特定非営利活動法人
本日は、岡山県浅口市老人クラブ連合会様で毎年行われている講演会で「お薬手帳から始める簡単終活」~私らしく生きるために~というテーマで登壇をさせていただきました。
さすがに老人会連合会総会の講演会ということで、会場も大ホールでたくさんの方が足を運んでくださって、約400名とのことでした。ステージから見た客席は圧巻・・・
お薬手帳から始める簡単終活がテーマでしたが、
①自己紹介
②協会の紹介
③エンディングノートの歴史
④チェックシート(ワーク)
⑤チェックシート解説
⑥お墓事情
⑦葬儀事情
⑧お薬手帳を使った終活
の順番で講演をさせていただきました。
「終活」「エンディングノート」という言葉を聞くと、どうしても年配の世代のモノであるという認識があります。そこでなぜ私が30代であるにも関わらずエンディングノート普及協会に携わっているかを自分の経験を基にお話をさせていただきました。
私の年齢を言うと最初は会場にどよめきが起こりましたが、体験を話している中でどうしてやっているのかということをわかっていただいた様子で頷いて聞いてくださる方が何名もおられてとてもスムーズに話をすることができたと思います。
チェックシートの解説からは、私に変わり代表理事の赤川が公園をさせていただきました。
協会独自のチェックシートを使い
と思っている方にも少しもで気づきがあればという気持ちでこのチェックシート使っています。
やはりチェックシートを使うと参加されてる方々の中にもご自身で気づいていなかったことが明確になったりするようで、ワークを真剣にされておられました。
その後、岡山県近辺の葬儀事情や、お墓事情を伝えさせていただいた後は、私どもの協会でしか行っていない
お薬手帳を使った終活
をお伝えさせていただきました。
をお伝えさせていただいたので、少しでも参加された方が行動に起こしてもらうことができればうれしく思います。
協会オリジナルコンテンツである「チェックシート」と「お薬手帳を使った終活」で、少しでも興味をもってる方の「終活」や「エンディングノート」をお手伝いできればと思っております。
朝から雪が降る建国記念日となりましたが、福山市のふれあい・いきいきサロンとして新市町で毎月活動されているサロンでお話しさせていただきました。
ふれあい・いきいきサロンは、同じ地域の人同士で「担い手」と「利用者」が、協働で企画・実施している活動で、主には高齢の方や体の不自由な方など、自宅に閉じこもりがちな人が少しでも外出する機会を持つことができうよう、楽しい催しをおこなっておられます。
また、三世代交流などを行なっている地域もあるようで、現在は約400ヶ所に広がっているそうです。
今回お話しさせていただいたのは。実は隣町というか同じ町内のお隣学区にあるサロンさん。
約20人の方が寒い中を集まっておられるのは、担い手さんのご尽力のたまものだなぁと思います。
今回は、葬儀の際にいまだ「隣組」のお手伝いが存在する地域において、葬儀をどのようにして決めていくのか?についてを中心に、救急医療情報キットの見直し、延命治療についてなどをお話しさせていただきました。
隣組が存在したり、、他人であってもご近所の葬儀には参列する習慣が残ってる地域において「家族葬」は何かと問題が多くなります。
家族や親族が少なかったとしても、ご近所さんは参列しますからそこそこの人数になります。
また、参列するご近所さんも「ちょっと面倒」という気持ちが全くないとは言わないけれど、やはり「お世話になったし最後のお別れをしよう」と思っています。
そして隣組がある私たちの地域では「お手伝いして当然」「参列して当然」と思っているし、お互い様という気持ちも強いので
家族葬ですからお手伝いも結構です
と言われてしまうと、あ〜よかったという気持ちよりも「え?そうなの?」という気持ちの方が強かったりします。
なんだかお付き合いをシャットアウトされた気分?でしょうか。
こうしたことを考えても、葬儀を家族葬にするのか、一般的な葬儀にするのか?は地域によって考え方が異なります。
そして
家族葬は簡単で安い(だけじゃない)
という謳い文句で決めないで〜!ということ。
今後は、これまで以上に葬儀に関する正しい理解やご近所づきあい、親戚づきあいなどを考えていく必要がありますね。
冷蔵庫に保管するタイプの救急医療情報キット。あちらこちらで普及しているようですが、キットの中の情報は新しいですか?
一度書いて冷蔵庫に入れたら、数年そのまま・・・という声をよく聞きます。
こちらのサロンが開催される地域でも、数年前に配布されたようなので、皆さんにキットをお持ちいただきました。
さて、中身は正しく記入できているでしょうか?
様々なチェックポイントとともに、緊急連絡先に書いた人は、どのくらいの時間で駆けつけてくれますか?という質問もさせていただきました。
緊急連絡先・・・
確かに電話はすぐに繋がった。
でも「すぐいらしてください!』の救急隊員の言葉に
えっと・・・そこまで半日以上かかります・・・
半日ならまだしも「海外赴任中です」とか、大雨や大雪で交通機関が止まっていてすぐにいけません!などということも、現実としてあるでしょう。
そんな時、かけつけるまでどうするのか?ということも考えて家族で話し合いたいものです。
家族が遠ければご近所さんにまずはお願いするのも、一つの方法です。
誰もいないことに気づいたら、社会福祉協議会や地域包括センターなどにすぐに相談してみるなど。
救急医療情報キットの情報更新をするだけでも「今すぐできる終活」が見つかりますよ。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会は、このようなサロン活動の場にも講師派遣をいたしております。
その地域で必要なこと、地域の習慣や生活に根ざした終活の方法などをお話しさせていただきます。
気軽にご相談、お問い合わせください。
広島市西区介護者教室さま主催の「エンディングノートを活用したその人らしい最後を考える」でお話しさせていただきました。
今回のサブタイトルは
終活は葬儀の準備だけではありません
ということで、「今すべきこと」を中心にお話を進めさせていただきました。
いつものように自己紹介から始めたのですが、実は今回の自己紹介はいつもと違いました。
というのも、今回の会場となった広島市西区小河内町は、私が小学生時代を過ごした町なのです。卒業した小学校が近くにあり、会場となった場所にも子どもの頃に出入りしたことがあった懐かしい場所。。
参加してくださった方の中には、私が卒業した小学校の大先輩もおられ、なんだか嬉しくなってしまいました。
お話の途中では、チェックシートを使ってご自身に関係すること、今すぐ始めることのできる終活を見つけていきます。
どうしても「いつから」というところで後回しになってしまうので、会場にご自身で来ることができる元気な時にできることに気づいていただくのです。
そして、あれこれ考えて行くと・・・
そう!生きている=やること満載!なのですね。
と思っていても、生きている限りは何も身にまとわず、何も食べないということはありませんよね。
ご自身亡き後、ご自身が亡くなる時まで身にまとっていた服を、ご自身で捨てることはできません。誰かに捨ててもらわなくてはいけない。
これは極端な話ですが、生きているってそういうこと、誰も一人っきりで人生を完結することはできないのです。
みなさんは、今日から何を始めますか?
時間より少し前に会場付近の市電の電停に降りると、懐かしみながらぶらぶら。
懐かしい!毎日通っていた歩道橋です。珍しい螺旋の歩道橋。
渡って見ましたが、子どもの歩幅では広かった階段も、今では「こんなに狭かった?」という印象。この螺旋階段の途中で喧嘩して、追いかけて、追いかけられて。
歩道橋を降りて、この道の奥に小学校があります。ここも思い出の中では長い距離だったけど、今見るとすぐそこなんですよねぇ・・道幅も狭いし。
この道を歩きながら、いろんな話しをしたなぁ・・・
こうして、懐かしい場所に行くと一瞬でその時代に戻ることができますね。
もう一度行ってみたい場所、会ってみたい人、食べてみたいもの。思うだけではなく、行ってみることも大切です。
こういう一つ一つが
と、動けなくなった時に後悔に繋がったりします。
この行動も「またいつか」と言ってしまいがちですが、そう思っていたのに行けなくて後悔するくらいなら、早めに行って、ずっと元気なら何度でも行けば良いと思いませんか?
悔いのない人生を!
とよく言いますが、これはたいそうなことをさしているのではなく、このような小さなことの積み重ね。
エンディングノートに書いたり、自分が亡くなった後のことを考えるような終活とは違って、楽しい終活ではありませんか?
気が重くてエンディングノートに向き合えないなら、今すぐできる終活から初めてみましょう。
私も今回の歩道橋の写真は、エンディングノートに挟んで「小学生時代の思い出」と書いておこうかな〜。
新年=年度末、という方も多いですね。
実は、この時期多いのが、
エンディングノート&終活講座の駆け込み講師派遣のご依頼
なのです。
年度末になって
などなど、様々な状況はあると思われますが「なんとかお時間ありませんか?」というご相談が多いのもこの時期です。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では、急な講師派遣のご依頼にも対応させていただきます。
ご依頼いただく際、主催者の方が気にされるのは「終活なんて、参加する方は抵抗があるのではないの?」ということのようです。
この二点を心配されるようですが、当協会の講座は
ことをモットーにしております。
主催者のみなさまからも
など、「やってよかったです」という感想をいただきます。
これからますます「自分のことは自分で」「在宅で」という流れになってきます。
これからの超高齢社会、人生100年時代は、社会全体で考える問題。年齢や世代は関係ありません。
まずは「終活の今」「今できることは?」をみなさんで共有しませんか?
講演時間は60〜120分、講演内容はエンディングノートの書き方からイマドキの葬儀やお墓事情、終末期の過ごし方や介護、認知症まで、ご希望に合わせてお話させていただいております。
講演では、基本的にはプロジェクターを使って写真やイラストを見ていただきながら、笑顔で聞いていただける内容を心がけております。
参加人数の指定はございませんので、少人数から何百人までの大規模なものまで、主催者の方のご意向にお任せしております。
エンディングノート同様決まった形はありません。
費用や開催日など、まずはお気軽にご相談ください。
◎エンディングノートを活用したその人らしい最後を考える
〜終活は葬儀の準備だけではありません〜
広島市西区家族介護者教室さま
2月9日(金) 13時〜15時
◎お薬手帳から始める終活&救急医療情報キットの見直し
福山市新市町9-2町内会さま
2月12日(日) 10時〜11時
◎やる気になる終活セミナー
〜自分らしく生きるために、終活のヒントを探してみよう〜
福山市駅家西公民館さま
2月15日(木) 10時〜11時30分
◎お薬手帳から始める終活&救急医療情報キットの見直し
福山市新市町いきいきサロンさま
2月17日(日) 10時30分〜11時30分
◎お薬手帳から始める終活
府中市老人大学さま
2月20日(火) 10時〜11時
◎お薬手帳から始める簡単終活〜私らしく生きるために〜
浅口市社会福祉協議会さま
2月27日(火) 14時〜15時30分
◎お薬手帳から始める終活
愛媛県遠温市
3月2日(金) 13時30分〜15時00分
◎お薬手帳から始める終活
福山市常石公民館学区民大学さま
3月24日(土) 10時半〜11時30分
講師のご依頼は下記フォームに必要事項をご記入の上送信ボタンを押してください。
島根県浜田市金城は広島県と島根県の県境に近い山間の町。自然豊かで元カープ選手の佐々岡さんの故郷だそうです。
実は3年前にも金城で講演させていただいたことがあり、今回は2回目のご縁をいただきました。
秋晴れの気持ちのよい1日。紅葉を愛でながら会場へ。
会場には40人弱の地域の皆様が集まってくださいました。
自然豊かな山間の町・・・ということは、交通事情があまりよろしくなく、過疎が進みがちで高齢化率が高く成りがちで。金城も高齢化率35%を超える地域です。
つどいに集まってくださったみなさんも、平均年齢は70〜75歳くらいだったでしょうか。
みなさん車でこられます。それしか交通手段がないのです。
これはどの過疎化が進む地域も同じ状況でしょう。
そして、これまで先祖代々一生懸命守ってきた家や土地が、相続する際に重荷になっているというのも、高齢化が進む地域の悩みの一つです。
講座の中では、終活のこと、エンディングノートのことをお話しさせていただきますが「お話したら書ける!」と、一筋縄ではいかないのがエンディングノート。
話しを聞くと、簡単に書けそうなんですけどね。
実際には書けません。
思った以上に「決めたことを文字にして残す」というのは、難しいものです。
そこでエンディングノートの前に、少し書く体験をしていただきます。
この二つをみなさんにしていただきました。
この「連絡先を書く」というのは、みなさん簡単なようで面倒なのです。
携帯電話を取り出し、画面を開き、連絡先になる人を探し、電話番号をみつけて書く。
これだけの動作ですが「めんどくさい」と会場から声が漏れます。
そう、面倒なのです。
そして「いつでもできる」と思ってしまい、後回しにします。
そのうち、やらずじまいなのです。
連絡先を書くこと一つとっても面倒なのに、40P以上あるエンディングノートを書くことは相当ハードルが高いと思いませんか?
生きている全ての人に関係する「終活」「エンディングノート」なのに
と後回しにしてしまうのはなぜでしょう?
もちろん、あなただけではありません。多くの方が同じ状態です。
これは、まだ大丈夫と本当に思っているわけではなく
面倒なので落ち着いた時に。時間のある時に
と思ってしまうからでしょう。
本当に「大丈夫だ」「不安は一切ない」と言い切れる方は少ないはずです。
ですが、日々のあれこれに紛れ、時間がないなぁと思ってしまう。
それも仕方ありません。
ですから、講座の中ではお話しを聞いていただくだけでなく、一つでも書いていただく体験をしていただきたいと思っています。
まずは自分で行動をしてみる。
自分に向き合う体験です。
時間がかかることに気づき、二択であっても意思を決めるのは難しいことを体験していただき、少しでも進めるきっかけになるように。
地域にある問題、これだけは書いて欲しいこと、みなさんの不安を解消し「やっておけばよかった」にならない、笑顔で毎日を暮らせるために、終活・エンディングノートの始め方を聞いてみませんか?