特定非営利活動法人

エンディングノート普及協会

月別アーカイブ 5月 2018

著者:赤川 なおみ

ケアニン特別上映会@福山市新市公民館

昨年10月に尾道シネマさんで観た時から「絶対自主上映会を開催して、一人でも多くの方に観ていただきたい!」と思っていた”ケアニン〜あなたでよかった〜”

念願かなって、福山市新市公民館で上映させていただくことになりました!

新市公民館さんでは、2017年4月より毎月1回のコミュニティカレッジ「らくらく終活」の講師や、新市公民館さんの公民館便りにコラム「みんなの終活」を寄稿させていただいております。

地域に密着した公民館というのは、車を利用しない人、インターネットを利用しない人には、

貴重な情報収拾・情報交換の場

となっています。

エンディングノートや終活講座も、歩いて行くことができる場所で開催してくれるから聴きに来たとおっしゃる方が多く、当協会でも公民館や地域のコミュニティ会館などの講師ご依頼を積極的にお受けしております。

また、新市公民館さんでは、毎年「シニアライフセミナー」を開催されていますが、昨年度より「認知症」に特化して連続セミナーを開催されています。

2017年度のシニアライフセミナーの様子

  • 認知症について正しく知る。
  • 認知症について正しく理解する。
  • 認知症について正しく知り、理解することでお互いに支え合うことができる。

こうして地域で認知症への理解を深めることは、自分が、家族が認知症と診断されても、住み慣れたまちで安心して暮らすことに繋がります。

2018年度も引き続き「認知症」に特化したシニアライフセミナーを開催されることになり、今回のケアニンの上映会をセミナーへの導入として、さらに気持ちを高めて行きましょう!ということになりました。

ケアニン〜あなたでよかった〜は、実際に存在する神奈川県藤沢市の介護施設あおいけあの小規模多機能型居宅介護「おたがいさん」がモデルになっています。

新人介護福祉士 大森君が人のおばあちゃんとの出会いから、様々な経験と葛藤を繰り返しながらしっかりとした”ケアニン(ケアする人)”に成長していきます。

ここだけご紹介すると、介護福祉士さん向けの内容?と思われそうですが、私のオススメは家族の変化です。

母親の認知症が進行して行く中で、受け入れられない息子。

素直におばあちゃんと向きあう孫娘。

どこでもありがちな「認知症について正しい理解がなされていない、情報を得ていない家族の姿」が、ケアニンとの出会いから認知症を理解し、母親への接し方や気持ちが変化していきます。

映画のモデルが実在する施設での日常ですから、映画やドラマにありがちな「それはドラマだからでしょ」という仲の良い家族の物語ではなく、みなさんもこれから経験するであろう未来を観ることができますよ。

日 時:2018年6月9日(土) 13時30分〜16時

会 場:福山市新市公民館
   福山市新市町

鑑賞料:300円(チケットのお求めをオススメします)

今回は100席限定!です。もう少しお席がございますが、できるだけ早めにご連絡ください。

お問合せ、お申し込みは下記のお申し込みフォームからお願いいたします。