特定非営利活動法人
2018年1月1日。エンディングノート普及協会は6年目を迎えました。
2017年はエンディングノート普及協会にとって変化の一年でした。
目次
5月にNPO法人化、8月に初のEN日(エンディングノートの日)、11月には初のRUN伴参加、12月からは初の助成金事業。
その他にも、様々な企画と実行、講演のご依頼、他団体様とのコラボイベントなどなど、これまでの4年間があってこその5年目だったのだなと、改めて思います。
1月終わり、ふと「あれがあったら良いのにな・・・」と思い始めてから「任意団体ではなく法人にして活動を広げては?」との助言に「そうなの?法人になれるの?」と半信半疑だったところから一気に加速。
いつも止まってしまう事務作業を強力にサポートしてくださる助っ人登場で、5月1日特定非営利活動法人として再スタートいたしました。
設立当初からエンディングノートについて、書き方や必要性、どうやったら簡単に書ける?などなど、エンディングノートについて発信してきました。
しかし、どうしてこうも「書けない」のでしょうね?
でも
書いてない
という現実。
よし!
を設定して「はい、今日書きますよ!」っていうのも良いのかも?と、とあるエンディングノート開発者さんからお誘いがありました。
ということで、2017年8月8日に初のEN日・エンディングノートの日を、そして8月1日〜15日をEN日週間として、各地でワークショップやEN日イベントを開催しました。
ご提案くださった一般社団法人マンダラエンディングノート普及協会さまに、感謝です!
改めて「エンディングノートの日」を設定したことで、発信する機会が増えたことや気にかけてくださる方が増えたこと、何よりも各種メディアに取り上げていただいたことは、大きな成果でした。
2018年は、より進化したEN日・エンディングノートの日を開催すべく、新年より準備をスタートしたいと思っています。
これまでにも、講演会やブログ、書かせていただいているコラムなどで
いかに簡単にエンディングノートを書き始めるか?
について発信してきました。
とはいえ
やはり「すぐ始める」にはハードルが高い。
ノートを買いに行くことが難しい時には、どうしたら?そんな問題もあります。
もっと身近で、いつでも始められる方法・・・と考えているうちに、あることに気づきました。
それが
お薬手帳を活用する
ということ。
誰でも無料で入手でき、緊急時に必要な大切なお薬の情報が詰まったノート。
これを活用して、まずは
自分のことを誰かに伝えるために書くこと
これに慣れてもらうことからだ!ということで、講座を開始しました。
2018年は、さらに多くの方に知っていただきたいと思います。
認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN伴」の福山ルートに、チームエンディングノート普及協会として初参戦。
今年は5月から4回の認知症を考える連続講座に参画したり、福山市新市公民館で若年性認知症の方々が出版している本のブックフェアを開催したり、認知症を考えることにも積極的に取り組んできました。
走るだけでなく、協会メンバーでNursing rose代表金山さんが、襷を託した施設でアロマトリートメントも実施。
襷だけでなく、笑顔もつなぐことができました。
2018年は、さらに走る距離を伸ばし、まちづくりにつなぐ活動にしていく予定です。
これまでにも看取りについては、エンディングノートや終活講座でお話しさせていただくことが多かったのですが、今年は在宅医療助成勇美記念財団さまの助成金事業として3回連続の講演会を開催することになりました。
第3回は〜これからの看取りと家族〜 2018年1月13日(土) 13時30分〜15時30分
それぞれの立場の看取りの経験からのお話しと、これから何を考えて行けば良いのか?
参加してくださる方ご自身のこととして、一緒に考えていただく講演会です。
他にも、親の家の片付けサポート、相続サポート他、個別ご相談案件も増え、一人ひとりの立場と悩みに寄り添いながら、悩みの解決に向けて動いています。
みなさんも2018年新しい年を迎え、今年の目標や夢を新たにされたことでしょう。
その時には、ぜひ目標や夢を諦めることなく実現し、さらに大きな夢に向かって動くことができるよう、エンディングノートにも向き合ってみてください。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会は、いつでもあなたの悩みに寄り添い、お手伝いさせていただきますので気軽にご相談くださいね。
著者について