデルが実在する施設での日常ですから、映画やドラマにありがちな「それはドラマだからでしょ」という仲の良い家族の物語ではなく、みなさんもこれから経験するであろう未来を観ることができますよ。

日 時:2018年6月9日(土) 13時30分〜16時

会 場:福山市新市公民館
   福山市新市町

鑑賞料:300円(チケットのお求めをオススメします)

今回は100席限定!です。もう少しお席がございますが、できるだけ早めにご連絡ください。

お問合せ、お申し込みは下記のお申し込みフォームからお願いいたします。