もちろん、今でもそれは変わっていませんが、活動の中で
- エンディングノートを書くのは難しい
- エンディングノートはなかなか書けない
- 書けないから問題点も見えない
- 書けないまま「聞いとけばよかった」がやってくる
- という問題が、はっきりとしてきました。
エンディングノートの書き方をお伝えするのは変わりません。
でも「もう少ししたら書きます」っていうのは、いつになったらなのか?
これも、活動の中で永遠のテーマです。
しかし、活動の中でも「聞いておけばよかった」という声は、後を立たないのです。
伝える側も、聞いておく側も
まだ大丈夫
まだ元気
もう少し大丈夫
って思っているのですが、実際には
「この前まで元気だったのに」とか
「この前会った時は、もう少し会話になったのに、どうもおかしい」とか。
そうです、こちらの都合よく、ゆっくり進行するわけではないのです。
事故にあった、突然倒れた、認知症が一気に進んだ・・・
事故や、突然倒れたことをきっかけに、意思の疎通ができなくなることも多いですからね。
意思の疎通ができなくなって、気付くこと、困ることは
- 保険に入ってた?
- 不動産はある?ない?
- 定期預金とか投資信託とかしてた?
- 誰に連絡したらよかった?
いつか聞けば良い、今度会ったら聞こう・・・
その「いつか」「今度」が来ないまま、聞けずじまいなんてよくあることです。
私には関係ない、なんて思ってはいけません。
ブログを読んでいる方も「そうそう、そうなのよ」って頷いている方、多いと思います。
伝えたいと思ったら・・
もしこのブログを読んでくださったあなたが「そろそろ伝えておかなくちゃ」という方なら、ぜひすぐにメモやノートに先ほどのことを書いてください。
メモは広告の裏紙(世代です 笑)でもなんでもかまいません。
ただし、書いたらまとめて置いておくことです。
バラバラにしないでくださいね。
ノートはなんだって構いません。
使いかけでやめちゃったものでも、手帳でも。
様式はなんだって良いのです。
そして、書いたら「書いてあるよ」と、伝えるべき人に伝えてください。
今すぐ見せる必要はありません。
でも「書いてあるよ」と言わなければ、伝えるべき人は、何も書いてなかった時と同じように困ってしまうかもしれません。
だから、伝えることが大切です。
聞いておきたいと思ったら・・・
もしこのブログを読んでくださったあなたが「あ!聞いておかなくちゃ」という方なら、ぜひすぐに電話するか会いに言って、先ほどのことを聞いてください。
「でも、そういうのが聞きづらいから、後回しになってるんじゃない」
と思われますよね。
そんな時には「新聞でみたのだけど」「テレビでみたのだけど」でも良いですし「終活セミナーに行って聞いたのだけど」でも構いません。
そして、重要なのは
「聞いておかなかったら、◎◎さん(お父さん、お母さんなど聞く相手の人)が損しちゃうんだって!!」
「何もしらなかったから、◎◎さんがかけてた保険ももらえないままになって、掛け金損しちゃったとかあるんだって!」
と、その人にマイナスがあると伝えてください。
私のためじゃない、あなたのために聞かせて!
※実際には両者のためです!
実際にそうなのですから。
定期預金の通帳の存在を知らないから、そのままになってしまった
保険に入っていることを知らなかったので、請求しないまま放置
仕事関係の大切な人に連絡できなくて、不義理をしてしまう
そうならないためにも、言われるまで待っているが、どうも伝えてくれる気配がない、と思ったら、こちらから聞いてしまいましょう。
待っていて、その人が「自分の意思を伝えられない状態になってしまった」となると
聞いておけばよかった
に、あなたもなってしまいます。
それでも、どうしたら良いのかわからないな〜という方は、エンディングノート普及協会にご相談くださいね。