特定非営利活動法人
新年=年度末、という方も多いですね。
実は、この時期多いのが、
エンディングノート&終活講座の駆け込み講師派遣のご依頼
なのです。
年度末になって
などなど、様々な状況はあると思われますが「なんとかお時間ありませんか?」というご相談が多いのもこの時期です。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では、急な講師派遣のご依頼にも対応させていただきます。
ご依頼いただく際、主催者の方が気にされるのは「終活なんて、参加する方は抵抗があるのではないの?」ということのようです。
この二点を心配されるようですが、当協会の講座は
ことをモットーにしております。
主催者のみなさまからも
など、「やってよかったです」という感想をいただきます。
これからますます「自分のことは自分で」「在宅で」という流れになってきます。
これからの超高齢社会、人生100年時代は、社会全体で考える問題。年齢や世代は関係ありません。
まずは「終活の今」「今できることは?」をみなさんで共有しませんか?
講演時間は60〜120分、講演内容はエンディングノートの書き方からイマドキの葬儀やお墓事情、終末期の過ごし方や介護、認知症まで、ご希望に合わせてお話させていただいております。
講演では、基本的にはプロジェクターを使って写真やイラストを見ていただきながら、笑顔で聞いていただける内容を心がけております。
参加人数の指定はございませんので、少人数から何百人までの大規模なものまで、主催者の方のご意向にお任せしております。
エンディングノート同様決まった形はありません。
費用や開催日など、まずはお気軽にご相談ください。
◎エンディングノートを活用したその人らしい最後を考える
〜終活は葬儀の準備だけではありません〜
広島市西区家族介護者教室さま
2月9日(金) 13時〜15時
◎お薬手帳から始める終活&救急医療情報キットの見直し
福山市新市町9-2町内会さま
2月12日(日) 10時〜11時
◎やる気になる終活セミナー
〜自分らしく生きるために、終活のヒントを探してみよう〜
福山市駅家西公民館さま
2月15日(木) 10時〜11時30分
◎お薬手帳から始める終活&救急医療情報キットの見直し
福山市新市町いきいきサロンさま
2月17日(日) 10時30分〜11時30分
◎お薬手帳から始める終活
府中市老人大学さま
2月20日(火) 10時〜11時
◎お薬手帳から始める簡単終活〜私らしく生きるために〜
浅口市社会福祉協議会さま
2月27日(火) 14時〜15時30分
◎お薬手帳から始める終活
愛媛県遠温市
3月2日(金) 13時30分〜15時00分
◎お薬手帳から始める終活
福山市常石公民館学区民大学さま
3月24日(土) 10時半〜11時30分
講師のご依頼は下記フォームに必要事項をご記入の上送信ボタンを押してください。
2月1日(木)〜2月4日(日)まで、福山市新市町の新市公民館「公民館まつり」にて、エンディングノートの展示等をおこなっております。
福山市の新市公民館さんでは、2017年4月より毎月1回「らくらく終活」ということで、新市コミュニティカレッジ内の講座として開催しています。
毎月少しずつ、終活のポイントをお伝えしたり、エンディングノートや家系図を書いて見たり、樹木葬の見学に行ったり。
一人でもできるけど「そのうちやろう」と思って始められない人、一人だと進まないな〜と思っている人たちにとっては
らくらく終活の日は、終活に向き合う日
ということで、少しでも進められる、気になっていることを一つずつ解決することができる内容です。
毎年開催されている公民館まつり。
公民館が開催している新市コミュニティカレッジに通いながら活動しているみなさんや、公民館を利用して活動しているみなさんが、日々の成果を発表する場です。
2月1日〜4日は作品展示、2月4日はステージ発表も行われるのですが、それに先立って1月31日には会場準備が行われました。
私たちの「らくらく終活」も展示ブースをいただいたので、ちょこっと準備。
様々なエンディングノートや認知症当事者の人が書かれた本などを展示しています。
その他「あなたに必要な終活とは?」をチェックするためのチェックシートを無料配布中。
2月4日は終活無料相談も行いますので、チェックシートをつけたら気になった・・・という方は、お気軽にブースにお立ち寄りくださいね。
2月4日(日)は9時〜ステージ発表が始まります。
大正琴やフラダンス、コーラスなど、日頃の練習の成果を発表されるのですが、ちょっと面白そうなのは「着物リフォーム教室」さんのファッションショー!
着なくなった着物を持ち寄り、みなさんでリフォームして新しい服に蘇らせておられるサークルさんで、らくらく終活メンバーにも着物リフォームをしておられる方がいらっしゃいます。
いつもご自身でリフォームした素敵な服を着て来られるのですが、この発表会のステージ発表では、みなさんがご自身で作ったものを着てファッションショーをされるようなのです。
もちろん、1日〜4日まで展示コーナーにも展示されていますが、ファッションショーという積極的な取り組み&楽しみ方、楽しませ方はよいですよね〜。
そして、13時30分〜は、尾道を中心にご活躍のソプラノ歌手、井上訓子さんによるソプラノコンサート。
日曜日の午後のひととき、美しい歌に癒されませんか?
その他、バザーではうどんや炊き込みご飯の販売などもありますので、手ぶらでお越しくださいね!
福山市新市公民館は、JR福塩線新市駅より徒歩8分。新市小学校隣で、駐車場は新市小学校の校庭になります。
2018年1月13日(土)広島県福山市にあるリム福山7階のものづくり交流館セミナールームで「看取り」をテーマとした講演会の3回目を実施いたしました。
この「看取り」をテーマとした講演会は、昨年の11月と12月にも開催しており今回は最終回の3回目。
これまでの2回では「介護現場での看取り」を、社会医療法人社団沼南会管理栄養部リハビリテーション部副部長で理学療法士の 森田 裕治氏のお話と介護福祉士さんを交えたパネルディスカッション、「医療現場での看取り」を福山で先進的に在宅医療専門クリニックとして在宅医療、在宅看取りを牽引しておられる、まるやまホームクリニックの丸山院長のお話と在宅医療専門クリニック看護師、訪問看護師、在宅薬剤師の3人のパネルディスカッションで開催してきました。
最終回となった今回は「家族の立場から」をテーマに、第一部を「看取り先生の遺言」著者奥野修司氏にご講演いただきました。
「看取り先生の遺言」は、終末期のがん患者のために在宅ケアのパイオニアとして2,000人を看取り、自らもがん患者として「看取る側から看取られる側」となった岡部健医師の、亡くなる日までの闘病の様子・遺言を奥野氏が聞き取りながらまとめ上げたものです。
第二部は我々、特定非営利活動法人エンディングノート普及協会のメンバーの初期立ち上げメンバーで、看取りを経験した3名でパネルディスカッションを行いました。
過去2回開催してきた「看取り」というテーマ。今までは「専門家目線」で行ってきましたが、今回は「家族目線」で行い家族側の想いなどを中心に取り上げて開催させていただきました。
第一部の奥野氏の講演では、奥野氏がこれまで様々な看取りの現場や、看取り先生の遺言のインタビューをしてこられた中から、写真を交えてわかりやすくお話ししてくださいました。
その奥野氏の講演の中でキーワードとしてできたのが家族側の「覚悟」と「達成感」でした。
家族側の「覚悟」と「達成感」というお話を聞いた時、私は大事な人が余命宣告を受けた場合のことを考えました。
これから何十年もの間一緒に生活していくことが出来なくなってしまうということ、それは病気が原因として現実に起こってしまい自分が思い描いていた理想のプランよりも本人が亡くなってしまうのだという現実を受け入れる自分自身の「覚悟」、その亡くなるまでにしてあげられることや、してあげられたことへの自分自身の「達成感」、これがあれば家族の気持ちは満足するのだなという解釈をしました。
もう少し具体的に覚悟の部分を私の経験したことから伝えさせていただくと、私の理想としていたといいますかきっとこうだろうなという将来の像というのがありました。
それは、私自身が結婚をして子どもが生まれて、その子どもを自分の父親が抱っこしてくれる、また孫を囲んで孫の誕生日やお正月を一緒に過ごすということが自分の頭の中で当然としてありました。
その頭の中に当然にあった、訪れるであろう像というものが、私の場合は「ガン宣告(のちに余命宣告も受ける)」を医師から突然言われたことにより崩れ去ったのでした。
今の時代、宣告というのは患者本人が望んでいない場合を除き口頭で簡単に、また淡々とした口調で告げられるのだなとその時感じました。
しかしその時の私は、まだ今の医療技術があれば助かるだろうと思っていましたが、時間が経つにつれて父親の場合根治は無理なんだなと実感していきました。
その時に崩れ去ってしまった将来像は捨てて、父親が亡くなるという現実を受け入れました。
その後は、これからは父親とどうやって過ごしていけば良いのかといったことを模索し始めました。それが私にとっては「覚悟を決めた」時期だったと思います。
次に「達成感」についての部分ですが、たしかに「達成感」を家族が感じることができれば、気持ちの部分の負担は減るだろうと私も思います。
私の場合もその「達成感」を亡くなった時には感じていたのですが、ある出来事があり「後悔」へと変わってしまい、今でもそれが残っています。
ある出来事については第二部のディスカッションの内容の中で触れさせていただこうと思っております。
そのような家族側の「覚悟」と「達成感」のことを感じながら、第二部のパネルディスカッションへ入りました。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会の3名がそれぞれに経験した看取りについて、簡単に自己紹介を交えながらパネルディスカッションは始まりました。
私が「看取り」の経験を通して話をさせていただいたことは、祖父の看病(透析から始まり最後は肺がん)から始まり父親の看病(肝臓ガン)との掛け持ちになり、2人が亡くなるまで私がどのように看病してきたかについて話をさせていただきました。
その中で、先ほどの奥野氏の講演でてきたキーワードである「達成感」を感じていたけれども「後悔」に変わって、今でもその後悔の気持ちは自分の中でずっと消えずにあるんですと話しました。
その「達成感」から「後悔」に変わった出来事というのは、父親の病室を片付けている時に起こったのです。
父親がガン宣告を受けてから亡くなるまでの約2年の間は、病室でよく2人で話をする時間ができたので
「行きたい所はないの?」
「食べたいものはないの?」
という質問を父親に対ししていたのですが、いつも父親が言う言葉は、
「別にないなぁ」
という返答ばかりだったのです。
その時私としては「無いんだったらいいかぁ」というぐらいの軽い気持ちでいたために、さらに父親に対して「本当にないの?」「言ってくれていいんだよ」といったような深く聞くことなどもしませんでした。
そんな月日を過ごしているうちに父親との別れがきてしまいました。
父親が亡くなって病室を片付けている時、ベットの裏に付箋が何枚も貼られているのに気づいてそれを全て剥がしてみました。
そうすると、
「車」
「東京」
etc…
といった単語が弱々しい字で書かれてあったのです。
今となってはそれを父親がなんのために書いたのか答えはわかりません。
私としては「自分ができることはしてあげたから良かったな」と思っていたのですが、その付箋の文字を見て
「言い出せない環境だったのかな」
「もっとしっかり話しておけばよかったな」
という「後悔」の気持ちがうまれてしまいました。
そのような出来事があり、何かそういった終末期に関するようなことを話せるキッカケになるものはないだろうか?と思っていた頃「エンディングノート」を発見しました。
このノートを活用して元気な時にしっかりと話をし、万が一の時が起こったときに私のような「後悔」の気持ちになってしまう人を少しでも減らせることができるように。
そのような想いから今の協会の前身の任意団体としてのエンディングノート普及協会を立ち上げ、活動を開始を始めることになりました。
パネルディスカッションの話に戻りますが、それぞれの自己紹介が終わると参加者の方からの質問に答えていく時間になりました。
その中で、
家族としては医療従事者の方々の事をどう思ってるいるのか
ということについて
「大変お世話になってるので申し訳ないな」
「迷惑がかかることはしたくないな」
という気持ちを医療従事者の方に対しては家族はもっていますよ
と私自身は思っていたということはお伝えいたしました。
また家族が望んでいることとしてその時に言えなかったのですが、
「家族としてはできる限り本人と病気になる前の普通の生活を送りたい」
ということを思っているということ。
なにも特別なことを施設の方にお願いしたい、またはするつもりも家族としてはないのです。
生活する環境が家から病院に変わるぐらいで、普段送ってきた生活を送りたいと思っているのが家族側の想いです。
本人がやりたいことを施設や病院でできるかできないか判断していただき、もしできるのであればさせていただく。
ただこれだけでも家族の気持ちは和らぎます。
例えばですが、私が父親の看病をしている中で医師や看護師さんに非常に感謝している出来事がありました。それは父親が
「レオ(飼っているラブラドールレトリバー)に会いたいな」
と言っていたのできっと難しいだろうなと思いながらも、担当してもらっている看護師さんに話をしてみました。
なぜ難しいだろうなと思ったと言いますと、父親がその時は車いすにも乗れないベッドで寝ている状態だったからです。
しかし、担当の看護師さんがその時に、
「病院の夜間と救急の入り口に連れてきてもらったらそこまでベッドで移動しますよ。ぜひ連れてきてください」
と言ってくださったのでした。
レオと父親の対面は、時間にしてだいたい10分もないぐらいだったでしょうか。
それでも、父親がレオと接してるあの笑顔の姿は、今でも忘れられなくらい鮮明に覚えています。
その時にもし連れてくることが難しいとわかったら、写真を撮って見せてあげるといったこともしたでしょうがその「できるのかできないのか」の判断をすぐ伝えていただき、行動に移せたことはとてもよかったなと思っています。
ですから医療従事者の方には
「何か特別なことをしてあげなければ、というような力を入れず、笑顔で毎日接していただくだけで大丈夫です」
「万が一本人の要望を聞いて可能であればやりましょう家族に対して言ってくださいね」
ということを私自身の経験から伝えておきます。
今回「看取り」をテーマとした講演会を開催した中で、本人、家族、医療従事者という、この3方向のそれぞれの意見を聞き、一緒に考え情報を共有できる環境や機会があると、お互いにわからない事などが直接聞けてそれが今後の改善に向けていい方向になっていくのではないかと感じました。
今後も協会として、医療従事者の方、本人、ご家族の方、この三者のトライアングルを「良いトライアングル」になるよう、私たちの協会がHUBとなって機会を作って行きたいと思っております。
「看取り」は、家で家族に囲まれて人生の最期・臨死期を迎えるスタイルから様変わりしてきました。
高度経済成長とともに病院で最期を迎える方が9割以上になっていましたが、最近では自宅で最期を迎える方、施設で最期を迎える方など、様々なケースがあります。
これからの看取りは、今まで以上に様々なケースが予想され、これまで医療機関に頼りきっていた家族や身内も「どのように最期を迎えるのか」を考えなければなりません。
そのような出来事がご自身の起こった時に気軽に相談できる場所であったり、勉強会であったり知識をいれておく必要があると思います。
今回参加できなかった方も次回はぜひ参加してみてください。
※この講演会は公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団の助成事業です。
2017年11月から毎月一回開催させていただいた「看取りとは?〜さまざまな立場の経験から〜」。
本日「これからの看取りと家族」がテーマの第3回を無事終えることができました。
毎回熱心に通ってくださった方、参加した方が声をかけてくださって足を運んでくださった方、多くの方に関心を持っていただけたこと、協会役員一同大変嬉しく思っております。
またお忙しい中、講師としてご登壇くださった先生方、パネラーのみなさま、本当にありがとうございました。
この連続講座は、講師のみなさま、パネラーのみなさま、そして参加してくださったみなさまが「看取り」というテーマを通して「さまざまな立場の経験から」考えていただくことができたのではないでしょうか。
今回のことをスタートとして、これからも勉強会などを開催してまいります。
本日3回目の講師としてご登壇してくださった奥野修司さんより、本日の資料をご提供いただけることになりました。
奥野さんは町田在住で、フリージャーナリストとして著書多数。
ご自身もお父様、お兄様の看取りを経験されていますが、お仕事としては「看取り先生の遺言」を出版されています。
「看取り先生の遺言」は、終末期のがん患者のために在宅
講演の中では、これまでのご経験や取材で出会われた方のお話しはもとより「なぜいい看取りが必要なのか」「希望死、満足死、納得死」「お迎え体験」「家族にとってのいい看取り」など、本当に様々な角度からお話しくださいました。
今回は特別に、奥野さんがまとめられた当日資料を期間限定で公開していただけることになりました。
ご希望の方は、下記フォームに必要事項をご記入いただき送信してください。
送信後に資料ダウンロードのご案内をさせていただきます。
公開期間:2018年1月13日(土)〜20日(土)
※返信メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダもご確認ください。
講演会資料ダウンロードフォーム
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2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると
近頃65歳未満で発症する若年性認知症については、当事者の方々が声をあげ、講演会で登壇されたり、本を出版されるなど、若年性認知症への理解を求めた啓発活動に力をいれておられます。
しかし、まだまだ「認知症になったらおしまいだ」と考える人も多く、物忘れが多くなったり、日常生活のちょっとした違和感に気づいていても、早期に診断を受ける人は少ないでしょう。
介護の現場においても、認知症に対する理解を深めている施設も少しずつでてきましたが、反対にベッドに手足や体をしばりつける「身体拘束」は10年前の2倍になっているという厳しい状況もあります。
どんなことについてもそうですが、まずは「正しく知ること」が全てのスタートです。
認知症についても「こうだろう」という、予測や推測で判断するのではなく、その人はどう思っているのか?どうしてほしいのか?何が必要なのか?をしっかり聞くこと。
そこから全てが始まると考えます。
そこで今回は「若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?」をテーマに、若年性認知症当事者の竹内裕さんと、フリージャーナリストの奥野修司さんによる対談を企画いたしました。
竹内さんは広島在住。59歳で若年性認知症と診断され、現在は当事者
また奥野さんは、ノンフィクション作家であり、昨年は若年
今回の企画は、全国を飛び回ってみなさんを笑顔にしている竹内さんから、昨年夏に奥野さんをご紹介いただいてご縁と、地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家施設長の田原さんのおかげで実現することになりました。
主催は会場となっている地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家さんにお願いしました。
五本松の家は昨年オープンした新しい施設ですが、広島県内で初めての「暮らしの保健室 ふくまち」(地域交流スペース)を併設されるなど、福山市内外から多くの方が見学にこられる施設です。
地域交流スペースは誰でも気軽に立ち寄ることができる工夫が随所になされており、今回も「一人でも多くの方にお二人のお話をきいていただきたい」という、私たちの希望を快諾してくださいました。
認知症と診断された人たちが、実際どんなことに悩み、ど
若干お席に空きがございますが、参加ご希望の方は必ずご連絡いただきますよう、お願いいたします。
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『若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”
日 時:2018年1月12日(金) 14時~15時3
会 場:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家 地
定 員:30名
参加費:500円
語り手:竹内 裕さん(たぬき倶楽部代表)
聞き手:奥野 修司さん(フリージャーナリスト)
主 催:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
共 催:特定非営利活動法人エンディングノート普及協会
お問合せ:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
TEL 084-999-6321 FAX:084⁻999-
担当:田原久美子
※対談終了後、同会場でお二人を囲んで交流会を開催いた
参加費は500円(お茶・お菓子付き)です。
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◎竹内 裕さん
59歳で若年性認知症と診断され、現在64歳。
「診断当初は自宅に引きこもる生活をしていた」という竹
◎奥野 修司さん
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。2006年、
講談社 読書人の雑誌「本」にて、若年性認知症当事者の方へのイ
2018年1月1日。エンディングノート普及協会は6年目を迎えました。
2017年はエンディングノート普及協会にとって変化の一年でした。
5月にNPO法人化、8月に初のEN日(エンディングノートの日)、11月には初のRUN伴参加、12月からは初の助成金事業。
その他にも、様々な企画と実行、講演のご依頼、他団体様とのコラボイベントなどなど、これまでの4年間があってこその5年目だったのだなと、改めて思います。
1月終わり、ふと「あれがあったら良いのにな・・・」と思い始めてから「任意団体ではなく法人にして活動を広げては?」との助言に「そうなの?法人になれるの?」と半信半疑だったところから一気に加速。
いつも止まってしまう事務作業を強力にサポートしてくださる助っ人登場で、5月1日特定非営利活動法人として再スタートいたしました。
設立当初からエンディングノートについて、書き方や必要性、どうやったら簡単に書ける?などなど、エンディングノートについて発信してきました。
しかし、どうしてこうも「書けない」のでしょうね?
でも
書いてない
という現実。
よし!
を設定して「はい、今日書きますよ!」っていうのも良いのかも?と、とあるエンディングノート開発者さんからお誘いがありました。
ということで、2017年8月8日に初のEN日・エンディングノートの日を、そして8月1日〜15日をEN日週間として、各地でワークショップやEN日イベントを開催しました。
ご提案くださった一般社団法人マンダラエンディングノート普及協会さまに、感謝です!
改めて「エンディングノートの日」を設定したことで、発信する機会が増えたことや気にかけてくださる方が増えたこと、何よりも各種メディアに取り上げていただいたことは、大きな成果でした。
2018年は、より進化したEN日・エンディングノートの日を開催すべく、新年より準備をスタートしたいと思っています。
これまでにも、講演会やブログ、書かせていただいているコラムなどで
いかに簡単にエンディングノートを書き始めるか?
について発信してきました。
とはいえ
やはり「すぐ始める」にはハードルが高い。
ノートを買いに行くことが難しい時には、どうしたら?そんな問題もあります。
もっと身近で、いつでも始められる方法・・・と考えているうちに、あることに気づきました。
それが
お薬手帳を活用する
ということ。
誰でも無料で入手でき、緊急時に必要な大切なお薬の情報が詰まったノート。
これを活用して、まずは
自分のことを誰かに伝えるために書くこと
これに慣れてもらうことからだ!ということで、講座を開始しました。
2018年は、さらに多くの方に知っていただきたいと思います。
認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN伴」の福山ルートに、チームエンディングノート普及協会として初参戦。
今年は5月から4回の認知症を考える連続講座に参画したり、福山市新市公民館で若年性認知症の方々が出版している本のブックフェアを開催したり、認知症を考えることにも積極的に取り組んできました。
走るだけでなく、協会メンバーでNursing rose代表金山さんが、襷を託した施設でアロマトリートメントも実施。
襷だけでなく、笑顔もつなぐことができました。
2018年は、さらに走る距離を伸ばし、まちづくりにつなぐ活動にしていく予定です。
これまでにも看取りについては、エンディングノートや終活講座でお話しさせていただくことが多かったのですが、今年は在宅医療助成勇美記念財団さまの助成金事業として3回連続の講演会を開催することになりました。
第3回は〜これからの看取りと家族〜 2018年1月13日(土) 13時30分〜15時30分
それぞれの立場の看取りの経験からのお話しと、これから何を考えて行けば良いのか?
参加してくださる方ご自身のこととして、一緒に考えていただく講演会です。
他にも、親の家の片付けサポート、相続サポート他、個別ご相談案件も増え、一人ひとりの立場と悩みに寄り添いながら、悩みの解決に向けて動いています。
みなさんも2018年新しい年を迎え、今年の目標や夢を新たにされたことでしょう。
その時には、ぜひ目標や夢を諦めることなく実現し、さらに大きな夢に向かって動くことができるよう、エンディングノートにも向き合ってみてください。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会は、いつでもあなたの悩みに寄り添い、お手伝いさせていただきますので気軽にご相談くださいね。
以前の記事でエンディングノートをどこから書いたらいいのかわからない方のために「自分のこと」から書くのがオススメですと書きました。
しかし今度は「自分のことを書いたけれど次はどの項目を書いたら良いのかわからない」と言われた方がおられたので何か良い方法がないかと考えていました。
そこで良い方法を発見しました。それは、
家系図を利用する
方法です。
「え?なんで家系図使うの?」
と思われたかもしれませんが、家系図を利用すると
自分の周りの人間関係を把握できる
のです。
エンディングノートに家系図を書く箇所もあると思います。
でも、まずは紙ペンを用意してフリーハンドで良いので書いてみることをオススメします。
家系図を先に書いてしまうとエンディングノートが書きやすくなる理由としては、
人間関係を把握できるので、誰に何を書けば良いのかわかりやすい
ということです。
例えば、3人家族だとして自分がなくなった場合に、
「子どもは1人だけど、その周りには従兄弟がいるから葬儀の部分は従兄弟にも手伝ってもらうほうがいいかな」
など、家系図に人の名前を記入してみると、その人のことを思い浮かびます。
そうすると、前もって具体的にイメージしたり、把握したりできるのです。
ですから、家系図を利用して
といった部分を明確にしてエンディングノートに向き合うと、どの項目から埋めていけばよいのかわかってきます。
ぜひ家系図をフリーハンドで書いてみてくださいね。
エンディングノートを書いてみたいと思っていても、思ったその時に書かないと、日々の生活が忙しくてなかなか時間を取ることができないのではないかと思います。
ぜひ、この記事を読んでくださった皆様はそのようなことにならないために、今から紙とペンと用意して家系図を作ってみてください。
次回は家系図を作ったことによって「家族とこんな話題が挙がったよ」という事例をご紹介します。
そのためにも、ぜひあなたの家系図も合わせてあると良いと思いますのでぜひ書いておいてください。
看取りとは?をテーマに、それぞれの立場から看取りを考える3回シリーズの講演会。
第2回は「医療の立場から」ということで、第1部は在宅医療専門まるやまホームクリニック院長 丸山典良先生のご講演、第2部は在宅医療に関わる専門家のみなさまをパネラーにお迎えしたパネルディスカッションで会を進めます。
日本は超高齢社会となり、迫り来る「多死社会」を前に国もあれこれ対策に乗り出しています。
とはいえ、これまでの自宅で亡くなることが一般出来だった時代から「病院死が7割、8割を超える」という時代に変わり、さて病院だけでは難しいということで「ご自宅で」と言われても簡単なことではありません。
神奈川県横須賀市では、11年度から、在宅医療や在宅みとりに関わる地域の人材育成や多職種連携に力を注ぐ。市民啓発にも力を入れ、在宅療養を紹介する啓発冊子の発行、相談窓口の周知などを行ってきた。全死亡者のうち自宅や高齢者住宅で亡くなる「在宅死」の割合は14年の場合、22・9%と、人口20万人以上の自治体でトップ。川名理恵子・市地域医療推進課長は「1人暮らしでも最期まで自宅で暮らすことは可能だが、制度があっても市民の理解がないと進まない」と話す。(毎日新聞「どう変わる医療と介護」から)
このような自治体の動きはもちろんのこと、実際に終末期を在宅で過ごし、在宅看取りを実現するには市民の理解は欠かせないと言います。
どの自治体や医療機関でも、在宅医療や在宅看取りについて準備は進んでいますが、進まないのは市民の理解や「やはり最期は専門家(病院)にお任せしたい」という、医者頼みの考え方が強いこともあります。
これまで体調の変化や終末期の過ごし方について、全て医療機関に委ねてきた市民にとっては、
など、わからないことが多く不安に思っているのかもしれません。
そこで第2回の講演会では、在宅医療専門クリニックの先生や看護師、訪問看護師、在宅薬剤師など、日々現場に向き合っておられる専門家の皆様に「在宅医療の実際」についてうかがいます。
お話にもなると思いますが、在宅医療専門クリニックの受診を受けると、点滴が必要な場合には自宅でも点滴をうけることができますし、必要に応じてお薬も出していただけます。
がん末期の患者さんであれば、痛みのコントロールは自宅で十分可能になっています。
義弟は末期のがんで、終末期を自宅に戻って過ごしました。
最初は義妹も家族も怖がっていましたが、住み慣れた自宅で義弟も安心し、家族揃って貴重な時間を過ごすことができたようで「在宅にしてよかった」と話してくれました。
実際の状況、どのようなことが行われるのか、家族はどのように寄り添うのか?など、しっかりと知ることから始める。
知ることで、自分んたちはどうしたいのか?自分は?大切な人は?
考えて話し合う、または記録するなど次のステップに進むことができるはずです。
そうは言っても不安、怖い、自分では考えられないという方は、ぜひ会場にきて質問してください。
パネルディスカッションの時間には、様々な疑問を投げかけ、会場のみなさんと考え共有しながら進めます。
直接聞きにくいことも、会場では「みんなの疑問」として聞きますから、安心してご質問ください。
会場では、前回と同じく Nursing roseさんによるメディカルアロマのハンドトリートメントボランティアが行われます。
今回パネラーでもあるNursing rose代表でまるやまホームクリニック看護師の金山さんは、在宅で終末期を過ごされる患者さんや家族の方のために、アロマを活用しておられます。
アロマオイルは適切に使用することで、薬では取りきれない痛みを和らげたり、自律神経を整え不安を取り除いたりできる他、患者さんと家族の方のコミュニケーションを深めるツールとしても活躍します。
会場内もアロマの香りに包まれて、リラックスした状態でお話をきいていただけること間違いなしです。
ぜひ。会場でアロマを体験してください。
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第2回 医療に関わる立場から
日 時:12月16日(土) 13:30~15:40
第1部 講演 13:30~14:30
講師:丸山 典良先生
第2部 パネルディスカッション
14:40~15:40
パネリスト:金山栄美さん、布施川雅子さん、
山根暁子さん
会 場:ものづくり交流館セミナールームB
(リム福山7階)
定 員:50名
参加費:無料
主 催: 特定非営利活動法人エンディングノート普及協会
後 援:福山市、中国新聞備後本社・中国放送・テレビ新
お申込み:こちらに参加表明をお願いいたします
お問合せ:メッセージをお願いいたします
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第3回「これからの看取りと家族」は2018年1月13
エンディングノートの講演会で、こんな事を質問された方がいらっしゃいました。
「エンディングノートのどこから書いたらいいんでしょうか?」
たしかに、エンディングノートというのは”ノート”と言われているぐらいですし”書きやすいように”との配慮からか、書く項目がいっぱいあって、どこから書いたら良いのかわからないという方が多いのかもしれません。
そこで私がまず最初に書く項目としてオススメしたい項目は、
自分のことについて
の項目です。
この箇所は「自分史」と表示されてるエンディングノートや、この部分だけをまとめるエンディングノートまであります。
なぜ私がこの項目をオススメするかと言いうと
①自分のことなので書きやすい
②歩んできた人生の整理ができる
の他にもう1点とてもよい事があるのです。
それは、
③大切な人や家族がそこを読んで本人のことをさらに深く知ることができる
という点です。
本人しか知らなかったことや体験してないことなどを普段の会話ではできない場合。エンディングノートを見て、
へぇそんなことしてたんだ
こんな理由でメロンパン好きだったんだ
といった新しい発見があり、それが大切な人や家族にとって本人との大切な宝物になります。
「こんなこと書かなくても・・・」と思われていることが、実は大切な宝物になったりするんです。
私は、父親の看取りをしました。
看病している間、病室の会話の中でしっかりと話ができていると思っていましたが、父が亡くなった後に
もっと話しておきたかった・・・
父親のことについて聞いておきたかった・・・
という事がありました。
残される家族にとっては、急に本人との会話が無くなる状況になってしまいます。なので、
あの時どうしてたの?
という質問さえも、もうできないのです。
本人の口から聞きたくても聞けない状況になってしまった時、先ほどからオススメしている「自分のことについて」の項目は大切な宝物になります。
もし万が一、エンディングノートで書く項目わからない場合は、
「自分についてのこと」
から書いてみてください。
今回も講演会やセミナーでよくいただく質問の中からタイトルにある、
「終活っていつから始めたらいいのでしょうか?」
について、いつもお答えさせていただいていることを書いてみようと思います。
公民館で開催される講演会には、70代以上の方が参加されていることが多いのですが
いつから(終活)したらいいですか?
という質問が多いですね。
その時お答えさせていただいているのは、
気づいた時からまずは初めてみてください
ということ。
人それぞれ「気づく時」は全然違うと思います。
私たちの協会のセミナーを受けた時に「したほうが良いな」となるかもしれませんし、ご家族やご友人の身のもしもの時に遭遇した時かもしれません。
講演会中に参加者のみなさんに質問をしていると、終活をやっている方の中でも「なんとなくやっている」という方がいらっしゃいます。
その方に聞いてみると、「なぜやるのか?」という部分がないために、始められたとしても目的が曖昧なまま進めてしまっているので、途中であきらめてしまうことが多いようです。
「気づき」があってそこに対して「なぜそれをするのか?」を明確にすること 。
そこに、終活を続けやすくなる理由があります。
それは、「なぜそれをするのか?」を明確にすることによって
今、自分にとってしておかないといけない事、するべきこと
が決まってきます。
そのために自分の終活に必要なことも明確になり、続けやすくなるのです。
「終活」「エンディングノート」という言葉が世の中で広まって
自分もしたほうがいいな
したほうがいいんだろうな
と思う方が増えてきてはいますが、
なぜそれをしないといけないか?
をはっきりしてないまま始められる方が多いのだなと、講演会に参加してくださるみなさんのお話を伺っていて感じます。
また、「75歳以上からでも十分間に合いますよ」と聞いたと言われたことがあるのですが、その保証は誰がしてくれているのかわかりませんよね。
歳が若い等という理由で考えるのではなく、万が一のために今からでもやることをオススメしています。
あなたの「気づき」がこの記事で少しでもあれば幸いです。
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