「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。
エンディングノートは
「大切な人に伝える」
「自分の想いを伝える」
という役割があります。
講座やセミナーでお話しさせていただくときには
「通帳や保険証書、印鑑など、大切なものをどこに保管してあるのか」「誰に連絡するのか」など、連絡事項のような内容を必ず書いていただくようにお伝えします。
これは、離れて暮らしている家族が戻ってきて、どこに何があるのかわからず、探し回ることが多いため。
通帳や印鑑の場所、連絡先などを明記しておくだけでも、残された家族は大変助かります。
では「自分の想いを伝える」という部分。
伝えたい相手は、両親、子ども、パートナー、友人・・・一人ではないかもしれません。
相手によって伝えたいことも違うでしょう。それを同じ1冊のノートに綴ると、受け取った人はみんなで回覧しなくてはいけなくなりますね。
せっかくの「大切な想い」です。
両親とパートナーはわける、お子さんごとにわける、友人と家族はわけるなど、エンディングノートを人ごとにわけるのも一つの方法です。
「エンディングノートは形式も各内容も決まりはありません」といつもお伝えしています。
なので、全てのノートに販売しているエンディングノートのような内容、連絡事項などが書いてある必要はありません。
その人への伝えたいこと、これまでの想い出、写真を貼るのも良いと思います。ノートに書くことが大変なら、写真の整理がてら伝えたい人別にわけて、一言添えるのでも良いかもしれません。
エンディングノートの作成は「自分らしく」が基本です。
そして「大切な人に残したい、伝えたい」この部分を大切にしてほしい。
だから、エンディングノートを大切な人ごとにわけて書いてみるというのも、考えてみてくださいね。