お知らせ
エンディングノートって書く意味ってあるんでしょうか?
講演会の質疑応答では、タイトルにあるように、
法的な効力のないエンディングノートって書く意味あるんでしょうか?
と質問されたことがあります。
その時に、
書く意味があるかどうか?というよりも、書く必要がない人もいます。
もしあなたが「書く必要がない人」に当てはまるのであれば、書く意味を考えなくてもエンディングノートを書かないでいいのではないでしょうか
とお答えさせていただいています。
エンディングノートを書く必要がない人
「書く必要がない人」とはどのような人でしょうか?
少しご自身で答えを出した後に、続きを読んでいただければと思います。
さて、ご自身で答えも出たと思いますので、「書く必要がない人」についての続きです。
「書く必要がない人」というのは、
①自分に今、もしものことがあった時のことを、しっかりと家族や伝えたい人と話をしている
②その話の内容を聞いた相手も納得している
③その話した内容を法的な効力がある書面を作成している
この3つすべての条件・環境の方はエンディングノートを書く必要がないと思います。
エンディングノートを書いた方が良い人
もしも、この3つの条件・環境でない場合は、まずはエンディングノートを書いて見ましょう。
①に書いてある
自分に今もしものことがあった時にどうしてほしいのか
を頭の中を整理することをオススメしています。
なぜならば、法的な効力はありませんが、エンディングノートは自由な発想であなたが今どうして欲しいかを書くのに適しているノートだからです。
また、ノートに書くのが苦手という方であればメモ帳でも良いですね。
ぜひあなたの頭の中を書き出してみてください。
書き出しが終わった次は、その書いた内容を①の後半部分である
家族や大切な人と話をする
をしてください。
せっかく頭にあることを書いたのであれば、それを「伝える」ということをしなければ、相手は全然わからないままの状態になってしまうからです。
「伝える」ことによって、相手が納得できない部分を言われたりするかもしれません。
その時は、お互いに納得する形になるまで話をしてみてください。
そこまでできていれば②の
その話の内容を聞いた相手も納得している
の部分は満たせれています。
ですのであとは③にある
その話した内容を法的な効力がある書面を作成している
部分に移るための行動をしてください。
③までできていれば、今もしもあなたになにかあっても、きっちりと想いを実行してもらえる環境になっているはずです。
冒頭にある「エンディングノートを書く意味があるか?」というよくある質問は、「意味」ではなく「必要」という言葉に置き換えて考えてみましょう。
もしあなたが「書く必要があるな」と思われた場合は、先ほど書いた①から初めてみましょう。
できるでけ③まで終えるよう、行動してみてくださいね。
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