そのドラマは、人気ドラマとしてシリーズになっている「科捜研の女」。
今回は、終活セミナーで出会った女性二人を中心に展開。
事件解決には、被害者が残したエンディングノートが使われるというストーリーです。
科捜研の女で終活やエンディングノートがテーマに
突然の入棺体験シーンで始まったドラマですが、これは最近「終活セミナー」や「終活フェア」で人気?の体験会です。
ドラマでは、エンディングノートの「やりたことリスト」に、違う人が書き込んでいるという筆跡鑑定が出ます。
個人が記入するものに、いったい誰が書き足したのか?と、書き込んだ人の特定から犯人割り出しへ・・・
そして、最後は思いも書けない展開へと。
今回のドラマは、予告のあらすじで考えていたよりも、随分面白い内容でした。
終活セミナーでエンディングノートに記入した「やりたいことリスト」に沿って、終活セミナーで仲良くなった友人と一緒に、一つ一つやりたいことを実現していく。
ただ実現するのではなく、実現するなかで芽生える友情や、達成することで感じる喜びまで表現されていました。
今回、単に「終活ブーム」というだけでなく、しっかりと取り上げてもらえたことには、終活を伝えるものとして、ありがたい気持ちです。
ただ一つ・・・
被害者となったノートの持ち主が、エンディングノートを片手に「もうあんたとは一切関係ないからね。何もしないから!縁を切るわ」と、弟に絶縁を言い渡すシーン。
言った本人は「あーすっきりした!」と去って行くのですが、これはダメですね。
エンディングノートに「弟とは一切関係ない」と書いたとしても、直接口で伝えたとしても、正式には遺言書が必要です。
いくらしっかりとエンディングノートを書いて、サインや印鑑があったとしても、遺言書にはなりません。
ここだけは、ドラマをみて誤解しないでくださいね。
終活が「暗いもの」ではなくなり、前向きに生きるための終活になるよう、そして「笑顔で毎日を過ごすための終活」を、いつも応援しています!
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