エンディングノートナビゲーター®️、エンディングノートの書き方・終活講師の赤川なおみです。
日本の女性は長い間、自分の意思で生き方を決められない、決めることを許されない?時代がありました。
朝ドラ「マッサン」でも、スコットランドから日本にやってきたエリーが、日本の酒問屋の娘 ゆうこのお見合い結婚についてのやり取りが印象的でした。
日本では長い間「結婚式までまともに顔もみたことがない」という人と結婚し、他人である舅、姑の世話をし、他人が集まる先祖代々の墓に入っていました。
ここ数年で激変したことは、女性が自分の入るお墓について自分の意見を持ち、自分らしい最期を考えるようになったこと。
葬儀についても、夫の葬儀に口は出さないが自分は自分で考える。
お墓も決められた墓ではなく、自分の思った人と自分が気に入った場所に埋葬してもらう。
少し前までは、考える女性はいても実行できる女性は一握りでした。
それが、今ではお墓の見学に行き、仲間としっかり終活をして情報を集める。
夫が気がついた時には、妻は自分の最期を全て決めている…ということも、珍しくない時代です。
私は家庭崩壊を煽っているのではありません。
ただ、男性も「そんな考えはまったく理解できん」「何を勝手なことを!」と言わず、耳を傾けてほしいのです。
否定や拒否ではなく、何が起こっているのかを理解しようとしてほしいのです。
エンディングノートの体験版を書いていただく際にも、任せっきりで家な中を全く把握していない男性とは、お話しをさせていただくこともあります。
自分のこと、家庭のこと、家族のこと、大切な人のこと。
しっかりと考えてみてくださいね。