お知らせ
年末年始に実家にお電話する時のポイント
おはようございます。
2020年もラストの1日となりました。みなさまどんな一年でしたでしょうか?
withコロナの新しい生活様式
オリンピックyearとしてワクワクの幕開けだった2020年。
しかし、実際には1月後半から予期せぬウィルスとの戦いが始まり、経験したことのない一年となりました。
マスク生活、外出自粛、ソーシャルディスタンス、オンライン帰省、時短営業・・・
中でも「オンライン帰省」はスマホの広がりと共に、世代を超えて広がってきた新しい生活様式ですね。
オンライン帰省の盲点
直接会えなくても、電話やビデオ通話で話ができるオンライン帰省。
しかし、短時間の会話だけでは変化に気づくことが難しいとも感じています。
それでも、電話やビデオ通話で話をすることは、親にとっては嬉しいもの。電話が特別なものだった世代にとっては「今電話したら迷惑かな?」と電話1本でも気を使ってしまうので、かかってくると嬉しいようです。
そこで、年末年始に実家にお電話をする方へのワンポイントアドバイスです。
音声でお聞きになる場合は、こちらをクリックしてくださいね。
(再生時間約5分)
実家への電話は声の大きさと話す速度にきをつけて!
実は、若い人は気付きにくい電話やビデオ通話の落とし穴があります。
これは、直接話している時もそうかもしれないのですが「声の大きさ」と「話す速度」です。
年齢とともに、聞こえる音域と大きさが変わってきます。
my-kaigo.com/pub/individual/chiebukuro/taiken/choukaku/0020.html
参照:MY介護の広場より
50代以下の方が普通に話している会話は、70代以上の高齢者には半分くらいしか聞こえていない場合が多いと思われます。
そして、聞こえていても「内容を理解していない」ということも多いようです。
実際に、お店や薬局などで店員さんがあれこれ説明している時「はい、はい。ありがとうございます」と返事をするのに、説明と違う行動をしている。やってはいけないことをしている場面を見ることがありませんか?
あれは、聞こえないけど聞き返すのも申し訳ないし・・・と返事をしてしまうからですよね。
もう一つ、早口(自分にとっては普通でも)ではなく、ゆっくりと話すこと。
自分自身が感じることですが、パソコンなども古くなると処理速度が落ちるのと同じように、人間も年齢とともに処理能力は落ちていると認めざるを得ません。
なので、相手が話した内容を耳で聞いて、内容を理解して自分が答えるまでにすごく時間がかかったりするのです。
そこにきて、相手がどんどん話してしまうと、会話になっていないこともあります。
詳しい事例などは音声配信の中にありますので、お時間がある方はぜひご視聴ください。
それでは良い年をお迎えくださいね。