特定非営利活動法人
今日は2箇所の講演&ラジオ出演と、かなりハードな1日でした。
午前中は、4月から参加させていただいている、広島市西区で開催されている「庚午カフェ」さんのつながりで、庚午中4丁目集会所で毎月1回開催されている「仲良し会」さんの集まりで、お話させていただきました。
今回は、お薬手帳から始めるエンディングノート&終活ではありますが、お盆前バージョンということで「お盆に確認したいこと!」をメインにしました。
お盆に家族が集まるから、親族が集まるからという方には、ぜひとも確認したり自分の思いをを伝えてみていただきたいこと・・・
「伝えてほしいこと」と言っても。実は特別なことではないのです。
きっと講座を聞いてくださった方も「そんなこと?」「それくらいのこと?」って思われたのではないでしょうか。
例えば・・・
家の宗派を子どもさんに伝えてください
え?って思われますか?
しかし、実際のところ「我が家の宗派は◎◎です」と言える人が少なくなってきています。
葬儀や法事でお寺さんがくるのはわかっていても「はて?我が家は何宗?」ってことは、よくあります。
もう一つ
戒名(法名)が必要かどうか
これも伝えてあげてください。
40〜50代になると「お金がかかるし必要ない」と思っている人も多いもの。それでも「親にはつけてあげないとなぁ」とも思っているのです。
もし、すでにお持ちなら、そのことも併せてお伝えくださいね。
それから不動産について。
家や土地はわかったとしても、山や畑はわからない。そんなことも多いもの。
固定資産税の納税通知を見ながら「これってどこ?」「こんな畑があったの?」と、後になってびっくり!ということも多いものです。
普段目にしない不動産については、ぜひ早めにお伝えくださいね。「そんなこと言うけど、税金だって微々たるもんだ」と言われるかもしれませんが、ちりもつもれば・・・ですよ!
先ほどのようなことを何度もお伝えするのには、わけがあります。
それは「皆さんいつかは伝えようと思っているのに、実際には聞いておけばよかったということが多い」からです。
きっと誰しも「伝えなくちゃ」「いつか言おう」と思っているのです。ただ、そのタイミングを見計らっているうちに、言わずじまいになってしまうことが多いだけ。
今度会ったら、この次に帰ってきたら・・・そう思っているうちに、あっという間に半年、一年とたってしまうのはよくあることです。
あら?これって・・・
そうですね、片付けやエンディングノートと同じなんです。
「いつから始めるか」を後延ばしにしてしまって、気づいたら遅かった!ということも多々ありますね。そうなる前に・・・だから、何度でもお伝えします。
もうええよ!もうやるよ!
そう言われるまで、何度でも(笑)
そして、このきっかけ作りの一つになれば・・・と、今年から始めるのがEN日(エンディングノートの日)なのです。
福山会場はもちろんのこと、東京、掛川、松山でイベント開催のほか、EN日週間の8月1日〜15日には、全国で40回以上エンディングノート講座やワークショプが開催されます。
いつから?と言わず、ぜひEN日から始めてください!
詳しくはこちらから
6月より福山市のくまざわ書店福山店さんで開催させていただいている「本屋で学ぶシリーズ」も第3回。
そして、このシリーズでは2回目となる
お薬手帳から始めるエンディングノート
今日は、前回参加してくださった方が「エンディングノートを買って書き始めました」とお餅くださったり、初めての方も3人参加してくださいました。
前回に続いてご参加くださった方。
先日の小林麻央さんが亡くなられた報道をご覧になって、自分のノートの書きかけていた所を消してしまったとのこと。
もっと向き合って書こうと思われたのでしょう。
ノートを開いて書き始めても「うーん・・・」となってしまいます。
そこで「書きやすいところから書いたら良いですよ」とお伝えしましたが、それでも「どこが書きやすいのかな?」と迷っておられる様子。
そこで数ページの書き方をお伝えすると「あ、そういうことで大丈夫なんですね」とペンが進みます。
こうして少しずつ書き進めながら、気になることをお話してくださいました。
エンディングノートを書くってパワーがいりますね。これ、高齢になったら無理かも・・・
そうなのです。本当にパワーが必要。
だって、自分自身と向き合うのですから、パワーが必要!なのですよ。
だからこそ、パワーがいるからこそ、元気な時に書きたいものです。
初めての方には、お薬手帳の役割や必ず書いていただきたいことを伝えます。
お薬手帳は、薬局で出したらシールを貼ってもらって、持って帰る。
確かにそういうものなのです。
でも、そのお薬手帳の中にあるお薬の情報は、今の自分にとって大切な情報です。
命に関わる情報です。
ですから、そのノートをもっと大切に扱ってほしい。
そして、もしもの時に役立つものとして使ってほしい。
まずはお薬手帳に向き合うことから始まります。
お薬手帳に向き合ったら、1枚のシートをお渡しして二択で答えを選んでいきます。
そうすると、またそこからスタートです。
とはいえ「何が始まるの?」と思われる方は、ぜひ一度ご参加くださいね。
そんな方は、
にご参加くださいね!