とは言え「自分が死ぬなんて考えられない、考えたことがない」という方がほとんどかもしれません。
しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、短時間に多くの方の命が奪われ、想定外の現象が起こりました。
きっと被害にあわれた多くの方も「自分が死ぬなんて考えられない、考えたことがない」と思われていたでしょょう。でも、突然その時はやってきました。
よく「急なことで」と言いますが、息をした瞬間から「死へのカウントダウン」は始まり全ての人が死ぬことを約束されている。これはみんなおなじ条件。
ではなぜ、多くの人が死を考えられない、考えたくないのでしょうか?
「まだやりたいことがある」
「◎歳になったら考えよう」
「まだ早いよ」
では「いつなら良い」のでしょう?
「何をやり終えたら納得できる」のでしょう?
「〇歳になったら始める。その年齢は何を基準に考える」のでしょう?
答えは難しいですよね。
そこでおススメしたいのが
「エンディングノート」は
これまでのことやこれからのこと、夢ややりたいこと、
やっておかなければならないことなどを
ノートに書き出したもの。
「エンディングノート」というと
余命宣告をされたり、高齢になってからまとめたりというイメージが強いかもしれませんね。
しかし『自分らしく生きるために』つけるというのもあると思うのです。
「生きてて良かった」
「精一杯生き抜いたな」など
やりたいことや絶対にやっておきたいことをしっかりと考え、どうやってそれらをやるのか、それはどのくらい時間がかかるのか?
これらをしっかりみつめ、考えることで、日々を自分らしく精一杯生きることができる。
私がエンディングノートをつけてみて感じたことです。
そして「自分らしく精一杯生きたい!」と思っているみなさんにもオススメしようと思ったきっかけでした。
エンディングノートを書くことは、死への準備ではなく、今を自分らしく生きるための方法です!