特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

カテゴリーアーカイブ 葬儀のこと

著者:赤川 なおみ

こじんまりがスマート?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする赤川 なおみです。

近年「家族葬」が人気のように、少人数で近親者のみで行う葬儀が人気です。

少し前までは葬儀といえば、親戚縁者から隣近所、交流のあった方々など多くの方が参列していました。いえ、私の住んでいる地域では、今でも「組内」といわれるご近所さん数件がお手伝いします。

「組内」の人が亡くなると、すぐに伝達があり1時間後には組長さんのお宅に集まって、ご当家と葬儀の打ち合わせが行われます。

亡くなってからお通夜、葬儀、火葬、お骨上げまで。2日間はほぼつきっきり。そしてこれらの手伝いは仕事よりも優先されるのです。

嫁いで以来、何件のお葬式をお手伝いしたでしょう。確かに大変ですし、仕事も気になる。拘束時間も長い。高齢者の方も多いので、年に何回もという年もあります。

そして私たちの地域では、直接お付き合いがなかったとしても「友人のご両親の場合は参列する」ということが多いのです。これは「友人を生み育ててくださったことに感謝」ということと「大切な人を亡くした友人を励ます」という意味があるのだそう。

我が家の義父がなくなった際にも、友人たちが大勢参列してくださいました。忙しい日常をやりくりして参列していただくことに申し訳なさもありますが、とても嬉しかったのを覚えています。

近頃は「近親者のみでこじんまりと、忙しい中足を運んでいただくことのないよう」という葬儀が主流になりつつあります。

しかし、私は自分自身の葬儀の時には、できる限り多くの方に参列していただきたい。お忙しいかもしれない、遠方かもしれない。でも、最期にお会いしたい。

そして私は知り合いの葬儀にはなるべく参列し、その人を通じて交流をもたせていただいたこと全てに感謝し、お礼をしたいと思っています。

こじんまりなのがスマートなのかもしれませんが、最期にわがまま言わせてほしいなと思う私です。


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著者:赤川 なおみ

家族葬は安いのか??

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする赤川 なおみです。

お葬式には直葬、一日葬、一般葬、密葬、社葬など色々な種類があります。
最近の人気は「家族葬

みなさんの「家族葬のイメージはどのようなものでしょう?
「身内だけで静かに葬儀をしたい」
「ご近所の手をわずらわせない家族葬」

そして「規模が小さいのだから安くすむだろう」

そうお考えの方多くないですか?

でも・・・

家族葬=費用が安い

これは間違いです!!!


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著者:赤川 なおみ

葬儀の生前予約

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする赤川 なおみです。

「わしが死んだらよろしく頼む」
昔はそう言われていました。

日本では、元気なうちに「死についての話」「葬儀の準備」などは「縁起でもない」って避けられてきました。

そして葬儀の費用についても「葬儀屋さんからの請求にお任せ」という考え方が強く、経験者からの話や近所の方の話から「葬儀には金がかかる」と、おおよそ100~200万くらいを「葬儀代」として残されている方が多いようです。

私の母も昔から「ただでは死ねない」「死んで迷惑をかけないように貯金を」とことあるごとに言っていました。

若い頃には「そんなにお金がかかるのか・・・」と思っていましたが、何度か葬儀に関らせていただく中で「葬儀の代金はいかようにもなる」とわかりました。

最近でも、大手の葬儀屋さんでは○十万~百万代ということもあるようですが、相談に乗ってくださる葬儀屋さんも多くなりました。

相談に乗ってくださる葬儀屋さんで伺ったところ
「最近では生前予約にこられる方も増えています」とのこと。

生前予約では何をするのか?

スバリ!

葬儀にかかる金額を決める

ですよ。

みなさんの気がかりはやはり「いくらかかるのか?」ということですよね。
だいたい・・・はわかっても、本当にそれだけかかるのか?ってはっきりしないですから。

一昔前では、自分の葬儀の相談に行くなんていうことは考えられませんでした。
私の母のように、かかるであろう費用を想定し、ためておくしかなかった。

しかし、今は葬儀屋さんの方でも「この金額の範囲内でお願いしたいとご相談いただければ、そのご希望に沿うようにご相談させていただきます」と言われます。

ただし・・・
この相談に乗ってくださるのは大手さんではなかなか難しいようなので、もしも気になる方はご相談くださいね。

お近くの相談できる葬儀屋さんをご紹介いたします!


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著者:赤川 なおみ

どうするべきか??

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人の赤川です。

私の実家はもともとお墓のある場所からは離れた県で暮らしています。
今はそのお墓のある場所には、誰も住んでいません。
年に一度、なんとかお墓掃除にいき、お寺さんにご挨拶するのがやっと。

最近気になっているのは、実家の両親や祖母がなくなった場合の葬儀では、お寺さんはどうするか?ということ。葬儀ではお経をあげていただく場合が多いですよね。その場合のことなのです。

葬儀は現在住んでいる場所で行うことになります。
その場合、お寺さんに遠方から来ていただくというのは難しいと思っています。すると会館で紹介していただくご近所のお寺さんなのか?

そのことを祖母の件で両親と話したとき、お寺さんは近所のお寺さんにお願いするとして「戒名」はどうするのか?という話になりました。

まったくこれまでご縁のなかったお寺さんでつけてもらうのか?ちょっと抵抗があるよねという話になります。

となると、葬儀は執り行ってもらいお骨は地元のお寺さんに持って帰って戒名はそちらでつけていただく。こうなるのかな?という話。

しかし、考えてみると
・お墓参りが年に1度がやっとというお墓にお骨を入れてほしいのか?
・戒名は本当に必要なのか?
こうなります。

以前、母と話をしたときには「散骨してほしい」というような希望もありました。
母は宗教は関係なくできるのなら「音楽葬」で「散骨」というのが希望。
今もそうなのか確認してみなくては・・・と思っているところです。

このように本人の希望がある場合には、その希望にできる限り沿うように準備することも「親孝行」の一つなのかな?と思います。

しかし、これも意思を伝えられる時だから考えられること。
みなさんもご自身のこれからについて、考え、書き出してみませんか?

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著者:赤川 なおみ

あなたらしい表情

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人の赤川です。

葬儀会場でまず目にするもの。
それは故人のお名前が書かれたたて看板と遺影。
祭壇に飾られた遺影にまずは目がいきませんか?

この遺影。今は様々な技術が進んでいるので、スナップ写真しかも集合写真の中の一人であっても、故人一人の写真に加工していただけます。

ただ、それもない場合・・・
とても残念なことに40代の方なのに高校の卒業アルバムの写真という遺影にも、たまに遭遇します。

では自分はどうだ?
ないんです。自分の遺影用の写真。
今でこそ多少SNSで必要ですので撮るようになりましたが、数年前までは自分の写真はほぼありませんでした。

ブログでつながらせていただいた

遺影について思うこと ~自分らしく生きるために~
のKimikoさんの記事で色々と考えました。

この世に存在しなくなった後、会えるのは写真の中だけ。
あなたの大好きな人の写真が、その人らしさがなく怒っているような写真だったら・・・

そうなんですね。遺影って
最期まで自分らしく生きる!
ための、最期の場で自分らしさを表現するものなんですよね。

なので、遺影の写真は「あるもの」ではなく、自分が納得いくものを、自分の意思で撮影しておくべきだなと思うのです。一度撮っても、納得いかなければまたしばらくして変更してもよいと思います。

エンディングノート作成時に、そして終活の一つとして
遺影撮影会
を企画していきます!

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著者:赤川 なおみ

どこから送る?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人の赤川です。

大切な人が亡くなったとき。まず何をするのか。

病院でなくなった場合はまずは葬儀会館に連絡をします。
病院で亡くなった場合は、病院で身体をきれいにしてくださいます。その間は家族は部屋から出ていることが多いので、その間に葬儀会館への連絡や親しい方への連絡をします。

ということは、葬儀会館は亡くなる前にあらかた決めておく必要があるんですよね。
「生前に縁起でもない!」と思われるかもしれませんが、そのまま右往左往するほうが故人もつらいかもしれません。

この「家」か「会館」かという選択。
ここも色々な条件が絡み合い、残された人が決めるのは難しい。

「最期は住み慣れた家から送りたい」と思っても、居住スペースの問題から棺を家に運ぶのが不可能な場合もあるでしょう。
病院から自宅があまりに離れている場合も、移動が難しいケースがあります。

家からとなると、部屋を片付けてスペースをあけておく必要もありますから、事前の準備も必要になります。
かといって、帰らずにそのまま会館へというのは、なかなか気持ち的に辛いもの。

そこで生前に「どうしても家から送ってほしい」「いや、会館でいいよ」など、その人の意思がわかれば迷うことなく進められますよね。

このように「そんなことはその時に決めればいいのよ」と思っていても、「その時」は精神的なショックやあれこれ次々に決めることがあり、この一つの判断が大変なんですよね。


大切な人のことを一番に考えると、やはり 自分のことは自分で決める が基本かな?と思います。


終活ってなに?と思われた方、ぜひ第1回広島お茶会にいらっしゃいませんか?


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著者:赤川 なおみ

流す曲だって自分らしくしたい!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

突然ですが、私のお葬式は大好きなクラシックを流してほしいと思っています。
葬儀会場では、静かで別れをイメージするような曲が多いですね。

あれは葬儀会場で選んでいるのだと思うのですが、こちらで指定すれば好きな曲をかけることができます。

よく芸能界の方、著名人の方のお葬式でその方の好きだった曲などが流れていますが、あれは一般人でもできるのです。

私の場合、会葬してくださった方をお迎えしている間の曲、最期のお別れのときの曲、出棺のときの曲、それぞれ自分の好きな曲にしたいと思います。

できれば、最後のお別れのとき(棺にお花を入れるとき)は、オリジナルの曲、私をイメージして作ってもらったような曲がいいなぁ・・・

ということで、今その選曲をしている最中。

あんまり華やかとか大音量(クラシックでも結構大音量なんですよ)すぎるのは厳しいだろうけど、でも金管楽器がパパパ~~~ン♪みたいな感じがいいけどなぁ・・・

この曲もいいし・・・

どんどん妄想の世界に入っていきそうですが、これを具体的にするべくエンディングノートに書き、その時用のCDを作成しなくては!

みなさんも自分らしいお葬式をイメージしてみませんか?

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著者:赤川 なおみ

選ぶ基準は何??? 会館で行う場合

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

お葬式は自宅で行うのか?会館で行うのか?をまずは決める必要がありますよね。
どちらにもメリットデメリットがあります。

最近では会館を借りて行う方が多くなりました。

会館の場合のメリットは
・自宅の片付けなどの必要がない
・部屋の広さを選ぶことができるので人数を気にしなくて良い
・食事の心配をしなくても良い
・葬儀のプロ(会館の職員)が進めてくれる

などでしょうか。
とにかく何もわからなくても、ことは進んでいくというのが会館でのお葬式です。

突然のことで何がなんだかわからない時も、初めてのことでどうしたらよいのかわからない時も、お葬式のプロが丁寧に対応し、進めてくれますから安心かもしれません。

会社関係や親戚からの花輪などの申し出、弔電の受け取り、火葬場への連絡から喪主としてしなくてはいけないことも説明してくれます。

ただし、故人の意思を尊重したお葬式をできるかどうか?
これはまた別問題です。
いくらお葬式のプロでも故人の意思まではわからない。

やはり会館を使う場合でも、自分なりの意思をしっかりと伝えておくことで、最期まで自分らしくいられるのではないかな?と思います。


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著者:赤川 なおみ

選ぶ基準は何??? 自宅で行う場合

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

お葬式をする時、まずは決めなくてはいけないのが「自宅でする」のか「会館でする」のかということですよね。

昔は自宅ですることがほとんどで、社葬や特別に何かあるという場合意外は自宅でしていましたが、最近では私の住んでいる田舎でも会館で行います。

自宅でのお葬式が少なくなった拝見には
・住宅事情(広さの問題)
・片づけが大変
・自宅にいろいろな人が出入りするのはちょっと…

確かに、弔問客へのお茶やお菓子の手配、お寺さんの接待、お手伝いの近隣の方への気遣い、食べ物の準備などとにかく大変です。

今でも私の住んでいるとことでは「組内」といって向こう三軒両隣」的な付き合い、つながりがあって、近所の方が亡くなるとまずは集まって当家との段取りの相談があります。

自宅で行う場合は、すぐに片付けやその他の準備を手伝い、料理の手配などをして、弔問客にお茶やお菓子を出して・・・

書き出すだけでも、かなり疲れてしまいませんか?
昔しのように近所づきあいが普段からあるのなら「お互い様」なのですが、今の時代では気を使うほうが先にたちますね。

なので、田舎でも会館をかりて、近所の方にご迷惑にならないように・・・というのが一般的。

しかし「最期くらい住みなれた家から旅立ちたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
その場合はぜひ「自宅で葬儀をしてほしい」と家族に伝えてあげてください。

しかし、自宅でのお葬式は先にも書いたようになかなか大変です。
なので、どうしても「自宅で」という場合は、その段取りも自分で少し考えてみませんか?

大切な家族はあなたを失っただけでも悲しく、つらいのに、その中で大変な思いをしてお葬式を行う。

最期の別れを惜しむどころか、あわただしくてゆっくりとお別れもできない。
こんなことにならないためにも、少し考えてみてはどうでしょう?

そんな時、エンディングノートが役立つと思いますよ!

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著者:赤川 なおみ

もうそろそろ? 葬儀場はいつ決める?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

人が亡くなるとお葬式をしますよね。
その葬儀場っていつ決めますか?

会館などの会員になっていたり、自宅で行うことが決まっていたり、生前に本人が決めているという場合以外は「どこでするの?」「どうやって探すの?」って結構わからないことだらけ。

私も義父がいよいよ・・・となった時(医師からそろそろ覚悟してくださいという感じだったような…)、「葬儀場はいつ決めるんだろう?」と気になりました。

特に嫁の立場ですからね。まだ亡くなってもいないのに「葬儀場はどうしましょう?」って、いくら私でも言い出しにくい。

かといって「まぁその時決めればいいわ」っていうのもねぇ・・・きっとバタバタするだろうし、選ぶ暇もないだろうし・・・

で、そろそろ?という時に近所の葬儀場2~3件に電話して尋ねてみました。金額とかも気になったし。

会館の方では慣れているので、何を聞いても答えてくれます。びっくりしたのは「会員様以外は+10万円になります」と言われたところがあったこと。即こちらからお断り。

最終的には対応の良かったところにお願いすることにして、いろいろと手順を聞いておくことに。「まずはお電話をください」とのことで後は大丈夫とのこと。


確かに決めておくと、亡くなってからの流れがスムーズで、余計なストレスを抱えることはありませんでした。

ただ、それが本人の希望するものだったのか?と聞かれると???です。
もちろん、精一杯のことはさせてもらったと思う。でも、本人はどうしたかったんだろう???

これが突然事故や病気で亡くなった場合には「いつ決める?」という時間もなく「とにかく決めていく」になるでしょう。そうなると、家族や身内の心労は計り知れません。

できれば葬儀のことは自分である程度の希望を伝えるとか、書いておくとかすると家族は安心できると思っているのです。

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