「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。
「延命治療?絶対しない!」
「管に繋がれてまで生きたくない」
これはよく聞きますよね。読者のみなさんはどうですか?
では、腎臓が弱ってしまい「人工透析」しかありませんといわれた時、「それは結構です」とどのくらいの方が言うのでしょう?
実は延命治療とは「人工呼吸」「人工栄養」「人工透析」のことだそう。みなさん「人工呼吸」のことをイメージして「しない」と言ってないのかな?
延命治療は「この処置をしなければ命の保障がありません」というときに行いますよね。確かに人工透析も、透析をしない=命の保障がないのです。
人工栄養もそうですよね。自力で食べて飲み込むことができないから管で栄養を送る。体に栄養が入らなければ命の保障はない。
人工呼吸同様、人工栄養も人工透析も、みなさんが「NO」と言っている延命治療。
そうなると、少し考えたくなる方もいらっしゃるはずです。いくらなんでも「透析さえすれば生活できる」のに「延命治療だ」と言われたら・・・
家族も、大切な家族が「透析はしない」と言ったらどうですか?
「透析さえやれば、家で生活できるんだよ」「がんばってやろうよ」って言いたくなりませんか?
ですから「まずは
みんなが正しく知ること」これが一番大切。そして、自分の命や残される家族の気持ちをしっかり考え、話し合ってみることが大切ですね。