エンディングノートナビゲーター®️、エンディングノートの書き方・終活講師の赤川なおみです。
私は中学生の部活動で始めた楽器の演奏がきっかけで、大学も音楽を勉強しました。
特定非営利活動法人
私は葬儀もお墓も必要ない。
お骨は散骨してちょうだいと言う方も多くなりました。
お墓を残すよりも簡単と言うイメージのある散骨ですが、実際には様々な手続きも必要になりますので意外と実行する側においては大変かもしれません。
散骨までの準備の1つ、粉骨について考えてみましょう。
散骨をする場合にはお骨をパウダー状に粉骨する必要があります。
残された人に散骨をお願いする場合には、この粉骨も合わせてお願いすることになりますが、どのようにして行うかご存知でしょうか?
エンディングノートに散骨希望と書いてあったけれども「何をどうしたら良いのかわからない」と残された人を困らせてしまう結果にならないためにも、粉骨などの情報も入れておきましょう。
粉骨には様々な方法があります。
散骨を希望する場合実行してもらいたい場合には、残された人にはこの情報まで残しておく必要がありますね。
粉骨は自分で行う方法と、業者さんにお願いする方法があります。
大切な人のお骨だから自分で行いたい!という方もおられますが、骨は想像以上に硬くてパウダー状態までというのはかなりの時間と労力がかかります。
こちらのHPでは、様々な方法と時間、注意事項が書かれていました。
こちらのサイトでは、NPO法人やすらか庵さんの粉骨道具をレンタルしていうということでしたが、様々な粉骨方法を検証され、時間や注意点などを表記してくださっているので、かなり参考になるかなと思いました。
散骨するには2ミリ以下の粒度にすることが必要
と書かれていて、確かに2ミリ以下というのは、かなりサラサラのパウダー状態まで砕くということだなぁと、改めて思ったのでした。
私の場合は、砕く作業そのものよりも、匂いが耐えられるだろうか?というところが気になっています。
火葬場の匂いをそのまま砕く際に匂い続けるのか?と思うと、今の私には難しいなぁと思います。
それでは専門業者さんにお願いするなら?と言うことですが、どのようにして業者さんを探していくのか?ですよね。
検索では「粉骨 業者」と言う感じで検索します。
思っているより多くの業者さんが検索できます。
多いのは、海洋散骨など散骨サービスと一緒にサービスを提供されている場合が多いですね。
散骨をする際には、必ず粉骨しなくてはいけませんからね。
その中で、業者さんに依頼する場合に「手作業なのか、機械なのか」で料金が違う!ということをしりました。
先ほど自分でやるのか?業者さんにお願いするのか?と同じくで、自分ではできないけれど大切な人の骨だから機械で砕かれることには抵抗がある!という方もいらっしゃいますよね。
その場合は、手作業で行ってくださる業者さんもあるので、そちらにお願いしてはいかがでしょうか?
ゆうパックでお骨を送る方法
https://tokyosankotsusya.jp/entry11.html
非常に詳しく書いてくださっています。
ご紹介しているのは、粉骨サービスを行っている業者さんですが、他にもお骨を送る場合には、参考になさってはいかがでしょうか?
こうして「どうにもならない!」と思うことも、色々な方法があり、解決方保がありますね。
とはいえ「今すぐどうにかしたい!」という状況で探してしまうと、選択肢が少なくなってしまうので、余裕を持って終活を進めていきましょう。
終活の情報や状況は日々変わっています
終活もエンディングノートも一度書いたら終わりではありません。
というのも、人の生き方が変わるように、終活の情報もエンディングノートもどんどん変化しています。
一度やったから大丈夫!とやりっぱなしにしないで、アンテナを張りながら少しずつ更新していきましょう。
私たちも、日々新しい情報をお届けできるように努めて参ります。
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延命治療を希望しない、最期は住み慣れた家が良い。
多くの人が希望するこの二つのことが、どうして実現しないのだろう。
どうして難しいことなのだろう。
その答えは、一人一人がしっかりと「生と死に向き合うこと」と医療の現場の「慣習に疑問を持つ医師が増えること」なのかもしれないと考えさせられた「映画:痛くない死に方」を観ました。
延命治療をどうするか?ということに関しては、ただ漠然と「管に繋がれる延命治療は嫌だ」と思う人が多いけれど、「痛いのは嫌だ」というのは、全ての人が思うことでイメージもしやすいことだと思う。
それでは「痛い」というのは、どういうことか?
イメージとしては、身体のどこかが痛くてのたうちまわるイメージかもしれないけれど、その様子を見ている(看ている)人も痛いし辛い。
亡くなる間際に「こんなことなら◯◯しておけばよかった」と人生を振り返って後悔する人が多いと言われるけれど、それと同じように「生きている間に◯◯してあげればよかった」と後悔する家族は本当に多い。
そして、一番近くで見ていた人にとっては、非常に痛い経験であり、記憶として残ってしまう。
まさしく「本人も家族も痛い最期」がこの映画の前半で描かれていた。
末期癌の父を看病する娘は、父の「最期は家で」という希望をかなえるために、様々な勉強をし、献身的に尽くしていたのに、なぜ「痛い死に方」になってしまったのか。
「最善を尽くして死をまつ」と言い切れるほどに勉強し、腹を括っていた娘の心を打ち砕いたものは何か。
お父さんの苦しむ姿にはグッとくるものがあったけれど、私はそれよりも娘役の坂井真紀さんに自分を重ねて涙が出た。
10年以上前、遠くに住む友人に代わって友人のお母さんの看病をしていた時、家族の都合もあって管に繋がれたそのお母さんの付き添いをしながら、今回の映画と同じ光景を何度もみた。
その光景を、ただ見ているしかない自分が娘役の坂井さんに重なった。
悔しいやら、辛いやら。
辛そうな友人のお母さんのそばで、苦しくても心臓が止まらない、なんとも言えない時間は「痛い時間」以外の何ものでもなかった。
テレビドラマでは、管に繋がれていても動かなくなって、カクッとなったらご臨終ですみたいなシーンばかりだけれど、人が命を閉じる時ってそうじゃない。今回の映画では、その時を鮮明に思い出すほど忠実に表現されていると感じた。
映画前半の涙は、可哀想なんていう感情ではなかった、自分が痛い、辛い、怖い、そんな感情の涙だったと思う。
臨終儀式というと、本来は亡くなってからの流れのことを指すようだけど、今回の映画で描かれていたのは、主人公で研修中の柄本さん演じる在宅医が「なぜ在宅医になったのですか?」と先輩に聞くシーンで使われていた。
聞かれた先輩在宅医は、蘇生のための心臓マッサージではなく「患者の死を認めたくない」ための心臓マッサージのことを思い出し「臨終儀式」と言った。
その言葉に私はハッとして、急いで書き留めた(今回は映画の途中、真っ暗な中で幾度もノートに書き殴っている)。
そう言えば他にも「早く退院させるための遺漏の増設」や「時間通りの痛み止めの投与」など、医師も患者も当たり前だと思っていることが、実はそうなの?と考えるきっかけになる場面がいくつもあった。
私も祖母の介護の際、少し体調を崩して入院した際に「食欲が落ちているので遺漏にした方が」と言われ、それを拒否すると「それでは施設には戻れませんよ」と、家族が困るであろう言葉を突きつけられた。
この時初めて「遺漏なら施設にいられて、最期まで口から食べさせたいと言えば、在宅で診るしかないのか」と気づいた。そんなことになるとは、施設入所の際に誰も教えてくれなかった。
その後色々と調べていくうちに「遺漏が病院の医師の切り札的なもの」になっていることもわかってきたし、在宅医とは他の選択も検討できることを知った。
こう考えると「延命治療をしたくない」という希望は、「あなたのためを思って」と本人の気持ちを受け入れられない家族と、敗北感を味わいたくない医師によって遮られるのだと、映画を観ながら改めて感じた。
生きるとは食べること
延命の 家族愛とは エゴイズム
この言葉の本当の意味を、しっかりと考えていきたい。
最近では「本人の意思が大切」「意思決定の必要性」など、本人の希望について焦点が当てられるようになっている。
エンディングノートも、一歩間違えると周りの人はお構いなしの「わがままノート」が出来上がっていることもあるし、きっちり時間をかけて向き合ったにも関わらず、誰もそのノートの存在を知らないままということもある。
本当の意味で「本人の意思を尊重する」ためには、第一にそばでケアする人が腹を括る必要があると再認識した。
昨年末に義母の在宅看取りをした際に、多少なりとも情報があって、在宅で看取るということがどういうことかわかっていた私でさえ、何度も義母の意思を尊重するべきかどうか悩んだ。
尊重しているのか、見殺しにしているのか、自分だけではわからなくなってしまう。
本当にこれで良いのか?
もっとできることがあるのに、あきらめているのではないのか?
何が自然で、何をすると良いのか?
焦点の合わない義母の顔を見る時、一瞬意識がなくなる義母を見る時、本当にケアする家族が「これで良いのだ」と思えなければ、やはり怖くて救急車を呼びたくなると思う。
救急車 在宅看取り 夢を消す
宇崎竜童さん演じる終末期の男性が書いた川柳(もどき)の一つ。
そうは言っても、いくら腹をくくっていたって医師や医療従事者ではないわけで、素人の家族としてはどう判断したらよいのかわからない。
そんな時、やはりいつでも電話できる、相談できる医師の存在は必要不可欠で、映画の中でも妻役の大谷直子さんも、前述の坂井真紀さんも、思わず電話をするシーンがあった。
この時の電話対応で、大きく流れが変わるシーンについては、実際に観ていただいて考えていただきたい。
私も、信頼できる在宅医と出会えたからこそ、時間をきにしつつもメールをしたり、電話をしたり、時には夜中でもきていただいたりしながら、なんとか救急車を呼ばずに在宅で看取ることができた。
信頼できる在宅医との出会いは、そうそう簡単ではない(先生方申し訳ありません)ので、本気で「最期は家で」と考えているなら、ぜひ早めに調べたり相談したりしてほしい。
今回の映画は、当協会の代表として終活を考える立場としてはもちろん、これまでも、これからも介護が続く一人の家族としても、一人でも多くの人に観ていただきたいと思います。
原作の長尾和宏先生、脚本・監督の高橋伴明氏、演じてくださったキャストのみなさま、制作に関わられた全てのみなさまに感謝いたします。
原作・医療監修:長尾和宏
脚本・監督:高橋伴明
私は中学生の部活動で始めた楽器の演奏がきっかけで、大学も音楽を勉強しました。
私も大切なパートナーである楽器を持っています。
今はあまり演奏することがなくなったのですが、それでも他の持ち物のように整理をしたり、処分をしたりすることはできないもの。
しかし!楽器をお墓に持っていくことはできないわけですよねぇ・・・
先日エンディングノートを書きながら「楽器は最終的にどうなるんだ?」と考えました。自分がこの世を去った後、家族にはその楽器が必要な人もいないし、どうしよう?
かといって、自分がいなくなった後に宝物を処分されてしまうのも辛い。
う~~~~~ん。
どなたか必要としてくださる方に譲れるのが一番ですねぇ。
だとしたら、早く探しておかなくては・・・
大切なもの、誰に譲りますか?
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8月1日より4回目となるEN日週間がスタートし、各地で講座などが開催されました。
そして特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では、8月1日〜15日のEN日週間(エンディングノートの日週間)に「withコロナ時代に考える終活とエンディングノート」として、ライブ配信を行っています。
第7回目は「今こそエンディングノートじゃない?」を配信させていただきました。
スマホの普及率が上がり、Wi-Fiなどネットの環境が充実してくるに従って「オンライン」でのやりとりも増えていました。
そして「新型コロナウィルス」の登場によって、奇しくも「オンライン」の波は一気に加速し、これまで難しいとされていた分野でもオンラインで行うことが可能になりました。
オンラインが「距離」を確実に縮めてくれる一方で、オンラインでは見えない「心の変化」や「微妙な体調の変化」に気付きにくいという問題をどうするか?ということがこれからの課題でもあります。
これまでにも「もしもに備えて」と何度もお伝えしてきました。
交通事故や自然災害、生きていれば色々なことに遭遇もするし、命を落とすこともあります。
とはいえ、どんなに「もしもに備える」と言ったところで「まぁその時がきたら」という人が多かったわけですが、今回の新型コロナウィルスの感染拡大で「もしも」が少し身近になったような気もします。
だから、今こそエンディングノート!じゃない?
当協会主催のオンライン講座をスタートいたします。
特定非営利活動法人エンディングノート普及協会では
のエンディングノートの作成を普及しています。
今回のオンライン講座では、一般的な「エンディングノートの書き方」はもとより、受講していただく皆さんにとって「本当に必要な、エンディングノートに書いておくべきことは何なのか?」をご自身で見つけていただくことができるよう、講師の経験や最新の情報を交えてお伝えして参ります。
40代、50代の皆さんが抱える課題を解決し、いつでも、いつまでも自分らしく生きるためのエンディングノートを一緒に作成いたしましょう。
40代・50代の親世代といえば60代〜80代が多く、現役で働いている人もいるでしょう。
まだまだ元気!と言っていても、体力の低下や認知機能の低下は自然なこと。介護は突然やってきます。
そして介護する40代、50代は働き盛りに加えて子育て真っ最中の人も多く、ダブルケアになりがちです。
誰かが我慢するのではなく、誰もが自分らしく生きることのできる生活を維持していくことはできないのか?介護離職は仕方ないのか?
突然の介護生活が始まったとしても、できる限り自分の生活を崩さないための準備を始めましょう。
今回の講座では、介護する人もされる人も、みんなが自分らしい生き方をあきらめることなく、最期まで自分らしく生きるために、何を準備したら良いのか?どんな終活が必要なのか?
50代で同居の親、実家の親のダブルケア真っ最中のエンディングノート専門家 赤川直美が、
など、実体験を交えながらお伝えします。
今回の講座はビデオ通話システム「zoom」を利用して行います。
ご自宅のパソコンからはもちろん、パソコン以外のタブレットやスマホでも、インターネット環境があれば受講可能です。
1回60分の講座で、第1回〜第5回までの5回連続講座となります。
もし、どうしても都合が合わなくてその日に受講できない場合、平日夜や土日しか受講が難しい場合も対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
お申し込みは下記フォームよりお申し込みください。
受付期間:2020年8月13日(木)〜
受講方法:ご自宅のパソコン、タブレット、スマホからオンラインで受講してください。インターネット接続が可能な環境であればどなたでも受講可能です。(タブレット、スマホで受講される場合はアプリのインストールをお願いします)
詳しい方法につきましては、講座開始までにご案内させていただきます。
受講費:6,000円(税込み・全5回分)
※ご入金後のキャンセルや途中で受講できなくなった場合の御返金はいたしかねますので、ご了承ください。
定員:10名
お支払い方法:銀行振り込み又はPayPal決済
日 時 | 内 容 | |
第1回 | 2020年9月1日(火) 14時〜15時 | 終活は親子で始める〜変化に対応できる時に始める必要性〜 |
第2回 | 2020年9月16日(水) 14時〜15時 | 片付けは動線確保から〜家の中の動線確保がみんなを救う〜 |
第3回 | 2020年9月30日(水) 14時〜15時 | 介護保険でできることを知る〜早めの申請でもしもに対応〜 |
第4回 | 2020年10月13日(火) 14時〜15時 | ネットの力を活用する〜急な呼び出しで慌てないために〜 |
第5回 | 2020年10月27日(火) 14時〜15時 | エンディングノートは親子で書いて、親子でチェック |
2017年より8月8日はエンディングノートの日”EN日”として、毎年エンディングノートに関する啓発活動を行っていますが、今年は新型コロナウィルス感染予防を考慮し「オンライン開催」ということになりました。
EN日の開催にあたっては、私たちの協会による講座と一般社団法人マンダラエンディングノート普及協会さんが行う講座の2講座が開催されました。
私たちの協会では、基本に立ち返り
など、講座やご相談などでよく聞かれるエンディングノートに関する疑問、ご質問についてお答えしたいと考え、YouTubeライブ配信で「エンディングノートなんでもQ&A」を配信させていただきました。
よくある質問第1〜第3位について、配信の中でお答えさせていただいております。
第1位
エンディングノートはどこで手に入れたら良いですか?
第2位
オススメエンディングノートをおしえてください
第3位
エンディングノートはいつから書いたら良いですか?
書いて渡すタイミングが難しいのですが・・・
こんな感じが上位のご質問です。
これらの点について、配信の中では詳しくお答えさせていただいております。
また、協会が勧めております「お薬手帳から始めるエンディングノート」についてもご紹介させていただきました。
身近で大切なお薬手帳、ぜひここから始めてみませんか?
お忙しい方のために、動画の詳細欄に時間とお話している項目を明記しておりますので、そちらもご活用ください。
2020年のGWは「オンライン帰省」をされた方もいらっしゃいますね。 実際には帰省せずビデオ通話などで会話をするオンライン帰省。
夏こそは里帰り!と思っていた方も、感染拡大を受けて「お盆もオンライン帰省かな?」という人もいらっしゃるようです。
今回は、オンライン帰省とは?オンライン帰省の落とし穴?などについてお話させていただきます。
今回このシリーズを行うにあたり、色々と最新事情などを調べることも多いのですが、今回の「オンライン帰省」については、取り組む前と後では私自身の考え方も大きく変わりました。
慣れてきたようでも世代によって「オンライン」に感じる感じ方が全く違うことにも気付きました。
気付けたのは、こちらのブログを読ませていただいてからかな?
その辺り、動画の中で触れていますので、ぜひご覧ください。
18分くらいの配信ですが、お時間のない方は、YouTube画面の「詳細」を開いていただき、時間をクリックしていただくと項目の部分からご視聴いただくことができますので、ご活用ください。