特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

年別アーカイブ 2013

著者:赤川 なおみ

見守りの大切さ

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人の赤川です。

私の祖母は長年一人暮らしをしていましたが、あることきっかけに一人暮らしを断念し、施設に入居することになりました。

あること・・・それは転倒して大やけどをしたから。

その数ヶ月前から、担当ケアマネージャーさんより
「もう一人暮らしは限界ではないか」
とのお話を受けていました。

祖母は私とも、私の両親とも離れたところに住んでいました。
ある日ケアマネさんからの「大やけどをしていて病院に運びました」との電話。

その日はたまたま週に2回の訪問ヘルパーさんがこられる日で、行ってみるとベッドでぐったりしている祖母を発見。

なんと夜中にトイレに起きた際に足もとの湯沸しポットにつまづき転倒。
左半身に熱湯をかぶったまま、どうすることもできずベッドで一夜を明かしたというのです。

みつけてくださった時点では脱水症状でかなり危険な状態。
すぐに病院に搬送してくださいました。

祖母は湯をかぶった直後に実家の両親に電話をかけたらしいのですが、動転していたのでしょう。電話がかけられず、あきらめてしまったようです。

もしもヘルパーさんが訪問してくださらなかったら、祖母の命はなかったそうです。

その後しばらくは、私が車で週に2回、片道3時間の往復をしていましたが、我が家にも介護が必要な義母もいるし、子どもの世話もある。

退院してもとの一人暮らしに戻るのは、無理だ。

実家の両親とも相談した結果、住み慣れた地元を離れることにはなるけれど、私の近くの施設に移ってもらおうということに。

一人で気ままに暮らしたいといい続けていた祖母でしたが、やはり死と向き合ったあの記憶は強烈だったのかもしれません。

住み慣れた場所を離れることを決心しました。

私にしても、その数ヶ月前にはこんな急展開がくるなんて思ってもいませんでした。
時々様子を見にいくようにしよう。その程度でした。

しかし「その時」は突然やってくるのですね。

それでも、祖母は週2回ヘルパーさんを頼んでいたからこそ助かった。
まだ認知症もなく、介護認定を受けるには早いのか?ということもありましたが、やはり早めに認定を受けることは大切です。

認定を受けたからと言って、必ずサービスを利用しないといけないということではありません。

もしも離れて住んでいるなら、早めに認定を受けたり、近所の方に時々のぞいていただくなど「見守り」を必ずしていく。

これだけで、もしもの時の最悪の状態を回避できるんです!

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著者:赤川 なおみ

「終活ってなに?」 第1回広島お茶会やりますよ♪

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人の赤川です。

今日は初の広島お茶会のお知らせです!
いつもブログを読んで下さる方から「終活って初めて聞きました」とのお声が多く、気になるけどはっきりわからないな~って思われてる方多いみたいですね。

今回は、まずは「終活を知ろう!」ということで、終活とはどんなことするの?とか大変?とか難しい?とか色々な不安を解決するお茶会です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日 時;2013年1月22日(火) 14;00~16;00
場 所:広島市内のカフェ(詳しくは後日お知らせします)
参加費;1,000円(カフェ代金は各自お支払いくださいね)
定 員;5名
申込み:こちらのフォーム又はアメブロメッセージにて

参加資格;40歳以上のかたならどなたでも
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今回は40歳以上の方で少人数のお茶会にさせていただきたいと思います。
くわしくは追ってご紹介いたしますので、スケジュールだけあけておいていただけるとうれしいです♪

また「時間がね~~」と時間のご希望がある方、ぜひ一度メッセージにてご連絡くださいませ。

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著者:赤川 なおみ

グルッぽできました!

初めて自分でグルッぽつくりました!
2013年は初めてやってみるいこといっぱい!

この年になって・・・
いやいや!いくつになっても前進したい!

なでしこ
JAPAN
で大活躍した女子サッカーの女王  澤選手の今年の一文字

「学」
あれだけ偉業を成し遂げた澤さんでもまだまだ「学」ことを忘れない!

自分の人生、永遠に続くわけじゃないですしね!
絶対やりたいことは後回しにしないで、どんどんやってみなくちゃね!

みなさんも気軽にグルッぽに参加してください!

エンディングノート☆最期まで自分らし
く!

終活のこと、エンディング
ノート
のこと、人生のこと、家族のこと、みんなで話しながら楽しいグルッぽにしましょう!

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著者:赤川 なおみ

悲劇のヒロイン誕生のとき

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

「病名はがんです」

この医師からの説明を聞いたとき、あなたはどんな気もちになるでしょうか?
何を考えるでしょうか?

現在ではがんは珍しい病気ではなく日本人の死因のトップとなりました。
「病名はがんです」以前ならドラマのワンシーンのようですが、現在こう告げられる人はとても多いということです。

高齢になってくると、特に多くなります。
そして今は若年層、働き盛りの方でも多く、私も友人知人で「がん」の手術や治療を受けた方が何人もおられます。

ただ医療の進歩はめざましく「がん=死」というイメージとは違って、早期発見、治療で感知する方も多くおられます。

それでも
「病名はがんです」
と告げられた瞬間は目の前が真っ白になったという方がほとんどでしょう。

それは一瞬にして「死に向き合うから」ではないかと思うのです。

「これからどうなるんだろう?」
「あとどのくらいなのか?」
「本当に死んでしまうのだろうか」

きっと1分くらいの間に頭はフル回転し、悲劇のヒロインが誕生します。

現在ではがん専門医では特に「本人への告知が原則」となっているので、当然本人に病名が告げられます。その時あなたはどうするか。

悲劇のヒロインが誕生してしまうのは、きっと「死」が他人ごとで、自分にはなだ関係ないと思っているからというのが大きいかもしれません。

なので不安が襲ってくる。

もちろん準備をしていたとしても、死への恐怖というものが拭い去れないかもしれません。しかし、原因不明の恐怖を感じることはなくなります。

エンディングノート
作成時に、まずは「死」というものがどういうものかを考え、受け入れてみる。必ずやってくるその時までに、自分が何をしたいのか、どんな風に生きたいのか考えてみる。

これをするだけでも「死」は突然襲ってくるものではなく、誰しもいつかは訪れるものということで少し冷静になれるはずです。

話が少し「がん=死」のようになってしまいましたが、そんなことはありません。先にも書いたように、最先端医療ではがんも治る病気、付き合っていく病気へと変わりつつあります。

まずは健康を保ち、自分らしい生活を送ること。
そしていつか迎えるその時まで、どうやって自分らしく生きるのか。

一緒に考えていきませんか?

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著者:赤川 なおみ

遺言書よりも柔軟で自由なもの

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

「最近エンディングノートって聞くようになりましたよね」
といわれることも多くなりました。
映画「エンディングノート」の影響でしょう。

実は私も映画をみて、興味をもったのです。
それまで実生活では色々と介護や看取りに関わっていたのですが、書き残すという発想はありませんでした。

ただ「本人の意思がわからなくなる前に聞いておけばよかった」「最期はどうしたかったのだろう」「どうしてほしかったのだろう」そんなことがずっと気になっていました。

そんな時に映画をみて
「自分で書き残す」
「自分で段取る」
ということを知りました。

これだ!!!って思ったんですよ。

自分の人生ですものね。
「死を考えられない」という方もいらっしゃるのですが、人間生まれてしまったらすべての人が死に向かっているんです。

自分だけに襲ってくるものでも、不幸なものでもない。
当然のことなんですよね。

自分の人生を他人任せにしないためにも、最低限のこと、どうしても伝えておかなければと思うこと、伝えたいこと。

エンディングノートは遺言のように堅苦しく考えず、まずは形式にこだわらなくても、書きたいことを自分の好きなノートに書いていくというところから始めてよいと思うのです。

一度書いて終わりでもない。
その時々の自分の状況や気持ちの変化に合わせて書き直しても大丈夫。

みなさん、まずは気軽に書き出してみませんか?

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著者:赤川 なおみ

信頼関係を築くには?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

みなんさんかかりつけの病院はありますか?
主治医の先生とは良い関係を築けていますか?

私が子どもの頃などは、病院の先生の言うことは絶対でしたが、今ではセカンドオピニオンを設けている病院も多くなりましたよね。

患者が自分の意思で病院や医師を選び、納得のいく治療を受けることができるようになってきましたが、人間同士ですから合う合わないがあるのは当然。

友人が身内の看病を通して病院との付き合い方を話してくれました。

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祖父が入院した病院、父親が入院した病院を見てきた中で思う事は、病院との付き合い方は患者や患者の家族でしっかり決めることが大切だなということ。

がんと診断された祖父、父の看病を始めた頃は
「親身に対応してくれたのは手術するまで」
「数年後通院すると主治医がコロコロ変わっている」

特に父親の病院の時には強く感じました。

父自身も手術をしてくれた主治医がいなくなってからは、
同じようなことを感じたみたいでした。

ある日「手術をしてくれた先生がいる病院に転院したい」といった父が言い出しました。
最初は戸惑いましたが、入院している本人の意思を尊重したいと思いました。

まずは転院できるように先に転院先の病院にいき先生に事情を説明。了解を得て父親を転院させました。

父親もその先生のほうが信頼できるみたいで安心してるようでした。

どう病院とつき合っていくかは、その人の意志をしっかりと伝えることができ、
そのことを病院側が対応してもらえるかどうかで変わってくると思います。

やはり治療をする際には、先生との信頼関係を築けるかどうかで、病気の回復がちがってきたり、辛さが軽減されたりすると思うのです。

ここで「よくしてもらってるのに悪い」とか「どんな風に思われるだろう」など医師に対する遠慮から、患者さん自身が我慢してしまうのが一番辛いかもしれません。

父は最終的には祖父と同じ家の近所の病院に転院することができたのですが、その中で主治医の先生以外にも他の先生と話ができたり、最後の病院とはいい関係が築けたと思います。

大切な命を預ける病院との関係。患者や患者の家族の意志を尊重してくれる病院を探し、納得いく環境をつくることをオススメします。

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病院、医師との付き合い方は他の方とも話しになることが多いのですが、みなさんはしっかりと話ができ、信頼できる病院、主治医の先生をみつけていますか??

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著者:赤川 なおみ

自分にとっては大切だけど。。。衣類編

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

自分もそうなのですが、家の片付けって「いつ」しようかと思います。
この場合の片付けは普段の片付けではなく、身辺整理ということです。

自分にとっては必要でも、残された家族や子どもたちにとっては必要ないもの。たくさんありますよね。

衣類の場合、親としては「良かったら着てちょうだい」と思っていても、体系や好みが違えばどんなに高価だったものでも、着ることはないのかな?

そうなると衣類もすべてごみ。これを捨てるのって大変です。
今はゴミもただじゃない。有料のところ多くないですか?

私は特に、子どもが小さかった頃の作品とか、幼稚園の制服とかまで取っておくタイプ。確かに思い出がいっぱいだけど、最終的にはゴミになってしまう。

最近では買取専門のお店にいっても、衣類は難しいですよね。
海外に緊急支援として送るなどの方法は、しっかりとしたルートを探してからということになります。

最近ではリサイクルという形で、素材に戻して再生する技術が向上しているので、その専門業者さんに送るのも一つ。

洋服は本当によく着るものだけ、シーズンごとに何枚かあれば事足りる場合がほとんどですよね。私も肝に銘じて整理を開始しなくては!!

衣類のリサイクルナカノ株式会社さん

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著者:赤川 なおみ

まずは書き始めてみましょう!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

2013年も4日目。
そろそろ元旦にたてた目標と自分の生活のズレに
「またか~~」ってやや諦めモードになっちゃってませんか?

え?私だけ??

えぇ、毎年この頃になると、必ずぶち当たる壁です。
年末から新年の予定やら目標やら決めて気合を入れる。
元旦からがんばってみる。

するとまぁ3日目か4日目に目標どおりにならなくなって嫌になる。
私もそうなるんですが、今年は違う!

いつも拝見している30代で本当にやりたいこと起業! さんのブログでも再認識です。

まずは始めないと!です。
エンディングノートもそうなんですよ。

書き始めてみたら「こうじゃなかった」とか「この項目かけない」とか出てきます。
そんなときは深呼吸。書くのをお休みしたっていいんです。

書きかけた項目がどうしても進まなければ、他の項目を書いたっていい。
まずは書き始める!

自分の想いを文字にして形にしていくことで見えてくるもの、発見するものいろいろあるんですよね。

まずは書き始めてみましょう!

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著者:赤川 なおみ

持っていける?持っていけない?

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

2013年の箱根駅伝も復路の中盤。
すでに2大学が途中棄権しました。
さぞかし勇気のいる決断だったでしょう。

勇気のいる決断といえば・・・
あなたの大切にしているもの、死後の世界に持っていけるものですか?

とっても大切にしているもの。
処分するとか整理するとかいっても無理!という宝物がみなさんにもありますよね。

私の場合、この「持っていけるかどうか?」と考えたら
答えは「無理!」なんですよねぇ。
だって楽器が大きすぎて棺には入らない・・・

最初に人前で演奏した楽譜とか思い入れのある写真とか
そういうものは棺にいれてもらうとして、
この楽器だけは「燃えるだろうけど入らない」という問題が!

じゃどうするか?
置き去り?そのまま放置?
それは無理~~~~~!

ということは、お世話になったクラブに寄贈するとか
友人に使ってもらうとか
子どもに飾ってもらうとか考えないといけません。

このように、みなさんの宝物も
「持っていける」「持っていけない」
今一度考えてみてはどうでしょう???

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著者:赤川 なおみ

流す曲だって自分らしくしたい!

こんにちは。
最期まで自分らしく生きる!をナビゲートする終活案内人のおとちゃんです。

突然ですが、私のお葬式は大好きなクラシックを流してほしいと思っています。
葬儀会場では、静かで別れをイメージするような曲が多いですね。

あれは葬儀会場で選んでいるのだと思うのですが、こちらで指定すれば好きな曲をかけることができます。

よく芸能界の方、著名人の方のお葬式でその方の好きだった曲などが流れていますが、あれは一般人でもできるのです。

私の場合、会葬してくださった方をお迎えしている間の曲、最期のお別れのときの曲、出棺のときの曲、それぞれ自分の好きな曲にしたいと思います。

できれば、最後のお別れのとき(棺にお花を入れるとき)は、オリジナルの曲、私をイメージして作ってもらったような曲がいいなぁ・・・

ということで、今その選曲をしている最中。

あんまり華やかとか大音量(クラシックでも結構大音量なんですよ)すぎるのは厳しいだろうけど、でも金管楽器がパパパ~~~ン♪みたいな感じがいいけどなぁ・・・

この曲もいいし・・・

どんどん妄想の世界に入っていきそうですが、これを具体的にするべくエンディングノートに書き、その時用のCDを作成しなくては!

みなさんも自分らしいお葬式をイメージしてみませんか?

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