「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。
先日エンディングノート作成の電話サポートでお話した70後半の女性の方。
お元気で、何にも積極的に動いておられる素敵な女性です。気になった言葉や記事はご自身の手帳に書きとめ、わからなければ誰かに聞く。学ぶ姿勢も素敵です。
エンディングノート作成も、積極的に取り組んでおられます。
ただ一つ「この項目は難しいですね」とおっしゃったことがあります。
それは「夢を書き出す」という項目。
「どんな小さなことでもかまわないですし、気軽に書いてくださいね」とお伝えすると「そうですねぇ。自分の夢とかしたいことなど、これまで考えてきませんでしたから」と。
太平洋戦争を体験し、混乱の中で育ち、とにかく「親のため、子どものため、家族のため」に動くことが当然。自分のことは後回しで当然だったと。
今の女性は、自分をしっかりもって自分のために時間を費やし、自分らしく生きることを求めています。
そしてそれが認められています。
私にしても、こうやって「夢をあきらめない」「最期まで自分らしく生きる」をテーマに活動しています。
そんな私に「自分のことは後回しで当然だった」という一言は、色々なことを考えるきっかけになることでしょう。
それでも「これまで家族のために頑張ってこられたのですから、どうぞご自身の夢、やってみたいと思うことを、何でも書いてくださいね」とお伝えすると「そうですね、少し考えてみましょう」と穏やかにお答えくださいました。
それぞれの年代でエンディングノートの内容は変わってきます。
しかし、書くことで気付くということは変わらない。
まずは「書きはじめる」ことが大切だと再認識です。