「夢をあきらめない生き方」「最期まで自分らしく生きる!」をエンディングノートを通してナビゲートする赤川 なおみです。
互助会が満期になっている場合でも、その葬儀社がなくなっていたら・・・というお話しは前回いたしました。
では、互助会で貯めていたお金。何に使えるのか?というところ。
加入の時には「冠婚葬祭費用 ◎◎十万お安くなります」「◎◎十万お得です!」という触れ込みだったと思うのです。
なので、当然かかった費用から引いてくれると思うじゃないですか。
しかし、よ~~~~く規約とか定款とか、パンフレットの但し書きとか、小さい文字を読んでみてください。
「互助会の積み立て金が適用される内容」が必ずあります。
多いのは「祭壇、棺、骨壷、寝台車(◎キロまで)、霊柩車(◎キロまで)、司会。。。」などです。
そして、そこで指定されているもの意外には適応しません。
たとえば「司会」のところ。ご家族や知り合いが進行を行うので必要ないと断ったとしても、その司会にかかる金額を葬議代から値引きしてはくれません。
もしも司会分の金額が浮くとすれば「祭壇がこちらに変えられます」とか、葬儀社がパックにしてあるものの中で、グレードアップしたり追加したりということになるのです。
また「長く会員でいてくださったので、無料で祭壇と棺のグレードアップができます」とご案内されたということがありますが、これも満期以降の金利分をそちらにあてて、あたかもサービスだったかのように見せただけ。
なので、金利分が葬儀代から値引きをされることもなく、しっかりとグレードアップ分の代金としてとられているので、葬儀代金としてはグレードアップしてもしなくても支払い額が代わらない・・
このようなトラブルで互助会の苦情、相談が多くなっているようです。
今一度、冠婚葬祭互助会に加入している場合は、元気なうちにその葬儀社へよく確認をされることをオススメしています。
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