最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。
現在1人暮らしの高齢者の方は、日本全体で300万人くらいおられるようです。核家族化が進み、その後子どもが巣立つと夫婦だけ。そして1人暮らしへ。
昔のように「長男は親と同居するのがあたりまえ」の時代とは違い、親のほうも「気ままに暮らしたいから同居はしたくない」という感じですよね。
確かに日本人の平均寿命は女性85・90歳、男性79・44歳となり、町で見かける高齢者と言われる方々も元気!時には「私のほうが年寄りかも・・・」って思いますよ。
そうは言っても「何かあった時の不安」はみなさん抱えているようです。確かに「転倒」や「やけど」など予期せぬ出来事もありますからね。
しかし!子どもが「そろそろ心配だから一緒に住もう」と言っても「いいよ、住みなれた土地を離れるのは嫌だし」「まだ大丈夫だから」と断られることも多いでしょ?
そうなると「まだ大丈夫」って「いつまで大丈夫なの?」って話です。
だって明日「お母さんが倒れました!」って連絡があるかもしれない・・・
連絡があればまだ幸せかもしれません。
しばらく気づかずに・・・ということもあります。
でも、すぐに同居することもできないし、かといって一人にもできない。
しかしこのよな突然このような状況になり、最終的には仕事をやめて介護をするケースも多いのです。
親と離れて暮らすということは、いつかそういう日が来ると思って生活しないといけないということかもしれません。
「突然」では困るけど、ある程度予測をして予定をたてておけば、自分の生活や仕事を犠牲にしないで介護ができるかもしれません。
「まだ元気だから大丈夫」
と思っている間に、これからの10年、20年を考えてみてはいかがでしょう?