エンディングノートナビゲーター®家ノ上さんによる、終活本の紹介です。
特定非営利活動法人
西宮市民会館でエンディングノートセミナー&終活本ブックトークを開催しました。
エンディングノートセミナーは「エンディングノートのその前に」ということで、今回も自分にとって必要なことは何か?について、お話ししました。
終活で気になること。
エンディングノートと聞いて、きになること。
大きくわけて2つあると思います。
一つは「お金のこと」もう一つは「人のこと」。
お金については、いくらかかるの?ということなのか、ないからどうしよう?なのか。
人については、迷惑をかけたくない、なのか、頼れる人がいないなのか?
ここをスタートに、自分にとっては、誰に何を伝えるべきなのか。
伝える人がいないとしたら?
お金が足りないとしたら?
色々なケースで、書く内容は違ってきます。
そして、後半は人気の「終活本ブックトーク」。
今日も、エンディングノートナビゲーター®で図書館司書の家ノ上さんに、新しい本も交えてご紹介いただきました。
家ノ上さんは、行政書士としても活動されているので、成年後見などのお話しも、詳しくしていただきました。
成年後見の制度は、地域や行政によって違うこともあります。
今回は、西宮の状況などを詳しくお話しいただきましたよ。
今後も、エンディングノートセミナーを、各地で開催していきますので、詳しくはこちらからご確認くださいね。
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8月24日に、神戸にて「とっても簡単!エンディングノートの始め方」についての、エンディングノートセミナーを開催させていただきました。
参加者のみなさん「まだエンディングノートを持っていない」「もらったのが2冊あるけど、まだ書いていない」など、やはり「書いていない」ということ。
そこで、エンディングノートはなぜ書けないのか?
どんなものが書きやすいのか?
など、エンディングノートの基本的なお話しをさせていただいた後は、エンディングノートを簡単に書くために、考えておきたいことについて、色々お話ししました。
一般的には
・介護のこと
・お墓のこと
・葬儀のこと
・家や土地のこと
・片付け
このようなことが、きになっていると思いますので、地域での今の状況も踏まえ、まずはご自身に関係のあることなのかどうか?をチェック。
終活を進める上で、自分のことを考えるのですが、関係してくる人のことを無視することはできません。
自分が介護状態になった時、親兄弟が介護状態になった時、色々なケースが考えられます。
お墓も「自分はここに入りたい」と思っても、そのお墓をみてくれるのは誰でしょう?
葬儀も「こんな葬儀をしたい」と思ったとして、それを実行してくれるのは、誰でしょう?
片付けは、自分のことなのか、親の家なのか…
一つのことでも、誰か?どんな状況か?によって、考える事は沢山あります。
こうやって、一つずつ考え始めたら、その一つから、エンディングノートに書いてみましょう。
書き出して整理する。
準備は面倒だ!と思っても、ノープランでエンディングノートを書き始めるよりも、簡単に書く事ができるのです。
そして、後半30分は、エンディングノートナビゲーター®で行政書士、そして、ベテラン図書館司書でもある家ノ上さんに講師をバトンタッチ。
終活本のブックトークをお願いしました。
専門家、家ノ上さんの終活本チョイスは、やっぱりひと味違う!
みなさん、メモして読む気満々!
え?本の紹介もあるの?それってどうやるの???
と思った方は、9月7日のエンディングノートセミナー@西宮にお越し下さいね。
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日本人の、生命保険加入率は男女ともに80%を超えているほど、保険に加入している人は多いもの。
加入する前には「自分にあった保険選び」「できるだけ、月々の掛け金が低くて高い保証は?」など、かなり悩みながら選びますよね?
しかし、「受取人は誰ですか?』という質問をさせていただくこと、あまり考えずに身近な人を指定している場合が多いようです。
しかし、本当にその方が受け取ることは可能でしょうか?
しっかりと、請求できるでしょうか?
今回のコラムでは
◎忘れがちな「保険のこと」
◎保険証券の保管場所を、明記しましょう
◎加入している保険について、正しく請求できますか?
◎エンディングノートで見直す保険のこと
と、エンディングノートや終活を進める中で、ぜひ見直してほしい保険のことを、エンディングノートナビゲーター®の視点で、書かせていただきました。
ご自身の「もしも!」に備えてかけている保険。
もしも!の時には、きちんと請求して、備えを有効活用しましょう。
エンディングノートや終活ついて、様々な情報をお伝えしている
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介護保険負担限度額認定って聞いた事がありますか?
ざっくり言うと、介護保険を利用して在宅での介護ではなく、入所施設を利用している人が対象の、施設を利用する際の食費や居住費(滞在費)を、軽減しますよというもの。
って・・・自分で書いていても、難しい!面倒だ!と思うのに、高齢者同士のご夫妻で、自分たちで申請をするしかない場合って、できるのだろうか???
私が申請したのは、実家の祖母が対象だったからですが、本来は7月31日までにしておかないといけなかったんですよね(汗)
祖母は特別養護老人ホームに入所しており、非課税対象者なのでした。
ずっと気にはなっていました。
最近、コンビニとかで「通帳のコピーをするシニアの人たち」を、よく見かけました。
そういえば、施設の方から「これまでこちらで出来ていた手続きですが、ご家族の方でしていただくことになったので・・・」って電話があったよね?
みんなが、慣れない手つきでコピーしてるのって、関係あるんだっけ???
はい。このような仕事をしておりましても、この手の手続きは難しいです。
HPを見ても、書いてある言葉が難しい。
ぱっと見た説明だけでは、申請しないで自己負担になっても、さほど変わりないのかも??などと思ったのです。
しかし!施設の職員さんからの「まだ申請されてませんか?しますか?」の電話に「まだですが、とにかく忙しくしていて…」と伝えつつ、「いったい、今とどのくらい請求額が変わりますか?」と聞いてみました。
なんと・・・
「申請して通るかどうかではなく、申請しないという意志が伝わったら、現在より毎月4万円くらいアップするかもしれません」
え???そんなに!!!!!しかも、今はしない、できる時にやろう!と思っていただけなのに「申請する意志ないんですね。あっそうですか」ってなる訳???
えぇ、びっくりしました。
今日は、台風の影響で出かけるお仕事はキャンセルになったので、急いで手続きへ。
とはいえ、銀行行って、コピーに行って、担当窓口行って、足りないから帰って、また窓口行って・・・も~~~~~!!!!!
先日の特別弔慰金申請といい、これといい、高齢者に対するサービスにしては、あまりにも難しい!
「国って、お金渡したくないんだろうね」って、本気で思うくらい。
そして、おひとりの方や、子どもたちと離れて暮らしていて、なかなか連絡を取れない人って、ちゃんと申請できたのかな?諦めてないかな?
そんな心配をしてしまうのでした。
もしも気になる方は、対象の方がお住まいの市町村の介護保険課や、介護保険の窓口できいてみましょう。
それも難しい方、協会にメッセージをくだされば、お答えしますので、お気軽にご相談くださいね。
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2015年に入り、福山で数回開催させていただいている、エンディングノートセミナー。
エンディングノートを買ったけど書いていない、気になるけどまだ買っていない、そんな方に「エンディングノートを書くには?」ということで、お話しをさせていただいております。
今回は、買ったけど書いていない方2名、知ってるけど買っていない方3名、他数名。
ということで、具体的なエンディングノートについてというよりも、まずはみなさんの気になる事はなんでしょう?ということで、
・お墓
・葬儀
・介護
・家と土地
・片付け
について、それぞれ「気になる」と思われることに、お答えしていく形で進めました。
みなさん、ぼんやりと「気になる」「不安」と思っておられる場合が多いのですが、そのぼんやりとした「気になること」「不安」は、ほぼ「お金」と結びついていませんか?
エンディングノートに「こんなお墓を希望する」「自宅で好きな事をして最後を迎えたい」と書いていても「で、そのお金はどうするの?」ということに、なりますよね。
だから、みなさん「いったい、いくらかかるのだろう?」と思っているわけですね。
これって、案外聞けないものです。
「これだけ安くします!」「安くできます!」という、広告などを見るけど、結局は追加でお金がかかってトラブルになった、という話しも多い。
そして、金額ややり方には地域の特色などもあります。
そこで、エンディングノート普及協会で開催するセミナーでは、その地域の状況にあった内容、金額や葬儀の向き不向きなどを、お伝えするようにしています。
福山では、葬儀が「一般葬と家族葬のどちら?」という点でも、地域によってかなり差があります。
そして、お墓の問題も「ないからどうしよう?」と探すというよりも「今あるお墓、見る人がいなくなるけどどうしよう?」という事の方が、みなさんの気がかりです。
今回も、みなさんの「これはどうですか?」という質問にお答えしながら、参加者のみなさんに必要な「終活」を考えていただきました。
ここを考えることで、エンディングノートに書く内容も決まって来ます。
そして、短時間で書く事もできるようになります。
まずは、自分に必要な終活、90分でエンディングノートが書けるようになるための準備をしてみませんか?
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ブックトークとは、一定のテーマを立てて、時間内に何冊かの本を紹介するというもの。
今回は、終活・エンディングノートの専門家でもあり、長年図書館司書を務めているエンディングノートナビゲーター®家ノ上さんが、終活専門家の目線から、オススメの本を紹介しました。
こちらは、家ノ上さんが専門にしている”おひとりさま”について、様々な本を出しておられる上野さんによる本。
参加者さんの関心が高かったのはこちら
わたしのウチには、なんにもない。4 はじめての遺品整理。さすがのわたしも辛かった・・・/KADOKAWA/エンターブレイン
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女性の方なら、結婚というよりも「白無垢姿」に憧れる方、多いのではないでしょうか?
それこそバブル全盛期の結婚式と言えば、大きな会場でゴンドラに乗って降りてくる・・・なんていう式、多かったですよね。
最近では、入籍だけで結婚式は挙げない、結婚式をしても友人への報告会のような形というカップルも増えています。
それでも「結婚式はしないけど、写真は撮りたい」と、写真撮影のみのフォトブライダルなどが人気だとか。
実は、エンディングノートを書く中で「白無垢を着てみたい」「ウェディングドレスを着たい」という女性も、少なからずいらっしゃいます。
じつは、会員さんから「ドレスは着たけど、白無垢は着なかったなぁ。憧れたけどねぇ」という話しがありました。
それでは、その夢を実現しましょう!
ということで、長年ウェディングの現場でお仕事をされている先生にご協力いただき「白無垢の写真撮影」を、させていただくことになりました。
今回は、当協会では初めてということで、撮影される方に無理をお願いし、公開ヘアアレンジ&着付け&写真撮影ということになりました!
もし、ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。
そして「私も、白無垢を着て写真を撮ってみたい」という、夢をお持ちの方は、エンディングノート普及協会にご相談くださいね。
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日 時:2015年8月18日(火) 10時半~12時
場 所:福山市 福寿会館
問合せ:メッセージ又はotonowa6668@gmail.com
※まずはお問合せください。
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夢実現のお手伝い
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色々見ていると、一人っ子の結婚って、問題が多いように書かれているのを知りました。
まぁ昔から「一人っ子だとワガママ」って、言われましたけどね。
しかし、それだけではない「一人っ子の結婚問題」があるようです。
・妻が一人っ子の場合、親の介護をしないといけない
・女性が一人っ子の場合、婿養子が希望なのでは?
・男性が一人っ子の場合、お母さんが子離れしていないのでは?
他にも、あげればきりがないのですが、代表的なものを。
これらは、一人っ子の結婚で問題になりがちですが、実は一人っ子ではなくても「三姉妹の長女」とか「兄弟の中で女性が一人」とかでも、同じようなことがあるはずです。
子どもが女の子だけの場合も、ご両親が「家を継いで欲しい」と言えば、やはり婿養子なのか?という話しになります。
兄弟がいても、その中で娘が一人だけの場合は、結局介護は娘がするという方も多いですから、条件は同じかな~。
そして、我が家もそうでしたが、一人っ子と言えども、親も「家を継いでもらうのはあきらめている」という場合も多いもの。
介護については、少子高齢化のこれからは、一人が介護する人数は必然的に増えるわけです。
ということは・・・一人っ子との結婚が問題なのではなく、これからは「家や家に関わる様々なことをどうするか」ということ。
そして、これは一人っ子だから問題なわけでなないと思うのです。
ただし、一人っ子には考えないといけないことは沢山あります。
まずはエンディングノートで、自分の状況を把握することから始めましょう!
90分で書けるエンディングノート
→エンディングノートスターターセット
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でも、本家の長男に嫁いで25年が過ぎました。
嫁いだとは言え、そこは一人っ子のお役目で、実家のお墓についても、ほったらかすわけにはいきません。
先祖のお墓は、両親が住んでいる所からも、私が住んでいる所からも、車で2時間くらいかかる場所です。
以前は、比較的お墓に近い祖母が、その後は私の両親が毎年夏やお彼岸に、お墓掃除をしていました。
しかし、3人とも自力でお墓の掃除に行くのは難しくなり、年に一度の墓掃除は、嫁いだ私と夫の仕事になりました。
今年は、初めて息子と二人で行く事に。
息子は、いわゆる”跡取り”ですから、本来は私の実家のお墓について、詳しく知る事はないのかもしれません。
しかし、私が一人っ子であるため、嫁いだから知らないとは言えませんし、私に関わる事ですから、子どもたちにも知っておいてほしい。
これは、実家のお墓問題を解決しないまま(永代供養か、移転か…)、私に何かあった場合、今の代々のお墓も無縁墓になってしまうのでは?と心配するから、というのもあります。
実家のお墓がある場所は、共同墓地のような所なのですが、最近の共同墓地ではないので、管理料を納めるタイプではなく、昔の世話役さんたちが開いた墓地のようです。
なので、管理はあってないようなもの。
利用する私たちとしては、お金がかからないのでありがたいですが、その分自然災害などでなにかあった場合には、全て当事者負担です。
それと、だれも管理する人がいないような無縁墓についても、そのまま放置の状態。
我が家の隣は、もう20年くらい誰も来られていないので、今ではお墓があるかどうかさえ、わからないほど、草が生い茂っています。
そして、ここ数年、毎年掃除に行くたびに「ここ、去年から誰も来ていないのでは?」と思えるお墓が、増えています。
お子さんたちが遠方で、そのままになったのか、きちんと伝えていなかったのか…
この無縁墓の問題は、今後もっと深刻になります。
空き家問題と同じく、少子高齢化と地元から離れて生活し、そのまま地元には帰らない人が増える中、先祖のお墓が気になりながらも、そのままになってしまう。
気になるけれど、パッと解決するのは難しいお墓の問題。
あなたは、お墓に関わる問題に関係していますか?
自分にとっての終活の問題をみつけるには、エンディングノートを書いてみるとわかりやすいですよ。
90分で書けるエンディングノート
→エンディングノートスターターセット
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