私が介護をしている時、一番気になったのは「息抜きが上手にできない人はしんどいなぁ」ということ。
介護保険制度が始まり、それまで家族の誰かが自宅で全てを看ていた介護は、専門の介護施設やプロの介護士さんなどにお願いできるようになりました。
しかし、介護の負担が少し減ったからと言っても、365日介護をしている人にとってはしんどいもの。
精神的な負担は誰にも代わることはできません。
そんな時、ふらっと立ち寄れて、何でも話せて、愚痴を言ったり他愛も無い話しをする場があったらどんなに楽か。
ずっと思っていたそんな場が西宮にあることを知りました。
それがつどい場さくらちゃん。
温かく迎えてくれる代表の丸尾さんは、一人でマンションを借りてつどい場を始められたそうです。
そして苦労をしながらも、周りを上手に巻き込みながら、NPO法人として今の形にされたとのこと。
私には「ここだ~、こういう場が欲しいんだ~」と共感することばかり。
手作りの美味しいご飯と、共感しあえる仲間。そして、もしもの時には支えてくれる人たち。
次回はもっともっとゆっくりとお話しさせていただきたいな~と思います。
丸尾さんの本「まじくる介護」はこちら