「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。
最近注目の散骨。散骨を選ぶには色々な理由があります。
「入るお墓がない」
「お墓を建てても、この先守る人がいない」
「墓という場にしばられたくない」
「死後は大好きなところで眠りたい」
エンディングノート作成のためのヒアリングやグループワークを行うと、数人は「散骨」を口にされます。
多くの場合は「自分の死後まで、大切な人に手を煩わせたくないから」
では、本当に「散骨」をするとなったら、ご自身の住んでいる近くで「散骨」のできる葬儀屋さんがあるのかご存知でしょうか?
たとえば私の住んでいる福山市でも「散骨」をうけてくださる葬儀屋さんは1件。
そちらでは葬儀屋さんにお任せして散骨していただくか、お骨を散骨できるパウダーにしていただき、そこから先は遺族が責任を持って散骨することになります。
インターネットから検索すると、広島市内や近県で海洋散骨を行っている業者さんはいるのです。
しかし、海洋散骨のためには業者さんとの様々な打ち合わせが必要であり、出港できる場所が決まっていて、そこまで行かなくてはいけません。
散骨は散骨した後は、何も残りませんしお墓参りやお墓掃除などにしばられることはありません。
しかし、それまでの準備が普通の葬儀よりも大変(手間よりも慣れないことなので、探したり打ち合わせをしたりすることが大変)です。
散骨を希望されるなら「どこかに撒いてくれたらいいよ」ではなく、事前にご自身で調べ、打ち合わせをして「もしもの時には、ここに連絡をして散骨をしてほしい」とエンディングノートに書いておく。
自分の希望を叶えるためには、やはり事前の準備と「伝えること」が大切ですね。
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