お知らせ
若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると
近頃65歳未満で発症する若年性認知症については、当事者の方々が声をあげ、講演会で登壇されたり、本を出版されるなど、若年性認知症への理解を求めた啓発活動に力をいれておられます。
しかし、まだまだ「認知症になったらおしまいだ」と考える人も多く、物忘れが多くなったり、日常生活のちょっとした違和感に気づいていても、早期に診断を受ける人は少ないでしょう。
介護の現場においても、認知症に対する理解を深めている施設も少しずつでてきましたが、反対にベッドに手足や体をしばりつける「身体拘束」は10年前の2倍になっているという厳しい状況もあります。
どんなことについてもそうですが、まずは「正しく知ること」が全てのスタートです。
認知症についても「こうだろう」という、予測や推測で判断するのではなく、その人はどう思っているのか?どうしてほしいのか?何が必要なのか?をしっかり聞くこと。
そこから全てが始まると考えます。
そこで今回は「若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”とは?」をテーマに、若年性認知症当事者の竹内裕さんと、フリージャーナリストの奥野修司さんによる対談を企画いたしました。
竹内さんは広島在住。59歳で若年性認知症と診断され、現在は当事者
また奥野さんは、ノンフィクション作家であり、昨年は若年
今回の企画は、全国を飛び回ってみなさんを笑顔にしている竹内さんから、昨年夏に奥野さんをご紹介いただいてご縁と、地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家施設長の田原さんのおかげで実現することになりました。
主催は会場となっている地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家さんにお願いしました。
五本松の家は昨年オープンした新しい施設ですが、広島県内で初めての「暮らしの保健室 ふくまち」(地域交流スペース)を併設されるなど、福山市内外から多くの方が見学にこられる施設です。
地域交流スペースは誰でも気軽に立ち寄ることができる工夫が随所になされており、今回も「一人でも多くの方にお二人のお話をきいていただきたい」という、私たちの希望を快諾してくださいました。
- 認知症について不安に思っている方
- 認知症の方の介護をされている方
- 認知症についてもっと知りたいと思っている方
認知症と診断された人たちが、実際どんなことに悩み、ど
若干お席に空きがございますが、参加ご希望の方は必ずご連絡いただきますよう、お願いいたします。
==========================
『若年性認知症当事者が伝える”本当に必要なサポート”
日 時:2018年1月12日(金) 14時~15時3
会 場:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家 地
定 員:30名
参加費:500円
語り手:竹内 裕さん(たぬき倶楽部代表)
聞き手:奥野 修司さん(フリージャーナリスト)
主 催:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
共 催:特定非営利活動法人エンディングノート普及協会
お問合せ:地域密着型特別養護老人ホーム 五本松の家
TEL 084-999-6321 FAX:084⁻999-
担当:田原久美子
※対談終了後、同会場でお二人を囲んで交流会を開催いた
参加費は500円(お茶・お菓子付き)です。
==========================
◎竹内 裕さん
59歳で若年性認知症と診断され、現在64歳。
「診断当初は自宅に引きこもる生活をしていた」という竹
◎奥野 修司さん
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。2006年、
講談社 読書人の雑誌「本」にて、若年性認知症当事者の方へのイ