「ヘッドドレスの向こうに見えた、本来の私」― つながりのオト開催報告
3月1日・2日の2日間、広島県府中市「いこ〜れふちゅう」にて開催した文化・ART×終活イベント「つながりのオト」が、無事終了いたしました。
“終活を、もっと自由に、もっと創造的に。”
そんな想いから生まれた今回の企画。文化やアートの力と掛け合わせるのは、私たちにとっても初の試みでしたが、会場には終始あたたかな空気が流れ、多くの気づきと発見に満ちた2日間となりました。

オープニングトークショーでは、協会のこれまでの歩み、そしてこれから目指す未来について、NPO法人エンディングノート普及協会とマンダラエンディングノート普及協会(現・人生の未来図)が登壇しました。2017年に遼代表が、エンディングノートの普及啓発をテーマにスタートした「EN日(エンディングノートの日)」も、今年で10周年という節目を迎えます。トークショーでは、エンディングノートに対するそれぞれの想いや、これからの普及啓発活動について、司会の森さんを交えて対談を行いました。
また、2026年8月8日の記念日制定や10周年イベントに向けて、この「つながりのオト」をスタートに新たな一歩を踏み出すこともお伝えしました。

スペシャルトークでは、特別ゲストのヴィヴィアン佐藤さんをお迎えし、「変身は人生を生き直すことだった」をテーマに、生き方や表現に込めた想いを伺いました。終活もまた“今をどう生きるか”を問い直す時間なのだと、あらためて感じるひとときとなりました。

トークの中で印象的だったのは、ヴィヴィアンさんの語った「“I am 新宿”」。長年新宿に住み、新宿を拠点に全国で活動をしているヴィヴィアンさん。新宿は、他の街のように色やイメージが固定化されておらず、さまざまな文化が入り混じる場所だと語られました。そして、「“I love 新宿”じゃないのよ。“I am 新宿”なのよ。だから、都会とか田舎とかそんなこと関係なくて、私がいるところが新宿なの。」という言葉に、聞き手や司会者はもちろん、会場中が大きく頷きました。誰かと比べるのでも、何かを否定するのでもない。自由で緩やかでありながら、確かな芯を持つその姿勢に、あらためて魅力を感じました。
参加者からは「終活を満喫できた」「楽しい一日だった」との声も寄せられました。


ヴィヴィアンさんのヘッドドレスをお借りした体験ブースでは、最初は少し恥ずかしそうにしていた方も、自分でヘッドドレスを選び、ヴィヴィアンさんと写真を撮る頃には、とても素敵な表情に変わっていました。「ヘッドドレスは変身ではなく、素の自分、本来の自分に戻っていくこと」という言葉の通り、何にもとらわれず自由に表現する皆さんの姿が印象的でした。


会場内のさまざまな体験ブースでも、それぞれが思い思いに体験し、語り、表現する時間が流れていました。終活は準備だけでなく、今を豊かに生きる時間でもある――その可能性を実感できた2日間でした。
なお、当日のトークショーの様子は後日YouTubeで公開予定です。どうぞお楽しみに。
